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最後の戦のお話(2)

「三鬼殿! 東より黒煙、兵部卿の策が成ったかと!」


「……うむ。ならば進撃、敵が二の丸御殿――跡地に集い次第、我らが槍で纏めて薙ぎ払う」


「はっ!!」


 波之大江 三鬼率いる〝白槍隊〟は、本丸東門の前に陣取っていた。

 その兵数、僅かに百。

 更に後方には、拝柱教武装信者が七百控えているが、合わせたとて寡兵であった。

 然も、この寡兵は、自由に動かせぬ兵である。

 『錆釘』の先陣が東より攻め入って来ているが、そちらに全戦力をぶつけては、残り三方からの政府軍に対処出来ない。結局、百の兵の他、東より攻め来る敵に当てられる兵は居なかった。


 ――これを敗戦と呼ばずして、何と呼ぶ。


 忸怩たる思いを噛み殺し、三鬼は白槍隊の先頭に、長柄の大鉞を手に立った。

 並び立てる者は居ない。皆、三鬼の背を追うばかりの、精鋭とは言え一兵卒である。


 ――小粒になったものだ。


 言葉にせぬ嘆きであったが、仮に口にしたとて、今の白槍隊に三鬼の思いを汲み取る者は居なかったであろう。

 つい昨夜まで、三鬼の横には、八重垣という若い将が立っていた。多少、血気にはやる悪癖は有ったが、武芸に優れ、三鬼が不得手の知恵働きも良くこなす男であった。

 だが、死んだ。狭霧和敬の気紛れに、首を挽き斬られたのだ。

 八重垣程には賢くないが、狩野という男も腕利きで、何よりも心根の強い男だった。無類の明るさと、こうと決めたら押し通す意地を持った、真っ直ぐな男であった。

 それも死んだ。酒宴の戯れに殺された。

 そして、つい半年も前までは、狭霧 紅野が、三鬼の副官であった。傑物の父に良く似て、武・知の何れも優れた女傑であった。

 その紅野は、民兵を率いて比叡山に立て篭もった挙句、今は捕らえられて、二条城の本丸に在る。

 優れたつわものを幾人も失って、小粒の兵ばかりが残ってしまった。それを三鬼は、己の咎として嘆いていた。

 これが、かつては洛中の最精鋭として名を轟かせた白槍隊の姿か。果たして何処で間違い、こうまで堕ちたのか――


 ――否。間違いなど、無い。


 波之大江 三鬼はこの窮地に在っても、狭霧和敬を主君と定めたことを、過ちだとは思っていない。


 ――ひとえに拙者の力が足りぬ故。






 かつて、荒々しい鬼が居た。

 山を寝床に、野山を裸足で駆け、巨木を根こそぎ引き抜いて振り回し獣を狩る、巨躯の鬼である。

 言葉は知っているし、読み書きも出来る。親に教えられたからである。

 だがこの鬼は、人の世界に踏み入ることの出来る資質を持ちながら、人と交わらずに生きていた。

 身の丈、一丈二尺八寸――座して尚、並の男よりも高い、小山の如き体躯が故であった。

 この体では、何処に在ろうと目立つ。人の街になど降りようものなら、目を引くでは済まない。

 然しこの鬼は、さしたる野心も無いので、山の中で獣のように生きていて、不足に思うことが無かった。

 己は強い、それだけで良かった。

 恐らく、周辺の山の全ての獣より強いことを知っていて、それで満ち足りていたのだ。


「強いなど、たかが〝そんなもの〟だ」


 その価値観を打ち崩したが、狭霧和敬であった。

 手勢を率いて、三鬼の住む山へ踏み込んだ和敬は、一昼夜の内に三鬼を捕縛したのである。

 数百の兵士が放った鉄鎖に絡め取られ、数十の銃口を突きつけられた三鬼へ、和敬は、路端の石へ向けるような目を見せた。


「お前一人がどれ程に強かろうが、俺にとっては取るに足りん雑事に過ぎん。力のほんの一端を振りかざせば、こうして容易く捕らえてしまえるのだ、馬鹿が」


「………………」


 何も答えず、巨大な目玉を爛々と光らせる三鬼の正面に、和敬は胡座を掻き、興味の薄そうな顔を変えぬままで続ける。


「俺は、お前などどうでもいい。だが、お前の力は役に立つ……俺が持てばな。お前の足りぬ頭に任せておいては、なんの役にも立たんわ」


「……ならば、何に使うと抜かす!」


 人の言葉を発したは幾月ぶりか――存外に滑らかに、三鬼の喉から言葉は溢れた。


「国を取る」


 対する狭霧和敬は、あまりにも呆気なく、大それた事を言った。


「国……?」


 国、である。

 どこかの街だとか、城だとかを取るというのではない。

 始め、三鬼は、関の東西であるとか、或いは奥州など、そういう〝国〟を思い描いた。

 それでさえ、山に生きる三鬼からすれば、途方も無く巨大な世界である。


「そうだ。この日の本のみならず、西に進みては五指龍の帝国、北進し凍土を、南進しては天竺、大陸をそのまま西に踏破して大帝国全て、更に西進し新大陸、悉くを俺の遊技場とするのだ」


