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東方白影記  作者: Daulwind
第一章 紅き館のお騒がせ吸血鬼
8/10

いざ、衣食住確保へ

お待たせしました。

え〜、先に言っておきます。

戦闘描写下手ですいません!

何か良い方法無いすかね?

と、聞いても仕様がないので、

今回もごゆっくり。

p.s.今回用意したちょっとした

仕掛けを入れ忘れていました。

戦闘中に少しだけ描写を追加しました。

いやはや、申し訳ない。

ー同日ー



パチュリー「ハイ。例の物よ」


影人「お、サンキュー。

…そうそう、これが欲しかったんだ」


レミリア「それは?」


影人「ん?これは御守りだ」


レミリア「……え?おまも、り…?

おまもりって、あの?」


影人「そのおまもりかは知らんが、

こいつは紛れもなく御守りだ。

いざって時に俺の身を守ってくれる奴だ」


レミリア「それがあるだけで

死ななくなるの?」


影人「いや死なない訳じゃねーよ?

ただ、死ぬ確率がグッと減るだけだ」


レミリア「それでも充分驚くわよ」


咲夜「…御二方。

そろそろ長いと思われますが」


レミリア「あ…ご、ごめんなさい」


影人「そう急くなって」


レミリア「…私が言ったら皮肉に聞こえる

かもしれないけれど……が、頑張って…」


影人「任せとけ…と言いたいが、

俺もどう転ぶかわからん。

ま、なるようになるし、

たぶん悪いようには、ならんと思うから」


いざって時には手伝って貰えばいいしな

てか、ほぼ手伝わせるんだけど…w


影人「んじゃ、案内よろしく」


咲夜「…かしこまりました」


影人「…そんな嫌そうな顔すんなよ」


レミリア(この2人、大丈夫かしら)



ー青年移動中ー



影人「…………」


咲夜「…………」


???「あはははははは!

見〜つけた〜!あはははは!」


咲夜「…では、後は任せま「いやいや、

ちょっと待て」…何ですか?」


影人「早くね?」


咲夜「先程の音を考えれば当然でしょう」


………あ、完全に忘れてたわ


咲夜「忘れていた、という顔ですよ」


影人「…そのまさかだよ」


咲夜「では、私はこれで」


影人「早ッ!…あ〜。ご苦労さ(シュパ)ん

…だから早えって言ってんだろ」


フラン「あははは!私フランドール!

お兄さんだ〜れ?

遊ぼう!遊ぼうよお兄さん‼︎」


影人「たく、誰ってことより遊びかよ…

いいぜ。俺はその為にここにいるんだから」


なあ、フランドール・スカーレット‼︎


フラン「あははははは!

さあ、お兄さんは壊れないでね?

壊れたらつまらないもん!」


影人「なら壊すなよ…」


フラン「キュッとして〜」


影人「!! ざっけんな!開幕は無しだろ!」


フラン「ドッカ〜ン‼︎」


影人「ぐぅッ‼︎」


俺の左腕(・・)が消された

くそッ!開幕は卑怯だろ!

…落ち着け、落ち着け

てか、痛って〜‼︎


影人「くそッ!逃げるぞ!」


フラン「あははははは!鬼ごっこ?

お兄さんは鬼ごっこがしたいんだ⁉︎

なら、私が鬼をやってあげる!

あははははは!」


命懸けの鬼ごっこなんて御免だぜ…

俺は余裕の態度を見せられなくなり

フランはドッカンドッカン

周囲を破壊しながら追いかけてくる


フラン「あは、あはは、あははははは!

面白い、面白いよお兄さん!

壊れないなんて!」


影人「1本ぶっ壊れとるわ!だァホ!

1本で済んでんのは運だっつの!」


ここらで説明した方がいいだろう

結論から言えば

[俺の能力で壊されるのを1本にした]

これだけだ

ま、言ってもわからんだろうから

順を追って説明しよう


【フランに壊されるもの】

俺…99%

その他…1%


これが最初の状態だ

これなら俺は死んでいた、だが


【フランに壊されるもの】

右腕…20%

左腕…20%

右脚…20%

左脚…20%

首から上…20%


こんな風に分解したんだ

ただ、首から上は減らしたかったが

これが限界だった

まあ、死ぬのが1/5に

減ったから良いんだけど


でもって、今壊れたのは左腕だ

5体満足は無理だったな

というわけで、


【フランに壊されるもの】

右腕…25%

右脚…25%

左脚…25%

首から上…25%


今はこんな感じだ

ま、なんとかなるだろ

じゃ、戻るとするか


影人「説明ご苦労さん」


フラン「あははははは!誰と話してるの?

