魔法は大事
オサレ装備も出来上がったしと思ったら、ディアーナはいつものワンピース姿になっていた。
というか、あの装備品一式どこやったんですかね?
「(頂いた物を汚す訳にはいきませので。)」
と、腕を空中に突っ込んでエプロンを取り出して装着する。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・!?
ウェイ!ウェイ!ウェイト!!
ちょ、今の何?なんですか!?
おもいっきり「ふぁんたじー現象」なのが目の前で起きたんですけど!?
どうなってんの?どうなってんの?
「(私の倉庫魔法て管理させていただいてますが?もちろん、マイスターのも管理させていただいています。)」
Oh...
そういや、ボロになって脱ぎ捨てた衣服もいつの間にか消えていたけど、まさか・・・そんなところにあろうとは・・・というか、そもそもふぁんたじーな世界なんだし、魔法とかある事自体おかしくないよね。
他の事で忙しかったから気付かなかっただけだ。今まですっかり忘れてたなんて事はない。決して(血涙
気を取り直してっと、
まさに、これぞふぁんたじー!自分が求めていたふぁんたじー成分なのだ!!
善は急げと言うし、さっそく試さねば!!
「(あの・・・マイスター?)」
ちょっと外で試してくるZE!
と、言わんばかりにルンルンステップでお外にGOだ。
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よくある魔法といえばアレだ。
「これはメ〇ゾーマではないメ〇だ」という大の魔王様みたいな物ですよ。
つまり、自分にもこんなのが使えるというわけですね。
何せ魔紳で、魔力ベースですしおすし。
そして、こういうのはイメージ、そうイメージが大事というものだ。
よくあるファンタジーな物は魔法詠唱とか魔法陣とかそういう類があったりするが、さっきディアーナさんは詠唱とか陣とか使わなかった。
つまり、妄想力が必要なのだ!!
よーし、ここはいっちょ気合いをいれて、燃えるイメージを作って・・・
手を掲げて、ぐぬぬぬぬ・・・
「・・・メ〇!!」(※音声はでていませんのでセーフ。
・・・あれ?何もおきない?ふむ…版権の問題かな?
「ならば・・・フォイヤー!」(※音声はでていません。
・・・あっれ?炎でないじゃん。
まさか、妄想力たったの5とかで、足りないとでもいうのか・・・?
そんな訳ないはず、ないはずだ。このあふれんばかりにたぎるふぁんたじー体感したい妄想力が、たった"5"のはずはない!!否、断じて否!!
そう、炎の適正がない、きっとそれだ!ならば次いってみよう!
「エターナルなフォースでブリザードだ!!」(※音声(ry
あっれぇ・・・何も起きない・・・あっれぇ・・・
な、ならば
「タイフーーン!」(※音(ry
砂塵すら舞わないとです・・・。
俺さまの妄想力は"5"にも届かないとでもいうのか・・・。
「ちくしょぉぉぉぉぉーーーー」(※(ry
口惜しさのあまり、空間をぶん殴ってみたら、"なんか割れた"。
そこは音もなく(もともとない)漆黒の空間が現れただけだった。
えーっと・・・、よし、魔法OK!!習得したはず!
その後、ディアーナに見つかって、「(あんな空間あけたままではダメです!!)」と怒られながら、閉じ方と魔法倉庫の方法を正座しながら教わりました(まる
砂地では無いゴツゴツした月の表面は、膝(と精神的)にダメージあたえる事がわかりました。
〇世界観設定
魔法:
基本的に魔力の力を使って、決められた法則にのっとった現象を発動させる。
例:よくある四大魔法では・・・
火:燃える要素が必要
水;水分要素が必要
風:気体要素が必要
土:無機物な鉱物要素が必要
あとは・・・わかるな?




