表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/100

-70- 国力

 今日、流れたニュースによれば、日本の国力はドイツに抜かれ、世界第四位に下落したという。一時は世界第二位の経済大国と呼ばれた我が国も、今や四位か…と、ついつい老齢の私などは肩を落としてしまう訳だ。別に私がガックリ! と肩を落とすことでもないのだろうが…。^^

 穴吹は、美味しいウナギが食べられない物価高を怒っていた。怒ったところで、物価高が緩和されず、国力が強くなる・・という筋合いの話でもないのだが、怒れていたのである。^^ だが、怒っている間に穴吹は、ふと、あることに気づいた。それは、国力が落ちた原因である。

『そうかっ! 国民一人一人が豊かさの有難みを忘れたからだ…』

 穴吹は、昭和三十年代の物資が少なかった時代を思い出した。あの頃は、皆が必死に支え合い、国を豊かにしようと頑張っていた…と穴吹は思ったのである。

 穴吹さんが思われたように、豊かさの有難みを真摯(しんし)に国民一人一人が、もう一度、考え、ポイ捨てを無くせば、国力は回復するかも知れませんね。^^


                   完

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