 だが、狭霧和敬の語る〝国〟とは、そんな小さなものではなかった。

 三鬼は名さえも知らぬ、遠く海の向こうの〝国〟――日の本と比して、遥かに強大な国々を指し、和敬は〝取る〟と言ったのだ。


「強さが自慢なら、俺に従え、鬼」


「……何故!」


「今のお前が弱いからだ。たかが数百の人間に捕らわれる武力など、国どころか、一つの城郭の力にも劣る。たかが一個の動物が、強いと己を誇って小山に踏ん反り返るなど、片腹痛いにも程が有るわ!」


 その時、三鬼は、己の気宇の卑小なるを知った。

 無双のものと自認していた力は、たった数百の兵に捻じ伏せられる程度で――目の前に居る男は、数千万、億の人間を支配しようと企んでいる。

 己とこの男と、何れの力が強いか。間違い無く己である。

 だが、この男の目に映る世界は、己の知るものの数万倍も、数億倍も広いのだ。


「まだお前は、自分が強いつもりで居るか」


「ぬぅ……!」


 そう吐き捨て、立ち去ろうとした狭霧和敬の背を、三鬼は呼び止めた。






 それから、もう何年になるか。

 人の里に下りて、人に従って、三鬼はまるで人のような生き方を始めた。その折に波之大江の姓を、彼を部下に加えた狭霧和敬より、諸将へはったりを利かせる為と与えられた。

 その過程で、自分より力に劣る者とも、対等に接する事の意味を学んだ。

 即ち、敬意である。

 初めの三鬼は、敬意という精神を、弱者を侮らぬ事と解釈していた。そうでは無く、相手をそも弱者と見なさぬ事と解するようになった頃、三鬼は多数の部下を従えた、一端の武将になっていた。

 妻も得た。人間の中でも小柄で、三鬼と並べば、頭が三鬼の太腿の半ばまでも行かぬような、だが物怖じしない女だ。逃げ回る三鬼を女が追いかけ回し、根負けしたような形では有ったが、今では娘に呆れられるような、仲睦まじい夫婦である。

 三鬼は、己が幸せ者である事を、噛み締めながら生きている。

 あの山に籠って獣の如く生きていては、夢に描く事さえ出来なかったものだ。そして、決して手放したくない、かけがえの無いものになった。


 ――日の本は、弱い。


 波之大江 三鬼は、己を含めたこの国を、諸外国と比して、まだ力に劣る存在だと見ている。同時に、日の本に在って国外へ目を向けている者が、決して多くはないとも気付いている。

 狭霧和敬は、その少ない人間の中で、最も力に貪欲で、大きな野心を抱いた男であった。

 この男の下でなら、日の本は負けない――諸外国が刃を向けて来ようとも対抗できる。いや、寧ろ敵国を飲み込み、日の本は更に強大にさえなって行くだろうと信じていた。

 それは或る種、盲目的とさえ言える信頼だ。だが、着実に兵を集め、財貨を蓄え兵器を掻き集める狭霧和敬は、三鬼にとり、巨大な力の象徴――鬼さえ及ばぬ巨大な力の具現であったのだ。


