八つ当たりするしか…ないのでわ!?
まさかのコミュアビリティーマイナス値!
その効果とは自身の姿を見た者から嫌われるという世捨て人必須なものであった
人嫌いな俺には痛くも痒くもないはずだった
いや違う…
俺には痛すぎる出来事だった!
認めよう!
俺は人恋しいのだ
人と触れ合いたいのだ
しかし、この異常なまでのビビりのせいで上手く口が回らず自分を伝えられないため人からは誤解された上に話すこと自体が恐ろしく思えるようになってしまったのだ
そう、ヘタレなビビり、それが俺なのだ
ああ、誰かと話したい、一緒に笑いたい、共感したい
それなのに、なんだよ、見られただけで嫌われる?
なんだよ何だよなんなんだよッ!!
負債額1000オーバーってッ!
1ポイント上げることすらできない俺に!
いったいどうしろっていうんだよッッ!!
ふ
ふふ
ふ、はーッハッハッハッハッハッ、ヒャ(ピー、不適切な表現が見受けられたため削除されました、アンドゥは不可能です)
やってやる…
このどうにもできないやるせなさをぶつけてやる!
ギッタンギッタンのグッ(ピー、以下略)にしてさんでもってピーしてピーのピーピーピーにしてやるからな!!
待ってろよおおおオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!魔王ッ!
一方その頃の魔王城では魔王が珍しく風邪をひいたようで激しい悪寒に苛まれていた
「オレはもうダメだ、そんな気がする」
「ま 、魔王様!?お気を確かに!!」