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詩 童話

邪魔しないで


森の奥深くの深く掘られた穴の中に放り込まれた。


穴の底に横たわった身体に土砂が次々と被せられる。


死への恐怖からか、生きて行く上で必要な全ての責務から解放される歓喜からか。


心臓の鼓動が、何時もの数倍の速さで打ち鳴らされている。


肺に気管に口に鼻に土砂が次々と入り込む。


苦しさから逃れようと身体が弓形に反り返った。


息絶えた身体の上に土砂が被され暗黒の世界に閉じ込められる。


身体は暗黒の世界に住む住人たちにより何時の日か土に還る。


願わくば、肉体の全てが土に還るまで私の眠りが邪魔されない事を切に願う。





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― 新着の感想 ―
[一言] 生き埋めからの窒息死か圧死か。長い年月をかけ、徐々に徐々に体は分解されていくのかしら。ラスト一文、読み様によっては意味深だなぁと。全てが無くなったら、「私」は目が覚めるのかしら♪ 完全な精神…
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