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ドカーンッ!!
勢い良くドアが吹き飛んだ。
「さぁ...取立ての時間だ...」
若い少年の声が室内に響く。
その少年の前には10人程度の大人たち。全員が武器を持って武装している。
(銃刀法を知らないのかなぁ...)
少年は内心焦りながら自分の耳についたインカムに耳を傾ける。
『隼人!!制限時間は三分だ。銃火器については制限2までは許可する。しっかり取立てて来やがれっ!!』
「了解」
そう言って少年は自らのポケットに手をつっこみピンを抜く。
「プレゼントだ。」
そうして投げられたあるものは10人の丁度真ん中らへんにいきそして、爆発した。
「日本正義の団です。あなた方にお貸しした3000万回収に来ました。」
隼人は返事の無い大人達を手際良く拘束していく。
「俺の借金返済の為に、ご協力お願いしまーす。」
隼人は周りを見渡したながら嘆息する。
なぜ俺はこんなことをしなければならないんだ?と。
旭隼人
19歳
職業 会社員
借金500億
「ホント、いつになったら返済できるかなぁ...」