「……我等は兵部卿旗下の最精鋭〝白槍隊〟」


 三鬼は空を睨みながら、誰に聞かせるとも無しに呟いた。


「は……?」


 背後に立つ急ごしらえの副官が、意を理解出来ずに聞き返す。それに、目は空から落とさぬまま、三鬼は答えた。


「我等に負けは無い! 例え最後の一兵まで屍を晒そうと、否、例えこの城さえが賊徒の手に渡ろうと――それは我等の負けでは無い!」


 大鉞を手に、背後を顧みる。

 精兵百名。眼光鋭く、鍛え抜かれた体躯は頑強にして凶暴。而してその力は、無軌道に放たれる類の暴力では無い。

 長槍と打刀、鎧は白備えの伊達姿。戦を前に、僅かにも怖気を滲ませていない。

 三鬼は今再び、己の未熟を知る。

 小粒になったのではない。そう感じる己の器が、小さく押し固められただけなのだ。例え幾度の敗戦を隔てようと、優れた将を失おうと、彼等は過たず精兵であった。


「我等の負けとは――貴公達が、『負けた』と口にした時だ! それ以外、例え戦神の類であろうが、我等を打ち倒す事など出来ぬ!」


 そして、三鬼は戦場へ向かう。白槍隊が、無言のまま、槍を構えて後を行く。

 遂に鬼とその槍が、出し惜しみ無く振るわれる時が来たのだ。






 その時、八島陽一郎は、政府軍の第二波およそ千の内に在って、戦場を見渡していた。

 舶来の単発銃――長銃身の、革命的発明である〝薬莢〟を用いた新式銃を、五丁も背に括り付けて、である。

 彼は『錆釘』の狙撃手であるが、先遣隊三百には加わらず、政府軍の兵士に混ざっていた。刀や槍を手に、敵兵と切り結ぶのは不得手であるのだ。


「……おいおいおい、やべーんじゃねーのこれ。やべーんじゃ……?」


 彼の目が見ていたものは、晴れ空にもうもうと立ち上る黒煙であった。

 二の丸が爆ぜ、火の柱が起こった。それを見て、第二波である彼らは、城内の味方の反応を待たず踊り込んだのである。千の兵士が一つ方向へ、ざあと流れて行く。その中から、八島はするりと抜け出し、手近な櫓を探してよじ登った。

 そして目にしたのは、ぽっかりと形を失った二の丸御殿と、寡兵というにも少なすぎる数――ただ二人で、二百の敵兵に囲まれた友軍であった。


「ちぃっ!!」


 構え、撃つ。尋常ならぬ早打ちである。

 遠く、距離にして百間も向こうで、味方の背後を突こうとしていた敵兵が、脳天から血を吹いて倒れ伏し――


「……っ、くそっ! おいおい、撃たれたら死ねよ!!」


 その兵士が、直ぐに立ち上がる。

 二射目より先、友軍二人の片方――岩のような体格をした男、片谷木遼道が、立ち上がった兵の頭を拳で砕いた。

 もう一人、松風 左馬は、鋼の六尺棒を縦横に振るい、攻め寄せる敵兵を打ち倒している。

 既に全軍への通達で、敵兵が、三度までは死しても立ち上がると聞かされている。だが、聞くと見るとでは、やはり衝撃の度合いが違った。

 八島は、人を撃ち殺すのは初めてではないが、引き金を引く度にいつも、言い表せぬ重さを感じる。喉と胸の内側に何かがへばり付き、息を吸い込むのを邪魔するような――それが、無いのだ。

