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あなたは誰?
4章
「皆さん。ここが校長室です。くれぐれも失礼のないようにして下さいね。」
おお、、なんだか威圧が凄い。
ギィー、とドアを開ける。
これが校長。思っていたより優しそうだ。
「久しぶりですね、三人共。」
?
「えーっと、あの、人違いではありませんか?」
「、、、そうだったわ。失礼。初めまして。まな、ひな、ゆうた。」
「あなた方にはこれからこの魔法学校で、授業を受けていただきます。マリ、あれを」
「はい。」
手渡されたのは服と杖?
「これからよろしくね。」
「は、はい!」
校長は優しく笑った。
「あとは、、この人があなた達の先生よ。これからはこの先生にいろいろ聞いてね。」
「では付いてきてください。」
「っ!返事っ!」
「はい」
「そこの馬鹿!返事しろ!」
あ、そうだ。ゆうたはまだ魔法が解けてないんだ。マリさん!どうにかして!
「お前らの捻じ曲がった根性を叩き直してやるわ。覚悟しといて。」
なんなんだ、この先生。