ちゃんと逃げないと、死んじゃうよ?」


影人「チッ…外に出れば…

あそこか!うぉぉぉぉぉぉ‼︎」


スラーーーーイディング‼︎ズシャー


影人「はぁ、はぁ…良し。ここにくれば…!

そんな…まさか…今は、夜、だってのか⁉︎」


フラン「つ〜かま〜えた〜!

惜しかったね、お兄さん!

昼だったらお兄さんの勝ちだったね」


影人「…ああ、そうだな」


フラン「楽しかったよ、お兄さん。

それじゃ、これで終わりだね。

キュッとして〜」


「待ちなさい!」


フ・影「…お姉様(レミリア)


レミリア「フラン…もういいわ。

もういいのよ。ごめんなさい。

私が、私達が悪かったわ。

だから、また一緒に暮らしましょう?

皆待っているわ」


レミリア…勘弁してくれよ…

今それ言っても逆効果だろ…


フラン「…………」


ん?上手くいくか?


レミリア「…フラン?」


フラン「アハハハハハ!

ワルカッタ⁉︎ソンナノデ

許サレルトオモッテルノオ姉サマ‼︎」


…ですよね〜


フラン「モウ知ラナイ…

オ姉サマなんて、オ姉サマなんて、

壊レチャエ‼︎キュッとシテ…」


マズイ!本気で殺す気だ!

クソッ!


影人「間に合えぇぇぇぇぇ!!」


レミリア「キャ!」


フラン「ドッカーーーン‼︎」


……………………


影人「…ゲホゲホ、カフ…!

どうやら、間に合ったみたいだな」


レミリア「え?……あ、貴方、何で?」


影人「…あんたに死なれっと困るんでね」


レミリア「で、でも…人間の貴方が

「お嬢様ァァァ!」…咲夜!」


咲夜「ご無事ですか!お嬢様!」


レミリア「ええ、私は平気。ただ、彼が…」


影人「よう、随分と遅い到着だな。

主人のことくらいしっかり見とけよ?」


咲夜「………。

なるほど、少し見直しました。

お嬢様を助けて頂き、

ありがとうございます」


影人「…やけに素直だな。

一瞬鳥肌が立った」


咲夜「流石の私も、

2体を失くせど戦う人を、

見直さない程道を外れてはおりません」


そう、咲夜が言った通り、

俺はさっきのキュッで

右脚を吹っ飛ばされていた。

いや〜、本当、腕じゃなくて良かった


咲夜「しかし、鳥肌とはなんですか。

貴方は私を何だと思ってるのですか?」


影人「人間」


咲夜「間違ってはいませんが

そのような抽象的な表現は

しないで頂けますか?」


影人「へいへい」


レミリア「……貴方達」


咲・影「何でしょう()?」


レミリア「漫才やってる場合じゃないのよ‼︎

さっさと終わらせてこっちに戻りなさい‼︎」


咲・影「別に漫才を

してる訳では御座いません(じゃねーだろ)


レミリア「わかったからさっさとする!」


咲・影「かしこまりました(へいよ)


レミリア「…はぁ」


フラン「ソロソロイイ?

待チクタビレチャッタヨ?」


影人「おう。待たせたな。

ってかいいやつだなお前。

わざわざ待ってくれてたのか」


フラン「マダ遊ベルッテ

ワカッタカラ待ッテタヨ?」


影人「なるほどな。

ただ、もうちょっと待ってくれな。

こんなんじゃ俺遊べねーから

準備させてくれ」


フラン「イイヨ?待ッテアゲル!

ソレデ楽シクナカッタラ……」


「許サナイカラ」


影人「了解〜」


んじゃちょっと悪いけど頼むわ。

俺だけじゃ荷が重くてよ。


ケ。お前カラしたら

隠してオキタカッタンダロ?