 頭蓋を撃ち抜いてもなお立ち上がる敵兵の、眼球を撃ち貫き、もう一度殺した。それが立ち上がれば、苛立ちに毒づきさえしながら、もう一度、もう一度――。

 八島の技巧は、研ぎ澄まされていた。

 五丁の単発銃を、左手で装填しながら右手で撃つ、曲芸じみたつるべ打ち。両の手に迷いは見受けられない。

 何故ならば――敵を、人だと思えなかったからだ。

 人の皮をかぶりながら、もはや自分達とは違う何かに変わり果てたものを、幾ら殺そうと、心が揺れる事は無い。八島は無心に、あらん限りの技を以て撃ち続けた。


「それにしてもよー、三十や五十ならまだしもよー……!」


 その銃弾は、どれ程の敵兵を葬っただろうか。


「こいつはちいっと多すぎるだろう……!?」


 一つと外さぬ神域の射は、休まず倦まず繰り返されながら――二百――いや、実質的には〝八百〟か。その兵士を殺し尽くすなど、出来よう筈も無かった。

 其処へ――敵軍に数倍する怒声と、地の振動が鳴り響く。城内へ雪崩れ込んだ千の兵士が、ようやっと前線に辿り着いたのだ。

 白昼の高台にて戦を見るのは、八島とて初めてのことであり――その様はあたかも、氾濫した川が堤を押し流すに似ると感じた。

 一人の敵兵に、数人が取り付く。一人が槍を掴み、一人が腕を抑え、更に別な誰かが斬る、或いは突く。

 ささやかな抵抗は意味を為さず、濁流に飲まれるように、敵兵が次々に死んでいく。

 そして――死んだ端から蘇り、一人でも多くを道連れにしようとあがき、また死ぬ。

 あまりに容易く、そして無為に、命が消費されていく戦場であった。

 こうまで敵味方が入り混じれば、八島とて狙撃はままならない。櫓の上で身を伏せ、静かに機を待つ。

 狙うは極上の首。

 鷹の目を細め、敵の顔を見定めていた時、〝それ〟が来た。


「うぉ、っ……!」


 百間を隔ててさえ背筋を凍らせる怖気。白槍隊が、波之大江 三鬼を戦闘に、乱戦の中へと斬り込んだのである。

 真白に染まった一段が、人の群れに割り入った瞬間――ざあぁ、と、赤い霧が吹いた。

 僅か百名の精兵達は、一個の生き物のようであった。

 頭である三鬼が大鉞を振るうに合わせ、残りの胴体が大きく波打ち、波に触れる者を血煙に返す。

 一糸乱れぬ、という表現さえが不足。

 彼等は、布を糸で繋ぎ止めた衣ではなく、それ自体が一枚の布であった。

 旗の如く彼等の陣形は靡き、敵を受け止め、飲み込んでいく。

 その一人一人が、眼光は羅刹、返り血を受けた顔は般若、魔物染みた形相となって、槍を振るいまくった。

 白い旗が靡く。十か二十か、首が空を舞う。

 白い旗が撓む。地に伏す亡骸の上に、新たな屍が積み上げられる。

 白い旗が振るわれる所、政府軍の兵は、風に散らされる綿埃のように死んでいった。


「……んな、馬鹿な……化け物が……」


 魔獣と化した白槍隊に在って、とりわけ波之大江 三鬼は怪物であった。

 三鬼の大鉞は既に、数十の兵士の血を吸い、ぼろ切れのようになった人間の皮膚や肉の断片を、刃の端に幾層も張り付かせている。

 赤黒く染まったそれがぐぉうと振り回されると、人の頭が、まるで卵の殻のように潰れるのだ。

 稀に、大鉞を潜り抜ける者も居た。その兵士の頭を、三鬼が鷲掴みにし、くしゃっと握り潰した。

 手の中に残った死肉と血を、三鬼は音を立てて啜った。それで喉を潤し、また次の兵を――政府軍の第二波は、既にその四割を失いながら、逃げる事もままならず、寡兵に圧倒されていた。


 ――あいつを殺す。


 畑を荒らす猪を狩るように、人里へ降りる熊を撃つように、化け物は討たねばならぬ。怯えるように、心に命じた。

 八島はつるべ打ちを止め、戦場に際立つ巨体へと狙いを付ける。

 縦も横も奥行きも、全てが巨漢の更に倍。狙い撃つには絶好の的――引き金を引いた。

 銃声は戦の怒号に掻き消され、銃弾は瞬時に百間を駆け、過たず波之大江 三鬼の左胸へ――


「取った……!」


 否。

 三鬼は荒れ狂い続けるばかりで、些かも動きは鈍らない。

 銃弾が撃ち抜いた筈の胸は、一滴の血も流さぬままであった。

 何故か――熟練の狩人たる八島は、熊撃ちの折、同じ光景を見て知っていた。

 単純に、銃が弱過ぎるのだ。


「は? おいおい……舶来の最新銃、最新火薬の新式銃弾だぞ……!?」


 それでも、鬼には不足。

 砂粒で人間を殺せないように、八島の銃弾では鬼を殺せない。

 八島が放った銃弾は、三鬼の胸板を貫くどころか、胸の肉にわずかに食い込んだだけで、後は鎧の中に落ちたのである。

 そして――八島は、見た。

 鬼灯の如く丸い三鬼の目が、百間を隔てながら、確かに己を捉えたのを。


 ――ヤバい。


 背筋に走る悪寒が、八島の身を凍てつかせた。

 見立てが甘かった――と言えば、それも嘘ではない。然し油断はしていなかった。持ちうる全ての力を戦場に注いだし、それは自分以外の、全ての兵士も同じである筈だ。

 だが、そんな些細な尽力は、全く無意味であった。

 三鬼は、打ち殺した亡骸から槍を取ると、巨体を三日月のように撓め――

 ぞうっ、

 と、投げた。

 百間の空間を瞬く間に飛び越えた槍は、八島の胸を貫いて尚も飛び、遥か後方の城壁に突き立って、やっと止まった。

 二寸幅の空洞が、八島の胸に開いた。


「か、っ――」


 過たず、致命傷であった。

 肺腑から登る血を吐き出しながら、最期に八島は――


 ――理不尽だろ、あれ。


 音に成らぬ呪詛を残して、櫓の上で息絶えた。

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