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東方白影記  作者: Daulwind
第一章 紅き館のお騒がせ吸血鬼
3/10

意外としぶといよ?人間って…

ー同日ー



俺は現在進行形で空を飛んでいる。

飛んでるというより、落ちている。

それはなぜかというと……


ー少し前ー


スキマに落ちた俺は、出口に差し掛かる。


影人「はぁ。やっとかよ…

いきなり落としやがって…」


言っても仕方がないので

これ以上はやめておこう。

スキマを抜けるとその先には……


下に湖が見えた…


ん?下?何で?まさか…これって…


影人「ここ空じゃねーか!」


そう。空なのである。


ーそして現在ー


どうする?このままだと湖にドーンするな。

この高さだったら、余裕で死ねるんじゃね?

とりあえず生きれっかな?眼帯を外す。


【どの程度の傷を負うか】


軽傷…15%

重傷…47%

死傷…37%

その他…1%


ふむ…とりあえず生きられる確率は62%か…

意外と高かったな。半分以下かと思ったのに。

その他も入れろって?おいおい…

その他が植物状態とかだったらどうすんだよ。

うーん、よし。運任せで行こう。うん。

なんとかなるっしょ!


覚悟を決めた時には、もう湖は目の前だった…


ー少年気絶中ー


影人「う…ん?生きてる…のか?イテテ!」


起き上がろうとすると、体がビリッと痛む。

何処も折れたりはしてないな。

軽傷で済んで良かった。


???「あ…大ちゃん!起きたよ!」


??「本当?よかった…」


ん?大ちゃんって、

大妖精のことだよな?まさか…


影人「あ~、とりあえず

ここが何処か聞いていい?」


??「ここは私達の家なんです。

あなたが湖に浮かんでいたのを、

私たちが発見したんです」


影人「そっか、ありがとな。

俺は白澤 影人、よろしくな」


??「私は、大妖精といいます。

よろしくお願いします。影人さん」


???「あたいはチルノ!よろしくね」


影人「大妖精とチルノね。

んで、ここ…どこ?」


大妖精「え…

ここは私とチルノちゃんの家ですけど…」


影人「いや、そうじゃなくて…

ん~、ここは、地球か?」


大妖精「ち…きゅう…?

いえ…ここは幻想郷ですけど…」


影人「てことは、異世界に来ちまったのか」


大妖精「ということは、

影人さんは外来人という訳ですね」


影人「まあ、そうなるな。

なら、教えてくれないか?この世界のこと」


大妖精「えーと、私たちから見ても、

あまりよくわからない所が多いんです。

ですので、もっと良く知っている方に

聞くのがいいと思います」


影人「なるほどね。じゃあ、

この近くにそういう奴っているか?」


大妖精「はい。この近くに、

紅い館があって、そこの図書館にいます」


影人「なるほど…案内してもらっても?」


大妖精「もちろんです。でも、

今日はもう遅いので、明日案内しますね」


影人「ありがとう。頼むわ」


チルノ「zzz」


さっきからチルノが全く喋ってないと

思ったら、寝てやがった…


大妖精「ふふ…チルノちゃんったら…

じゃあ、私も寝ますね。影人さんは

「その辺で寝るから」…わかりました。

では、おやすみなさい」


そう言って、大妖精はチルノを抱えて

部屋に戻って行った。


さて、俺も寝よ。

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