ダンジョン拡張は大事
はやすぎる誤字修正。
もうちょっと追記と修正。
自分自身の職業に関してはこの際おいておこう。
だって知ってたし。
知ってたんだし。
知らなかったなんてことはないし!
と、とりあえず、ディアーナがダンジョンコアを操作できる様になったということで、さっそく操作してもらう事にする。
「(あの、マイスター、何をすればよろしいでしょか・・・?)」
こちらの魂胆にどうやって気づいたか解らないが、何かしら行われる事に気付いたディアーナさんから問い合わせが送られる。
少なくとも、デイリーなポイントは倍化してくれちゃったんだし、ここはそうだな・・・。思い切って部屋を作ってみようじゃないか。
そう、部屋だな。
そしてポイント消費を極力小さくするために、ディアーナが入れるだけの小さな小部屋。
そうだ、これでいこう。
「(あの・・・?)」
おっといかん、外に出なければ・・・
詳しい話なんぞは相変わらず筆談なのであるため、一度外へと踊り・・・もとい躍り出る。
急ぎ二人で外に出てから、早速と大きい部屋とコアの絵をかき、その横に小さい部屋を書いてDIA-NA ROOMと記載してみた。
それを見たとたん、ディアーナはすごく悲しい表情をしてきて、
「(マイスターは、私と一緒にいるのが、ご迷惑なのでしょうか・・・?)」
そっちの思考にいっちゃっいますか、そうですか、そっちですか。
おーい、そうじゃない、そういう訳じゃないですから!
と、慌てて首を左右にふる。そりゃもう、ゴキッという音が響きそうなほどに。
「(で、では・・・なぜ・・・)」
なんか、そう不安な眼差しでこちらをみないでくだしあ・・・
と、とにかく説明するために端末に表示されている内容をディアーナに見せる。
見せるのはもちろん
チュートリアル#2-12【ダンジョンを拡張しよう】
と、
チュートリアル#1-5【ダンジョンコアを操作させよう】
である。
この#1-5、#1-4クリアしたらひょっこりでてたんですよ。
では、何をしようとしているかというと、
「一粒で二度おいしい作戦」
である。
アーモンドをチヨコレイトでくるんでるモノとは一切関係ありません。関係ないんです。と、説明らしい説明していなのに、
「(なるほど、小さい部屋で消費ポイントを押さえ、なおかつ同時にこなそうというわけですね。さすがです!)」
なにこの子、こんなヒントだけで核心にせまるなんて・・・
「ディアーナ・・・恐ろしい子ッ!!」(※:音声は(ry
一度は言ってみたいセリフを消化したところで、ダンジョンコアの部屋に戻ってさっそく操作にとりかかります。
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ダンジョンコアの前に立って・・・というか浮かんで、端末を操作するディアーナ。
なんというか、後ろから見てて、違うページとか開けてたりとか、そういう動作をみるたびに、ああ、そうそう、いやいや、そうじゃなくて・・・という、親心?みたいな心境ってのがよーくわかりますね。
とりあえずは、ディアーナが立って歩いても大丈夫な大きさと、ちょっと浮いても頭がぶつからないぐらいを限界として、部屋のサイズ調整も完了。
あとは決定でつくるのみ。
「(じゃ、じゃぁ・・・いきますね!)」
大きく頷き、GOサインをだす。
ディアーナは恐る恐る、決定ボタンを押す。…ところまでは見た。
見たよ?みたけどさ、なんで次の瞬間には自分が床にはまってるの?
なに?何がおきたの?
「(マイスター!!)」
と、慌ててこちらに駆け…飛び寄ってくるディアーナをよそに、自分はある種の困惑しながらも端末からチュートリアル部分をみてみる。
すると・・・
チュートリアル#1-5 :【ダンジョンコアを操作させよう】クリア
チュートリアル#2-12:【ダンジョンを拡張しよう】クリア
チュートリアル#2-23:【罠にはめよう】 クリア ←NEW
つまり、これって「罠」扱いってことっすか?で、罠にはまった自分てことっすか?
Oh...
どうやら、このアーモンドをチヨコレイトでコーティングした物は、一粒で三度おいしかった様です・・・。