ま、そう言うなって。


アァ、ワカッテル。



俺トお前ハ2人デ1人(俺とお前は2人で1人)



影人?「待タセタナ」


レミリア「!…影人?

怪我はどうしたの?」


狂弥「俺ノ名ハ狂弥。白澤(しらさわ) 狂弥(きょうや)ダ」


レミリア「きょう…や?

それにしらさわって…」


狂弥「狂気ノ狂二弥栄ノ弥デ狂弥ダ。

白澤ヲ使ッテイルノハ

俺ト影人ガ一心同体ダカラダ」


レミリア「一心同体?どういうこと?」


その話は今度でいいだろ。

俺はそろそろ寝るぞ


狂弥「…ソノ話ハ終ワッテカラ

アイツニ聞イテクレ。俺カラハ話ニクイ」


レミリア「…わかったわ。

怪我のことも後でってことね」


狂弥「ソウイウコトダ。

ヨシ。チョイト頑張リマスカ」




狂弥「待タセタナ。始メヨウカ」


フラン「待チクタビレスギタヨ?

デモ、貴方ナラ楽シイト思ウナ!

サァ、遊ビマショウ?同族同士必死デネ‼︎」


狂弥「ケフ。フフフフフ…ケフケフ。

ケヒヒヒヒヒヒ‼︎

久シ振リニ楽シメソウダ‼︎」


フラン「アハハハハハハ‼︎

ヤッパリアナタモ同ジナノネ⁉︎

楽シイ!楽シイヨ‼︎」


狂弥「ケヒヒヒヒヒ!

サァ、第2ラウンドト行コウカ‼︎」


フラン「アハ!イザ!」


狂弥「Let’s!」


狂・フ「弾幕勝負‼︎」


フラン「アハハハハハ!

通常ナンテ生ヌルイヨネ?

始メカラ飛バシテ行クヨ‼︎」

『禁忌「レーヴァテイン」』


狂弥「ケヒヒ!モウ使ウノカ。

コレハ、俺モウカウカシテラレナイナ!」


舞う弾幕、避ける狂弥。

それは本当に、

幻想郷(東方)に入り込んだことを体現していた。


狂弥「ケヒ!ヤハリ良イ弾幕ダナ。

ダガ、コンナ序盤デ倒レルナンテ、

ツマラナイコトコノ上ナイナ」


フラン「アハハハハ!ヤッパリ避ケタ!

凄イ!凄イ凄イスゴイヨ‼︎

モットモット楽シマセテ!」


狂弥は先刻パチュリーから受け取った

御守り(・・・)を懐から取り出し、

無造作に開け、言葉を放つ


狂弥「ナラ、コンナノハドウダ?」

『借符「迷惑ナ3倍返済」』


そう言った狂弥の手に握られた

1枚の白い紙が、瞬く間に色を付け、

1枚のスペルカードへと変化した


狂弥はレーヴァテインを3本

生み出し、操れるようになった

霊力を用い、それを振るう

弾幕の量は当然3倍になる


フラン「!!!スゴイヨオ兄サン!

レーヴァテインヲ3本モ出スナンテ‼︎」


狂弥「ケヒヒヒ!

ソウイウスペカナンダヨ!」


フラン「アハハ!デモ、

ソレニ私ガ当タルト思ウ?」


しかし、これは

フランには届かず、不発となる


フラン「アハハハハ!

オ兄サンガ3本ナラ、私ハ4人ダヨ?」

『禁忌「フォーオブアカインド」』


狂弥「ケヒヒヒヒ!

ソレナラ、1体ニ絞ルダケダ」

『米符「稲作ノ脅威」』


狂弥の弾幕は全てが米粒弾幕だった。

しかし、密度が高く、また、

通れる道も1つしかなかった


フラン「クッ!アハハ、アハ、ハハハ!

スゴイヨオ兄サン!

マサカアンナ方法デ破ルナンテ!

ソロソロ行クヨ?」

『禁忌「カゴメカゴメ」』


狂弥「ケヒヒヒヒ!

コイツハ分ガ悪イナ!消サセテモラウゾ!」

『絶符「人畜無害ノ光球」』


狂弥から発射された光球は、

相手の弾幕を吸収している様にも見えた。

つまり、相殺したのだ


フラン「アハハハハハハ!

