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始祖の少女と6つの弾丸  作者: 清茂きよし
1/2

1  ある日の朝(昼?)

「んっ!?」




 朝起きて鏡を見ると俺、草薮祐樹の目が輝いていた。

 

別に希望に満ち溢れていたとかそういうわけじゃない、むしろ高校で虐めをうけていた俺は希望なんてなかったし引きこもりで高2の今年四月から不登校だ。で、いつものとうり朝12時飯を取りに二階の自室から重い足を…ていうか今更だけど12時って朝じゃないな、でもまあ休日12時起きるのぐらい普通のことだろう。日々の疲れを癒す休日最高だぜ!まあ今日は水曜日なんでバリッバリの平日なんですけどね!

 まあそれはともかく俺の目が輝いていた、赤色に。かっこいいんだけどどうしよう、こんなの家族に見られたらカラコンつけてる中二病認定されてしまう!俺がしばらく顔を洗っていると



「おいクソ祐樹!はよ朝飯だせやおら!早くしねえとぶっころすぞグォルァ!!!!」



 地元のYAKUZAが現れた、間違った、俺の妹の楓だった、ちなみに奴も引きこもりで俺よりニート歴長い。常にテレビの前のソファーを陣取っており、立っているところは奴がいきなり休みだした3年前から見てない。まあ俺が部屋に引きこもっててソファーがあるリビングまでこないってことが理由にあるんだろうが。

 ちなみに学校を休んでる理由は彼女の口から俺にも親にも語られていない。だが大方いじめられていたんだろう。親も楓を傷つけないように言われたものはなんでも買ってきていたし言われたことは極力聞いていた。が、3年たった今では諦めて息子たちと何も話さない。

 俺まで不登校になったのが理由の一つにあるだろうが…まあともかく昔は可愛い奴だったのだが今では俺から何を言っても無視するが奴からは心をえぐる飯の催促しかない。


「俺らの飯ってカップ麺じゃないか、自分でそんぐらい作れよ、俺いま顔洗うので忙しいんだ。」


そう俺が言うと


「ハァ?私に動けってこと?無理無理、私動けないから。」


「ふざけやがって!お前なぁ!…あれ?」


 説教してやろうと思い顔を見ると目の輝きが消えていた。なんか残念、かっこよかったのに…てかなんか目の輝きが消えたって言い方よくないな。まるで俺が希望ないみたいじゃないか。なかったわw


「早くしろよこのクソカスのろまが!麺にお湯注ぐぐらいしかてめえに価値なんかないくせに口答えするんじゃねえ!!」


 まあとにかく楓がうるさいし作ってやろう。けして心をえぐられて負けたわけじゃない。悪口に反発するほどガキじゃないだけだ…てゆうかあいつだってひきこもりニートじゃねえか!!!!!くっそムカつくわあ!!







 ピンポーン

 


 俺がカップ麺にお湯を注いでいるとチャイムが鳴った。宅配便かもしれないしわざわざ玄関まで行かなくちゃならない。てかピンポーンてなるやつの名前チャイムでいいのかな、わからなくなってきた。


 そんなくだらないことをを考えている間に玄関までたどり着いた。そしてドアを開けると…














          俺は意識を失った…



じゃんじゃん感想宜しくです!

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