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33、二月九日、午前八時五分。 地下ケーブル坑内。 ジャグス。
「へっへ…」
金属の床と同色に変身していた緑のカメレオンは、変身を解きながらクククと笑った。クリータス、俺はどうやら笑い方を覚えたぜ。
倒れたラルジャンの銀色の身体は、上半身が紅く血に染まっていた。
「悪く思うなよ」ジャグスはピクリとも動かないこの銀色の暗殺者の小型機銃だらけの頭を小突くと、聞こえないはずの相手に向かってささやいた。「俺がホルマリン漬けなら、あんたはさしずめ解体工場行きだな。へへへ」
「ジャグス、無事か!」送受信機から声が響いた。




