願いは大事
青い空、白い砂浜、そして輝く蒼い海
吹き付ける潮風、照り付ける太陽など、どこか懐かしいとさえ思えるほどに、この体中で体感をしているまっただ中であります。
そう、今まさに海という物を堪能しております!
「いい天気だなぁ・・・」
「そう、ですね」
「(ZZzzzzz)」
ただ、海そのものには近寄れないけど…。
*****
あれからこのビーチ空間と、灰色の世界とのつながりがどうなってるのかと色々ためしてみる事にした。
例えば、砂浜の一握りもって外に出てみたら、外には持ち出せれた。
逆に灰色の世界から石を一つ持ち入れると、これもすんなり通った。
これは想定内。
で、今度は灰色の世界から石を"投げいれる"てみると、音もなくこちらへ戻ってきた。まるでそのままUターンするかの様にである。
逆に砂浜の砂を出入り口付近に投げつけてみると見事に跳ね返るというか吸い込まれて吐き出されるという感じで戻ってきた。
ここまでも、まぁわからなくもない。
で、つぎはやや長い長尺とする棒を作り出して、灰色の世界から砂浜の世界へ手に持って差し入れてみるとすんなり入る。
ならばと、入ってる最中で手を放してみたらどうなるか?とやってみたら、押し戻される形で灰色の世界へと"にゅ"という感じで戻ってきたかと思ったら、そのまま落ちた。
う、うん、まぁここもOKとしよう。
ならばと、こんどは先ほどの状況を作り、"にゅ"っと戻ってくる「最中」に再び手に持ってみるとどうなるのか?と、数回ためしてみて解った事と言えば、割合的に大きく残っている方へ吐き出される。という結果だった。
う、うーん・・・納得はできるけれど、なんかシコリが残るというか…
ならばと、砂浜側で倉庫にしまっておいた水を手ですくって境界線を全部超えてみると、水はきれいさっぱりなくなります。ならば今度は境界線の半分ぐらいまで出してみると、境界線と思われる場所で見事に断層が出来ており、砂浜側は液体、灰色の世界側はすっかりなくなった状態で分かれております。
もうね、この境界がどういう原理なのか、ファンタジーという言葉でしか表せれない。
とりあえず、通過が可能となるのは「身に着けている」という条件設定なんだとはわかるのだが、それ以外の時は、なんというか微妙にずれてる「どこ〇もドア」理論というか・・・
ここはあれだな。こまけぇ事はキニスンナ!理論で通すか!
*****
とまぁ、境界となる場所に色々やった挙句、なんとか使い様がないかと思いつつも灰色の世界に設置してた日向ぼっこセットとしてるデッキチェアとテーブルを だいたい海が見渡せる方向に設置しその上に寝転がりながら太陽の光を浴びております。
ああ、そうそう、まさかOTORIYOSEの羅列にビーチパラソルとかトロピカルジュース(ストロー二本挿し)がお安かった(2P~5P)ので、「こういう雰囲気は大事だ」と言い訳をしながらOTORIYOSEを行ってくつろいでいます。
トロピカルジュース(ストロー二本挿し)のストローの存在に驚きを隠せなかった方が約1名おられましたが、そういやこの世界にストローなんてあったのだろうか?どうみても、プラスチック製だよなぁ・・・こんなのが無ければ、ひと財産得られるんじゃね?とか思ったりするのだが、商売する相手いねーよ・・・
などという事を思いながらも、念願が叶ったアレを堪能・・・いや、確認をしおわって一息ついている状況です。
「いい天気だな」
「そう、ですね・・・」
「(ZZzzzzz)」
と、最初の所に戻る訳です。
あれから色々と試すのを一旦やめ、この空間がいったい全体どういう物かを調べる必要があると主張(という名の説得)が見事に通り、いまは寝っ転がっている状態です。
まずは全身に日の光を浴びて充填できるか否かの調査ですよ?あまりにも日の照り具合が良くて日光浴に向いてるなと実行した訳ではありません。決して。
足元の日蔭には、いつもの様に夢の世界に飛び降りてる一匹がいたりし、テーブルの上で先ほどから自分の腹の上にいる存在に対してジーっという擬音が聞こえるくらいの視線を投げかけている人物が一人います。
ええ、その擬音が聞こえる視線の先に、つまり自分の腹の上には自分にとっての夢と希望の第一歩という念願がかなった存在が丸くなりながら陣取って静かに眠っております。
この区域の設定云々の中に動植物の設定欄というものがあり、その中には目指していたモノたちが羅列してるのに心躍り、けれどもその設定ポイントに落胆をしてしまったが、二ケタに届かない小型ならいけるのでは?という淡い期待から設定してみたら、見事に登場してくれた次第です。しかもこれで二桁に入った程度というお得感がすごい!
その存在らで心の癒し成分という物を堪能した後というか、なんというか、楽しいひとときを堪能しているだけです。顔の横に載せたり首回りに載せたり、いやぁ、もう最高ですわ。なんというか、襟巻とかに使ったとかなんとかあったらしいけど、うん、わかるわぁ、すんごくモフモフしてて気持ちいいし、これは病みつきになるというか確かにこの心地よさを知ったら戻れないわ。
まぁ、これらを堪能・・・もとい、確認するために、生命がいきのこれるかどうかを確認しなくちゃだめじゃないですか。と、説得という名の理論武装で叶った訳であります。
ありますが…
なんか、その説得を行った片がいる方角から、何か良くわからない雰囲気をこう醸し出してきており・・・
「い、癒されるね」
「そう、ですね・・・」
「も、モフモフだね」
「そう、ですね・・・」
「えーっと・・・ドレミファの次は?」
「そう、ですね・・・」
反応がごらんのありさまだよ!!
うん、あかんわこれ…
○動植物設定
・フェレット群
フィールド用獣設定の一つ。
群なので、つがいなどで行動するグループ単位で設定可
○ジーっとやってる人の心境
「カワイイ・・・撫でたい・・・カワイイ・・・
撫でたい・・・マイスターの許可もらってないし・・・ダメだよね・・・
けど、カワイイ・・・撫でたい・・・カワイイ・・・」
魅了効果は抜群だ!




