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魔法帝国の最恐少女  作者: かげろー
1/1

大戦の始まり《上》

主人公︰大穹結奈(おおそらゆな)

魔法帝国の王妃。元気でおっちょこちょいな11歳

サブ主人公︰夜栄月希(やさかるき)

魔法帝国内の町長の息子。結奈とは幼馴染で、少し口が悪い11歳。

羽瀬川結季奈(はせがわゆきな)

この子も魔法帝国内の町長の娘。結奈を姉のように慕っている礼儀正しい9歳。

大戦。

其れは噂から実現してしまった、1つの悲劇。

独りの少女が始めたと言っても過言では無い。

その世界は種族が5つ存在する、人間、魔法使い、獣人、エルフ、ドラゴン。それぞれの種族は協力し合いお互いに良好な関係を築いてきた、あの日までは。



1906年、9月中旬、まだ暑く強い日差しが差す中、魔法帝国を治めている夫婦が喧嘩をし、夫の方が殺され、そして妻の方も殺されていたという…調査した所、夫婦のたった1人の娘が母親を殺したと言ったそうだ。その衝撃の事実に国中、いや世界中迄もが驚いた、それと同時に魔法帝国を自国の領土におさめようとする他国の連中で溢れかえった。巷では「大戦が起きるんじゃないか」と噂されていた。

それを阻止する為に緊急魔法帝国議会で娘に国王権利を与えるべき、と発表したが他国は一歩も引き下がらない。そんな慌ただしい日々が続く中、少女はこう言った。「戦争をして勝った国に領土をあげる!」と。

この軽い発言のせいで大戦という名の悲劇が始まった

「いやー、まさかみんなのってくるなんて…ごめんね、みんな」

「…ったく、馬鹿じゃねえの?結奈は物事を軽く考えすぎなんだよ」

「だ、だって仕方ないじゃない!遊びのつもりで言っただけだもん」

「殺し合いと遊びを一緒にするな」

「っ…!!ご、ごめんなさい」

ムスッとした表情を見せたツインテールが特徴の女の子、そうこの子が事の元凶。大穹結奈、である。

そして、もう1人の男の子は狐のお面が特徴の夜栄月希。2人は11歳、幼馴染で親達の関係も良好だった。

2人共、大人が負ける位の魔力を持っている。

「お姉様ー!月希さーん!」

大声で呼び掛けてくる声の主は、

「あ、結季奈、どうしたの?」

年齢に似つかわしくない敬語の羽瀬川結季奈。9歳という幼さで強靭的な魔力を持っている女の子だ。

「あ、あのっ…救援物資が届いたので…1回拠点にもどりましょう…?」

「そうか、結奈、戻ろうぜ」

「うん…わかった」

そうして、敵陣地から何とか抜け拠点へと急いだ。

こんな幼い子供までもが、大戦に参加している、いや参加させられているこの戦いは、何時迄続くか誰もわからない───。

初投稿なので少し短めにしました。

続編はいつ出るかわかりません…

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