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だんじょん・テラフォーミング  作者: zaq2
STAGE:1
36/59

対策は大事

さらに進ませてみる。



・追記と修正 2015/09/25

 夢の中での助言という、ファンタジー成分的な要素の印象がかなりあったのだが、はっきりとしない内容を告げられた状態なだけで、結局どうすりゃいいのさ?という疑問も残ったりしているが、そのままでいいと言ってたし、続けても良いというお墨付きを頂いた訳でもあるのかなと楽観的に考えて某計画を進めてみます。

 という事で、休憩も終わらせて、行えそうな物をこなす事にしましょう。


 で、行えそうな物としては、


・チュートリアル#2-17:【10階層を設置しよう】

・チュートリアル#2-28:【罠・宝箱・仕掛けを新たに複数設置しよう】 


 の2種類が行えそう物でしょうか。

 他にもあるけれども、魔物を10種類~とかそういう類ははちょっと…という事で、ここはこれらをチャッチャと消化させていきましょうか。


 10階層に関しては、前回の通路を縦置きにする方法と仕切り扉ですんなり終わらせます。

 ついでにコアルームも、今回追加した層よりも少しだけ浅い層へと移動させておきます。かかったコストとしては「通路分だけ」であってりします。なぜなら、ところてん方式で上から うにゅー と下にずらす格好にしてみたらズレタ。

 まぁ、ここら辺のダンジョン操作の判断さじ加減が良くわかってはおりませんが、出来たのでよしとしましょう。


 とりあえず、10階層を構築する事はサックリと終わり、


・チュートリアル#2-18:【フロアボス専用フィールドを設置しよう】


 という、なんともダンジョンらしい内容の物が追加されましたが、ここはスルーしておいて、



・チュートリアル#2-28:【罠・宝箱・仕掛けを新たに複数設置しよう】 


 を消化する為に動きます。



****

 とりあえず、10階層というか実質的いえば地下9階から順に、下準備を行ってから登ってきて地下は一応完了。あとは念のための対策を挙げていくと・・・


・溶岩扉の前に斜めウォール魔法を設置。大体45度ぐらい。

・フィルターゲート魔法を駆使して、出入り口を封鎖しておきます。

・ディアーナたちは外に待機してもらいます。


 これでとりあえずの大まかな下準備は完了。

 さて、準備が終わったので、さっそく大々的に行ってみましょう。


 まずは新たに追加した仕掛けを起動させます。


 そして、しばらく待ちます。

 だいたい・・・5~10分ぐらいでしょうか。それぐらいの時間が経過した頃合いに、岩扉(重厚)を少しだけ開いてみます。


 あら不思議、風が発生しておりま・・・って、これ熱風だよ!やっぱり暑い通り越して熱いよ!!肌がヒリヒリする感覚なんて通り過ぎて、もう痛ぇよ!!と、とりあえずウォールで密閉化して外へ脱出!


 あー、死ぬかと思った・・・。


「(大丈夫ですか!マイスター!)」


 と、心配してくれるディアーナが心の癒しですね。般若の様な様相が出来る人と同一人物とか到底思えま・・・いや、それは置いとこう、置いとくべきである。

 で、これが旨く行けば・・・水が手に入るはず!!



**

 外に脱出して休みながらやっていた事を振り返るなら、水と気体を作るにはどうすれば良いのか?という考えで、ならもういっそのこと蒸気でいいじゃん。という安易な思考から実験をかねて行っている次第です。


 なにせ、氷結系の罠という項目にあった氷柱罠というものが目にとまり、しかも溶岩通路の1つ片壁面にのみ設置できたという、なんというか、炎と氷で矛盾にも近い設置状況にどうなんだろうか?とか思ったりはしたが、出来るという事実でピンときたわけなんですよ。

 ただ、水没系の罠とかにすると、床なども設定範囲に含まれて異様に場所をとる(ポイント使う)から使わなかっただけだったりともいいますが。


 で、その思いついた"氷から水蒸気を得る事は可能ではないか?"というのを、扉をしめ切った空間でどんどん溶岩に氷柱を放り込ませて、それからしばし経ってから開放するという状況を作り上げれば、充満した水蒸気という熱気が、一気にダンジョン内部を覆うのでは?という作戦です。


 まぁ、旨くいけばの話だけれど。


 さらに遮蔽板を使っていたのも、風向きをダンジョン奥へと誘導するために使用し、実際どこまで届いたのかという確認のために各層に小型遮蔽板の上に木製の木箱(宝箱役)を置いておくことで、状況確認が出来る様にしております。


 これでダンジョンの深層に向かって流れていれば、木製の木箱が乾いているなり湿気るなりの反応があるはず。たぶん。



**

 さて、ある程度たまったかな?と判断して氷柱罠を停止させてからいざ確認と進入した矢先、


  ドガン!!


 という、何かが勢いよくぶつかる様な音が聞こえてきた。

 そう、"音"が聞こえてきた。初めて音を体験できた事実に感動を・・・あれ?どっかであった気がしないでもない・・・いや、それよりも、それ以上に視界が白くてまともに前が解らりにくい、これはあれだ、部屋の中が霧が濃くて前が見えないという奴か、実際になってみると本当に見ずらい事この上ない・・・


 まぁ、そこは置いておいてこれとりあえず罠を止めて扉・・・は、とりあえず開けっ放ししておくとして、何が起きたのかを確認しに、照明をお願いしているディアーナと一緒に移動すると、「へぶぁ!」という変な声と共に見事に足を取られて盛大にずっこけた・・・って、ちょっとまて、ここにあったはずのディアーナ謹製の落としあ・・・ゲフンゴフン、部屋が復活しているって、なんで?



 と、そのまま上へ視線を上げると・・・半分以上をめり込ませた蓋替わりの岩が突き刺さっているのがうっすらと見えていた。




 えーっと、あれか?急に気圧と温度によって気体になった時の膨張とかなんとかな感じで打ち上げられたのかね・・・

 というか、この部屋入る前でよかったわぁ、あんなん不意打ち過ぎだわ。いや、後でも不意打ち喰らってるし・・・意味ないか・・・




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