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だんじょん・テラフォーミング  作者: zaq2
STAGE:1
28/59

実体験は大事

今まで投稿していた分を色々と修正かけております。

まだまだ途中でありますが。

 自由に動かせるエネルギーなシールドの防御という夢が儚くも散ってしまったが、これはこれで壁というかシールドなウォールとすれば、いけるんじゃかろうかとそんなことに気が付いた。


 気が付いたならば、練習あるのみというわけで、歩き続ける後にできる1:4:9的な比率ではっつけた黒い板状の物体が、まるでパンくずを落とすかの如く、歩いた後にしるべの様にどんどん建設されています。


 ほら、ここって灰色の世界ですからね、灰色の世界で建造物といったら、やっぱり1:4:9のアレでしょう。

 宇宙を旅するまえに、衛星に住み着いてる人がいうのもなんですけどね。

 ああ、そうそう、音はでませんから大丈夫の代物です。これで、もし見つかっても安心だね!!

 見つけてくれるのかどうかはなはだ疑問だけどね…



 なにせサイズが全く違うから、砂の上に転がっている置石の様なオブジェとしか。

 どれぐらい小さいかというと、小さく並ぶそれは、まるで新記録を狙えるかの様な黒いドミノが延々と連続して並んでいる状態というのが正しいかな。

 いかんせんこの黒い板は倒れないのがミソなので、新記録は絶対に塗り替えられないだろうが、最多という点だけでは負けてないはず。たぶん。



 振り返ると、黒い道すじがきっかりと出来上がってるという始末です。

 うむ、こうみるとけっこう壮観な見え方しますね。



****

 旅っていうのは突然終わりを迎えたりするって事があると思うんですよね。


 砂をかき集めて作ったマウンドとクレーターの壁に描かれてる標的、ライ〇ーキックを実証するために苦労していた後、どこかで見覚えのある物がチラリちらりと見え始めてくると、車窓からのぞく景色で帰ってきたなぁという実感がわいたりするものに近い感情が出てくるものです。


 ただ、ただね・・・見慣れない物が建っているのはなんでしょうね。



 いや、違うな、言いかえます。



 記憶にはあるけれども、何故にそうなった?といった方が正しいのかもしれない。



「(あれは、一体・・・?)」



 そうだよね、ライカもあんなの見たことないよね。

 出立する前にはあんなオブジェは無かったはず、というか作った覚えがない。

 全体ではまったく覚えがないのだが、一つ一つの部品でみていくと、覚えがありすぎるのだから余計に悩ませてくれる。


 10体配置でという事で作成してたローリングムーンストーンズが、たしか出発する際は一坪という敷地に設置してあった床面の上をゴロゴロと転がってただけだと思うんですよ。


 それがですね、今は立体駐車場?みたいなスライダー状態で滑っては下まですすみ、ある程度すすむと消えたと思ったら、ひょっこりと上に現れては滑り落ちるという、うーん、アレな感じです。



 一体何があった!?




 そんな疑問をいだ


「(お帰りなさいませ、マイスター)」



 突如として背後から得体のしれないとてもとても冷たい声が聞こえた。

 予想外すぎるタイミングで声がしたのでビクッとしてしまったが、その聞こえた声は懐かしくも聞き覚えがある。のだが、記憶の中にはこんなにも低く冷たくもなかったはず・・・。


 ただ、血なんてないだろうけど、血の気が引くっていうのはこういう事をいうんだろうかと実感している自分を認識していた。


 さらに、自分の本能が最大限の警告で告げてきている。振り返っては駄目だ。と


 チラリと横にいるライカをみるも、「我、関せず」という風に伏せて目をつぶっている。


 あ、逃げやがったコイツ。



「(それで、マイスターは、今まで何をされていたのでしょうか?)」



 なんだろう、背後からゴゴゴゴゴという音が聞こえてる気がします。

 自分に心の臓があれば、心拍数が異常になっていたかもしれないぐらいとてもとても恐ろしいモノを感じてしまっています。

 汗なんて出てないのに、汗が出ているという錯覚まで感じているぐらいです。


 こんな時はあれだ、困ったときは逃げるのが最良策である。と、三十六種類の兵法考えた大陸の偉い人が言ってたはず。きっと、たぶん、メイビー。


 そうと決まれば・・・スタコラサッサだ!!


 そう、それはまさに雷選手の様に華麗にそして流麗にスタートダッシュを決め、そのあとは某レール上を走るロボのターボモードの様に異様な加速していけば



「(逃しません!)」



 背後から恐怖の大王並の冷たく冷え切った言葉が聞こえたと思った途端、視界が暗転したかと思うと灰色の地面が目の前にって、「はぶぁ。」えっ?何?何がおこったの?


 四つん這いになりながらも状況把握ができきれていないのに、振り向いてしまった。

 ああ、見てはいけないモノっていうのがあるのですね、これはアレか、何とかからは逃げられないというアレか、アレなんですか?!

 もう無意識じゃなく本能でDOGEZAモードはいっちゃいました。

 謝罪や弁明をする為に声にならざる声を上げるしかないじゃないですか。



「すいません、ごめんなさい、ゆるしてください、なんでも」(※ry

「(何を仰られているのか、まったく聞こえませんね)」



 で、ですよねぇって、ソレ嘘ですよね?絶対わかってますよね?

いや、違う、ディアーナさんの事だから、解ってるはず、というか聞こえてないと言った。


 つまり、物理的に聞こえてないし嘘もいってないし・・・


 って、いうか、なんでこんな時に冷静に分析してんだよ!



「(御覚悟は、よろしいですね?)」



 うわ、すごくとてもいい笑顔しておられます。

 これがあれか、笑みというのはっていう・・・じゃない!

 その手にもってる剣は何かな?何かな?えっ?抜いちゃうの?ほんとに?



 って、ウェイウェイウェイウェイト!スターップ!スターーップ!!!





 アッーーーー!!(※ry





・1:4:9 →モノ〇ス

・レール上を走るロボ → コ〇ール君ターボ または 北○暴流闘くんでも可

・笑みというのは本来(ry

・主人公はどこかの業界団体に所属していないので、ご褒美という認識は一切ありません。

・ただし、精神面のライフはゼロになってます。



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