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だんじょん・テラフォーミング  作者: zaq2
STAGE:1
14/59

ダンジョン拡張は大事

はやすぎる誤字修正。

もうちょっと追記と修正。

 自分自身の職業(ジョブ)に関してはこの際おいておこう。



 だって知ってたし。

 知ってたんだし。

 知らなかったなんてことはないし!



 と、とりあえず、ディアーナがダンジョンコアを操作できる様になったということで、さっそく操作してもらう事にする。



「(あの、マイスター、何をすればよろしいでしょか・・・?)」



 こちらの魂胆にどうやって気づいたか解らないが、何かしら行われる事に気付いたディアーナさんから問い合わせが送られる。


 少なくとも、デイリーなポイントは倍化してくれちゃったんだし、ここはそうだな・・・。思い切って部屋を作ってみようじゃないか。



 そう、部屋だな。

 そしてポイント消費を極力小さくするために、ディアーナが入れるだけの小さな小部屋。

 そうだ、これでいこう。



「(あの・・・?)」



 おっといかん、外に出なければ・・・

 詳しい話なんぞは相変わらず筆談なのであるため、一度外へと踊り・・・もとい躍り出る。


 急ぎ二人で外に出てから、早速と大きい部屋とコアの絵をかき、その横に小さい部屋を書いてDIA-NA ROOMと記載してみた。

 それを見たとたん、ディアーナはすごく悲しい表情をしてきて、



「(マイスターは、私と一緒にいるのが、ご迷惑なのでしょうか・・・?)」



 そっちの思考にいっちゃっいますか、そうですか、そっちですか。

 おーい、そうじゃない、そういう訳じゃないですから!

 と、慌てて首を左右にふる。そりゃもう、ゴキッという音が響きそうなほどに。



「(で、では・・・なぜ・・・)」



 なんか、そう不安な眼差しでこちらをみないでくだしあ・・・


 と、とにかく説明するために端末に表示されている内容をディアーナに見せる。

 見せるのはもちろん



チュートリアル#2-12【ダンジョンを拡張しよう】


 と、


チュートリアル#1-5【ダンジョンコアを操作させよう】


 である。

 この#1-5、#1-4クリアしたらひょっこりでてたんですよ。

 では、何をしようとしているかというと、



「一粒で二度おいしい作戦」


 である。


 アーモンドをチヨコレイトでくるんでるモノとは一切関係ありません。関係ないんです。と、説明らしい説明していなのに、



「(なるほど、小さい部屋で消費ポイントを押さえ、なおかつ同時にこなそうというわけですね。さすがです!)」



 なにこの子、こんなヒントだけで核心にせまるなんて・・・



「ディアーナ・・・恐ろしい子ッ!!」(※:音声は(ry



 一度は言ってみたいセリフを消化したところで、ダンジョンコアの部屋に戻ってさっそく操作にとりかかります。




****


 ダンジョンコアの前に立って・・・というか浮かんで、端末を操作するディアーナ。

 なんというか、後ろから見てて、違うページとか開けてたりとか、そういう動作をみるたびに、ああ、そうそう、いやいや、そうじゃなくて・・・という、親心?みたいな心境ってのがよーくわかりますね。


 とりあえずは、ディアーナが立って歩いても大丈夫な大きさと、ちょっと浮いても頭がぶつからないぐらいを限界として、部屋のサイズ調整も完了。


 あとは決定でつくるのみ。



「(じゃ、じゃぁ・・・いきますね!)」


 大きく頷き、GOサインをだす。

 ディアーナは恐る恐る、決定ボタンを押す。…ところまでは見た。


 見たよ?みたけどさ、なんで次の瞬間には自分が床にはまってるの?

 なに?何がおきたの?



「(マイスター!!)」



 と、慌ててこちらに駆け…飛び寄ってくるディアーナをよそに、自分はある種の困惑しながらも端末からチュートリアル部分をみてみる。


 すると・・・


チュートリアル#1-5 :【ダンジョンコアを操作させよう】クリア

チュートリアル#2-12:【ダンジョンを拡張しよう】クリア

チュートリアル#2-23:【罠にはめよう】 クリア ←NEW



 つまり、これって「罠」扱いってことっすか?で、罠にはまった自分てことっすか?




 Oh...




 どうやら、このアーモンドをチヨコレイトでコーティングした物は、一粒で三度おいしかった様です・・・。





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