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2話
長く間が空きましたが、書き上げた2話目です!
「あーららヘヴァ押し負けちゃってるよ〜俺らの中じゃパワーは最強クラスなんだけどな〜。」
カノンが他人事のように呟く。相変わらず能天気だ。
さぁて、あの大男、どうしたものか・・・
と思った瞬間突然、空が晴れて世界が明るくなった。
いや、違う。光源は太陽ではない。ヘヴァだ。マキシマムスペースか…。
「おっ?」
ヘラクレスが怪訝な顔をする。目の前に現れたその異質な存在。
ヘヴァがヘラクレスに向かって飛ぶ。
その瞬間、自軍の誰もが結果を悟り目を背けた。
ヘヴァの着地音がなったところで見ると、ヘラクレスが持っていた武器の先端が、遅れて落下。
「最大出力の空間
マキシマムスペース、触れたものは、無くなる。」
敵軍に焦りの色が見られる。
ふぅ、とヘヴァが能力をとく。
「さぁ次は…どいつだ?」
世界観が変わらないようにしました。