モット、モットモット耐エテ見セテ‼︎」

『禁忌「恋の迷路」』


狂弥「クッ!ケヒヒヒ!

相変ワラズキツイナ!

避ケルノデ精一杯ダゾ」


フラン「アハ!テ言イナガラ、

シッカリ避ケテルジャン!」


狂弥「当然ダ。マダマダイケルゾ」

『偽符「血ト汗ト涙ノ模造品(レプリカ)」』


『似符「エメラルドメガリス」』


フラン「アハ!ソレッテ

パチュリーノデショ?

ソレデ当タルト思ッテルノ?」


『似符「フォーオブアカインド」』


フラン「スゴイ!私ノダ‼︎

デモ、弱点モ知ッテルヨ!」


『似符「ロイヤルフレア」』


フラン「アハハハハ!

コレハ辛イカナ?

デモ、マダマダ終ワラセナイヨ!」


狂弥「クッ!ケヒヒヒヒ!

ヤハリ無理ガアッタカ。

マァ良イ。改良点ハ見ツカッタ」


フラン「アハハ!行クヨ‼︎」

『禁弾「スターボウブレイク」』


狂弥「ケヒヒヒヒヒ!

今使ワナクテ何時使ウ?ッテナ!」

『写符「相殺鏡(カウンターミラー)」』


狂弥の前に1つの鏡が出現した。

その鏡は、目の前の弾幕と

同じものを同じだけ放っていた。

まさに相殺鏡である。

〔そのままとか言わない〕


フラン「アハハハハハハ!

ココマデ耐エタノハ

オ兄サンガ初メテダヨ!

ダカラ…見セテアゲル‼︎

私ノ…最後ノ技ヲ!」

『秘弾「ソシテ誰モイナクナルカ?」』


狂弥「……キタカ。サァ、

モウヒト踏ン張リ…頑張リマスカ」


何度も当たりそうになりながら、

狂弥はその弾幕を避け続ける。

そして来る、終わりの時……


フラン「ハァ、ハァ……

マダ、倒レナイノ?

ナラ、本当ノ本当ニ

コレガ最後ダカラネ!」



『QED「495年ノ波紋」』



(ココで俺ガ避ケレバ俺の勝チ。

避ケレナケレバ俺の負ケ(GameOver)…カ)


狂弥「面白イ。避ケテ見セヨウジャナイカ」


寄せては返す弾幕の波。

その中をまるでサーフィンでも

しているかの様に滑らかに躱していく。

気付けば、終わりが近づいていた。


フラン「ハァ…ハァ…

スゴイ…ヨ、オ兄サン。

アレヲ避ケラレルト思ワナカッタ」


狂弥「ハァ…ハァ…

俺モ、モウ限界ダ…

…遊ビハ終ワリダ。

ココデ終ワラセルトシヨウ」

完全生体情報模写(コピー&ペースト)


???「お兄さん。

私に話をする時間をくれてありがとう」


フラン「オ…オ前…ハ…‼︎……私…!」


フラン(表)「そう、私は貴方。貴方は私。

表と裏という違いはあれど、

私達はずっと一緒だった」


フラン(裏)「………」


フラン(表)「でも、

いつしか皆が貴方を見始めた。

貴方にばかり注目し始めた。

貴方は、狂気と言われ、

狂った行動をとり続けた。

だけどそれは、

私の弱い心を護る為だった。

私が私でいられたのは、

貴方のおかげなんだよ?」


フラン(裏)「…………モウ…イイノ…?

モウ……平気ナノ…?」


フラン(表)「…うん。もう大丈夫。

私は1人じゃないって気付いたから」


フラン(裏)「………ナラ、

モウ平気ダネ。私ハココデオ別レダヨ」


俺ガ最後ニ見タ景色ハ……


フラン(表)「うん。

今まで、本当にありがとう!」



2人がお互いを抱きしめている所だった



(コレで…終ワリか。

ヤハリ、良い最後ダッタな…)


そこで狂弥の意識は途切れたのだった。

前書きにもある通り、

追加した部分が少しあります。

変にならないようにした

つもりではありますが、

どうかご容赦下さい

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