オペレーターは大事
ちょっと修正と追記
ダンジョンポイント、DPとでも略すのだろうか知らないが、ダンジョン攻略者を撃退するなどでポイントが加算される物としか記載がなかったため、まさか、チュートリアルでポイントが贈呈されるとは思いもよらなかった。
というか、説明書にチュートリアル関連がまったく記載されていない。
かなり不親切であると思ったが、取扱説明書を"読まずに"行うダンジョンマスターとかがいたため追加した機能なのだろうか?
うん・・・ありえる
チュートリアルでポイントが加算されるということで、率先してチュートリアルを行わせ、取扱説明書的な物を視なくとも、ザックリと運営方法が学べられるというやつだろう。
ただ、後付だからだろうか、説明書的な物には一切記載されなかったという点であろうか。
というか、改定されてないんだろうなと・・・
これ、暇に任せて読み下していったが、あのかたっ苦しい説明分を本などの書面化したとしても、読みづらいし分かりづらいこと請け合いだし、シカタナイネ。
さて、とりあえずはチュートリアルを消化していくことでポイントが加算されるという事は解った。
解った・・・のだが・・・あの桁数値まで届く要素がまったく想定できないのもまた事実
ま、まぁ、膨大な時間が有り余ってるし、それで進めてみるのが良いよね・・・?
焼け石に水だとは思うが、何もない寂しい・・・もとい、刺激のないファンタジーライフは面白くもない。
なので、チュートリアルを進めようじゃないかと・・・
それでは早速と、チュートリアル画面をタップして表示された文字は
【チュートリアル#1:オペレーターを作成しよう。】
お、オペレーターだ。
ダンジョンといえばオペレーターが付くとかいうのもあったけか。
最初期はそんなの無かったけれど、これも操作説明など読まないダンジョンマスター育成の一環なのかね。
表示されたのは、種族に性格に容姿にと色々行えるみたいである。
オペレーターといえば受付嬢みたいな物だろう、となれば理想としては、おとなしめな性格で、あと美人で、しかもキャリアウーマンといった所にすれば・・・と、生成されるオペレーターの子が、かなり理想な物になっていた。
うっほ、かなりの美人さんだ。よし、これで決って・・・10000P・・・
って、ポイント使うのかよぉぉぉ!!
まずい、かなりまずい。これで10000ポイントとかごっそりもっていかれる所だった。
あぶなかった、気づかないで決定なんて押してしまったらと・・・これは巧妙な手口という罠だ。
見た目に翻弄されたまま、YES!とか押してしまいポイントがごっそり減るという、孔明さん並の罠である。
危なかった・・・
一度、全部リセットしてデフォルトにしてみると、消費ポイントは50ポイントであった。
ふむ、ならば、一個一個検証していこう。
種族の設定は少しポイントが高い物があり、性別に関してはどっちを選んでも問題なかった。
念の為、仮検証用の裏ページ(デバッグページ)をみてみたら、やはり変わった物があった。あったのだが・・・なんだよ、性格にドSにドMにリョナとか、誰得だよ…絶対オレじゃない。
他にもヤンデレから始まり、ヤンヤンにドジっ子なんてものもあるし、こんなのが実装されなくてよかったと思います。
というか、誰の趣味ですかコレ・・・
と、とりあえず、ここは無難にと、デフォルトに手を少しだけ加えた物にする事にし作成を行った。
消費したポイントは、チュートリアルで手に入れた100ポイントでだ。
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「・・・・。・・・・・・・・・・・・・・」
何を言っているのか聞こえない
聞えないため解らない、解らないから首を傾げてみると、目の前にいる存在は、伝わっていないのを理解したのか、必死に口パクで何かを訴えてきているのは解るのだが、やはり何を言っているのかはわからないままであった。
が、次の瞬間驚かされた。
「(始めまして、マイスター。以後、お見知りおきを)」
「なっ!脳内に直接だと!!」
〇世界観設定
・ダンジョンオペレーター
各ダンジョンのダンジョンマスターに対してサポート役となる存在。
当初はいきなりダンジョンコアの部屋にポイッと廃棄…じゃなくて放り出され、
右も左もわからぬままにダンジョンを育てる事ができずに、
そのまま絶えた者が続出したため追加実装された。
(一部の(廃人)マスターたちは、そんな事もなく生き残っていたりするが。)