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借金500億の借金取り  作者: チヒロ
1/2

01

ドカーンッ!!

勢い良くドアが吹き飛んだ。

「さぁ...取立ての時間だ...」

若い少年の声が室内に響く。

その少年の前には10人程度の大人たち。全員が武器を持って武装している。

(銃刀法を知らないのかなぁ...)

少年は内心焦りながら自分の耳についたインカムに耳を傾ける。

『隼人!!制限時間は三分だ。銃火器については制限2までは許可する。しっかり取立てて来やがれっ!!』

「了解」

そう言って少年は自らのポケットに手をつっこみピンを抜く。

「プレゼントだ。」

そうして投げられたあるものは10人の丁度真ん中らへんにいきそして、爆発した。

「日本正義の団です。あなた方にお貸しした3000万回収に来ました。」

隼人は返事の無い大人達を手際良く拘束していく。

「俺の借金返済の為に、ご協力お願いしまーす。」

隼人は周りを見渡したながら嘆息する。

なぜ俺はこんなことをしなければならないんだ?と。


旭隼人

19歳

職業 会社員

借金500億

「ホント、いつになったら返済できるかなぁ...」


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