表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩、短歌

金木犀

作者:

ふわり 香りに誘われて ふらり 彷徨う秋の道

道すがら見つけた 愛らしく高潔な花は

自らのみぞ知る 自らのみが持つ魅力を 存分に生かしながら

謙遜を知らぬ乙女のように 甘い主張を繰り返す


橙の小さな花が ふわり 芳香を放ち

あまりの濃厚さに くらり 強い眩暈を覚える

真実の愛を欲し 求める遊女のように

官能的な とろりとした香りを身に纏い そっと寄り添う


恥じらいながらはにかんだ 清純な少女のように

濃緑の厚い葉に身を隠し

変わらぬ魅力に気づいてと 甘くささやき訴える


それは初恋のように ゆるりと胸を締め付ける

気が付けば とらわれて 他に何も考えられなくて

思うつぼとは知りながら 陶酔させられるがままに

目を閉じ この身を任せた

好きなんですよ…金木犀。

分かりにくいかもですが、連ごとに金木犀が持つ違った一面を出してみたつもりです。


ちなみに。

金木犀の花言葉がいくつか、作中隠れています。

全部見つけられるかな?(※ググったら楽勝ですけどね←何)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] こんにちは! どきっとしました。澄み渡るように、入ってきました。 金木犀の香りは約4000mほど届くと何かの本で読んだことがあります。ほんとかどうかはよくわからないんですが。 金木犀の香り…
2014/02/23 16:36 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