プロローグ
ある日、16歳の少年イトウ ランオウはいつものように学校に通い、陰キャ友達とだべり、生活を充実させていた。しかし、ランオウは昼休み校庭で寝ていると、自動芝刈機に巻き込まれてしまい…目が覚めるとそこは…
ランオウは仲間を集め、異世界で魔王討伐のためにパーティーを組むのだが…ヒーラーしかいない!? 一体どうなるのか…
この世界は複雑だ。何から何に至るまで、まるで絡まったケーブルのようになっていて、ほどくのは至難の業だ。
この世界は単純だ。あらゆる現象が簡単な一つの式で表せる。どんなものもうんと小さい粒でできている。
文明は技術のもとに発展してきた。道具作り、衣食住、兵器、娯楽、そして医療。どれも様々な技術の結晶であり、それらは、あるいはすさまじい努力の末に、あるいは偶然の産物として、また、あるいは天才な発想のさなかに生まれたものだ。
技術は人を選ばない。選ぶのはその意思であるということだけが技術の真理である。
思い出せ。我々の意思を。
読んでいただきましてありがとうございます。
プロローグはいかがでしたでしょうか?
この作品はチーム6人の共同作業で作りました。
初投稿ですが、これからも何卒宜しくお願い致します。