案内されて迷子って……
書いている時に思いました。
口調がわからない…というわけで、
口調、その他こんな発言しないだろ。
というのも、暖かく見守ってくれると
助かります。
ー同日ー
大妖精「……て………い、………ん。
…きて……さい、……さん!」
ん?大妖精の声が聞こえるな…
朝か?やばいな…案内してもらうのに、
寝坊なんて…前からだから治らんがな…
大妖精「起きてください、影人さん‼」
影人「うぅ…ん?ふわぁ~…おはよう大妖精」
大妖精「はぁ…呑気ですね…
もうお昼なんですけど」
影人「は?……今何時⁉」
大妖精「13時です」
影人「……ごめん…」
大妖精「謝らないでください。
気にしてませんから」
チルノ「大ちゃ~ん。お腹すいた~」
大妖精「チルノちゃんも
気にしてなさそうなので、
気にしないでください。
お昼はもうできてるので、食べましょう」
影人「わかった」
大妖精の作った飯は美味かった。
特に何かあったわけではないので飛ばすが。
飯を食った俺達は、赤で包まれている館を
前にしている。いや、
赤というよりは紅が正しいか…
まあ、要は紅魔館である。
あ、あと、今チルノはいない。
なんでも、友達と遊ぶんだそうだ。
大妖精には悪いことをしたな…
影人「これが…昨日言ってた館か…
真っ赤…というより真紅だな…」
大妖精「はい…やはり不気味です…」
そんなことを話しながら、門に到着した。
門には、中華風の服を着た、
門を背に立って寝ている女性…紅 美鈴がいた…
本当に寝てんのな…仮にも門番だろうに…
影人「なぁ…何でこいつ寝てんだ?」
大妖精「えーと、彼女はこの館の門番です。
でも…大体お昼寝しています」
影人「それ門番として大丈夫なのかよ…」
大妖精「あはは……」
大妖精も苦笑いだぞ…
それにしても、気持ち良さそうに寝てんな…
影人「はぁ…んじゃ、起こしますか……
お~い。起きろ~」
美鈴「zzz」
ほう…まだ寝てると…いい御身分だな…
面倒だからすぐ起こすか……ケリで。
影人「起きろこんちくしょう!」(ゲシッ)
美鈴「あいたぁ!何するんですか咲夜さ…ん?
貴方誰ですか?」
くそ…待て、がまんがまん…落ち着け…
寝てる奴に言われたくなくても落ち着け…
……ふぅ…
影人「俺は白澤 影人。外来人…だっけ?
まあ、そんなようなもんだ」
美鈴「へ~。外来人の方でしたか。
あ、私はこの館…紅魔館の門番 紅 美鈴です。
本日は紅魔館に何か用ですか?」
影人「この世界…幻想郷のことを知りに。
図書館があると聞いたし、
そこに物知りが居るとも聞いた」
美鈴「なるほど。では、お通りください」
影人「そんな簡単でいいのかよ…
ま、ありがたく通してもらうか」
こうして、俺達は紅魔館に入ることができた。
影人「じゃあ、大妖精。
図書館までの案内を頼む」
大妖精「わかりました。では、
ついてきてください」
大妖精について行くこと10数分…
影人「なぁ…大妖精…いつまで歩くんだ?」
大妖精「え~と、その……
影人さん………迷いました…」
影人「だろうな…」
大妖精「うぅ…すいません…」
影人「別にいいよ。
歩いときゃそのうち着くだろ」
??「あなた達…此処で何をしているの?」
そんな俺達の後ろに、
メイド服を着た女性が1人…
そう、咲夜である。よかった…
これで図書館に行ける…
大妖精「あ、咲夜さん!すいません…
迷ってしまったので、
図書館までお願いできますか?」
咲夜「ああ…それでしたら、どうぞこちらに」
そう言って俺達は咲夜の後について行く。
咲夜「そういえば、あなたは?
見かけない顔だけれど」
影人「俺は、白澤 影人。外来人だ。
とりあえずこの世界を知りに来た。あんたは?」
咲夜「申し遅れました。私は十六夜 咲夜。
この館の主人に仕えるメイドです」
影人「ふ~ん…ま、いいや。助かる」
咲夜「いえいえ。お気になさらず」
………5分で着いたんだが…めっちゃ近かった…
咲夜「では、私はこれで…失礼します」
咲夜は仕事に戻って行った。
……俺は大妖精をジーっと見つめた。
大妖精「な、何ですか。人の顔をジロジロと…
……あぁ!もう!すみませんでした!
私が悪かったです‼」
とうとう大妖精が折れた。
影人「別に何も言ってないんだが…」
大妖精「視線が語っていました!」
影人「そうか。まあ、事実だしな。仕方ない」
大妖精「仕方ないじゃないです!」
影人「んで、どうする?
俺は此処まででいいんだが…」
大妖精「なら、私は
チルノちゃん達の所に行きますね」
影人「わかった。此処までありがとう」
大妖精「どういたしまして、影人さん」
そう言って大妖精は帰って行った…
影人「……さて、早速…でもないが、入るか」
本当に口調が変じゃないか怖い…