魔物召喚は大事
書き溜めが無くなったともいいます。
思いついたら書き殴る予定ではありますけれど。
チュートリアル#2-2【魔物を召喚しよう】
ダンジョンといえば徘徊する魔物たち、魔物といえばダンジョン!!
と、誰かが言ってるだろうとは思う言葉である。
いや、どこの誰が言ったかどうかは知らないけど。
チュートリアルを進めるにあたって、やっておくべき事である。
ディアーナも目を輝かせています。
いや、ちょっとその期待の眼差しがさっきから痛いです、ヤメテクだしぁ・・・
ま、まぁ、そりゃそうでしょうとも、ダンジョンに魔物がいないなんて、そんなダンジョンある訳ないだろうし。
そしてそれらを束ねるのが、この自分という訳なんですしね・・・。
うん、全然実感わかないけど・・・
あ、そうそう、もちろん作成する魔物は決めてるよ?
もうね、モフり成分が渇望していてたまらないんですよ。
ということで、お安くて、モフれる。そんな魔物を召喚しますよ?
その召喚を行うモンスター候補、その一つウルフ系です。
いうんればワンコです。
ダンジョンウルフとかいう魔物で、狼のダンジョン専用?的な魔物ですが、端末でみれるその容姿は、それはそれはモフ・・・いえ、単純に安価で試せるからです。
モフりたかったからとかそういうのではないのです。決して。
と、ダンジョンコアを操作し、ダンジョンウルフ(5P)を召喚します。
魔法陣が浮かび上がるとか、光の柱がゆらゆらと醸し出すその状況は、最っ高なファンタジー具合なんですよ奥さん!
魔法陣が生成され・・・そこには一匹のワン・・・もとい凛々しい狼が登場した!!かと思えば、踠ように地面にのたうちまわるぐらい転がり、そしてピクリとも動かなくなった。
そして、光の粒子となっては、ダンジョンに吸収されるかの如く消え去って行った。
「「(・・・)」」
ディアーナと二人、何も言わずにその光景の一部始終を視つづけこの状況に茫然としていた。
考えてみれば当たり・・・前?
自分たち、何気もなくこの環境になれてしまってるけど、よーくよく考えてみたら、空気もなくそれに伴う気圧もなく、マイナスな温度になっているこの環境で、生命体が活動できるだろうか?できたのなら、それは生物というか化物ですよね。
なので、普通では生物が生存出来ない環境のど真ん中にいる事になる。
ディアーナは精霊なポジなので環境における耐性はほぼ無視できる。
そうなってくると自分、生命体なんですかね・・・?あ、耐環境と種族変えてたっけか・・・
「(どう、いたしましょうか・・・)」
先に再起動して声をかけてきたのはディアーナだった。
その表情と声からして、この結果もディアーナも想定できなかったということなのだろう、ただ、この状況をどうすりゃいいのさというのはさすがに自分も思いつかない。
とかもうモンスター配置とかのチュートリアル関連、もうお手上げでしょ・・・
それよりも、こういう自滅ともいう場合に消費したポイントがかえってくる事がないというのが解っただけでもよしとしようじゃないかな・・・うん・・・うん・・・
そんな中、むなしくも端末には"チュートリアル#2-2【魔物を召喚しよう】がクリアされました"という表示と、ポイント500が手に入った事が表示されていた。
あの名もなきダンジョンウルフの魂よ・・・安らかに眠ってくれ・・・
○後付…ゲフンゴフン、ダンジョン魔物設定
ダンジョンで生成された魔物が倒されると、
光となって消えたのちダンジョンへと吸収されます。
※ポイントはもどりません。(ここ重要かもしれない)
ちなみに、魔力で肉体強化された動物=魔物 としてます。
負圧の世界だろうと耐えちゃいます。ただし、空気は必要だった。南無