20話 アジトについて
朝の日差しが、眩しい
「んっんー」
身体を伸ばして起き上がる
隣のベッドには、カルが気持ち良さそうに眠っていた
「こう見るとまだ、幼い子供だな」
着替えを終えてカルを起こすか迷ってると、部屋の扉がたたかれた
「ヒビキ、起きてる?」
チグサの声だった
とりあえず扉を開ける
「おはよう、ヒビキ」
「あぁ、おはよう、チグサ、それとシオンも」
「はい、おはようございます」
扉を開けると思ったとおりチグサだった、その隣には、シオンもいた
「ヒビキ、ボク達これから、この宿の食堂に行くんだけど、ヒビキ達も一緒にどうかなって」
ゴトンッ
後ろから鈍い音が響いた
カルが、ベッドから落ちた音だった
「カル、大丈夫か」
「……おはよう、にいちゃん………」
急いで近づく、カルは寝ぼけていたのか俺だと気づいてないみたいだ
「……………あっいや、違うからな」
この後、顔を真っ赤にしたカルを宥めるのに苦労した
食堂
「ヒビキさん達は、今日、やる事は決まっているんですか?」
「うーん、アジトの場所を探すにしてもなー」
「ヒビキ様、その件については、ご安心ください」
急に、サクラの声が聞こえてきた
とりあえず通信カードを取り出す
案の定ここからの声だった
「いきなりどうした、サクラ?」
「先程の、ヒビキ様達のお話しを、たまたま、お聞きしていまして、」
「アジトの話か?」
「ええ、そうです、その事で、お伝えしたい事があるので、このあとお時間、頂いてもよろしいですか?」
「俺は、いいけど」
「あと、カルさんも一緒に来てくださると助かります」
シオンは仕事があと少しだけあるらしい
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