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第1話 唐突な言葉

皆さんこんにちはあるいはこんばんは。

ししとうです。

今作は私にとって初めての作品となります。

誤字脱字があったり、投稿が不定期だったりするかも知れませんが暖かい目で見守ってくれると幸いです

「ねえ、しょーた『リアファン』しよーよ!」

唐突に彼女の美紀がそんなことを言ってきた。

ちなみに、リアファンとは1週間前に発売されたリアルファンタジーオンラインの略である。

「なんだよいきなりそもそもゲーム機自体持ってねーぞ」

「大丈夫大丈夫。じゃじゃーん」

と、ダンボールを見せてくる美紀。

「あなたのゲーム機は私が事前に買っておきましたー」

「は?」

状況が理解できない俺。

「どういうことかちゃんと説明してくれ」

「えー、説明って言われてもなー。えっとね、しょーたとこのゲームがしたくなってね、しょーたはどうせゲーム機なんて持ってないと思ったから買っておいてあげたの!」

「それは分かった。だがそのお金はどこから出たんだ?」

「それはもちろん、しょーたの財布から抜き取ったんだよ!」

「おい。人の財布から勝手に金をとるな。それは泥棒って言うんだぞ」

「いいじゃんいいじゃん。私のものを買ったわけでもないんだし。それよりも早く始めよう。今日までに始めないと、スタートダッシュ特典が貰えなくなっちゃうから」

「全然いいじゃんにならないんだが。まあいい。初回限定特典ってのはなんだ?」

「初回限定特典はね?発売1週間後までにキャラメイクしたらランダムでスキルを3個貰えるんだよ」

ふむ、つまりそれを手に入れるために早くゲームを買いたかったのか。

「でもなんで今日なんだ?」

「それはね?ゲーム機が届いたのが昨日だったんだよ。本当はもう少し早くに始めたかったんだけど」

「じゃあしょうがないか。俺もゲーム自体は好きだし始めるとするか」

「そう来なくっちゃ!」

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