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初めまして
第1章
その日はただただ平凡な毎日だった。
わーい!夏休みだー!宿題も終わらせちゃったし、遊ぶぞ〜。
「ひ〜、まな、ひな早っ!」
「ふふふっ、ゆうたガンバー(棒)」
この3人は幼馴染。まなが小6。私とゆうたが小4。訳あって今は3人で暮らしている。
とりあえずゆうた頑張れー
3時間経過
「ど、読書感想文以外終わったー」
「観察日記は?」
「ペットの魚心にやってもらってる」
こいつ馬鹿だ
「あ!3時じゃん。おやつ食いに行こー」
3時じゃなくても食ってるだろ、、、つか、まな先に行っちゃってるよ
その時だった
「ぎゃぁああああああ‼︎」
「なっ何⁉︎」
「おれ、まなが大声だしたの初めて聞いた。」
「どーでもいいわ。早く行くよ」
ドタドタドタ
「まなーどったの?」
まなが震えながら指差す。その先を見てみる。
次の瞬間ひなは悲鳴をあげ、ゆうたは言葉を失った。