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04【やはり俺の能力は危険なのだろうか?】

【波多野仁】AV男優にして異世界に召喚された勇者

異性を魅了すると言う特殊能力により女性を抱くと経験値にブーストが掛かる事が分かった

その特殊能力を駆使して魔王を倒すべく奮闘中


【ニャーチ】猫人族のメイドにしてメイドマスターの称号を持つ凄腕のメイド

炊事に洗濯何でもござれ!

LV14→LV22

HP2800→HP3600

MP1400→MP2200

SP2100→SP3300

STR120→STR160

DEF144→DEF192

INT72→INT96

DEX168→DEX224

AGI144→AGI192

LUK240→LUK330

CHA240→CHA330


「おおっ!レベルが大幅に上がっている

やはり同じ女性ばかりだと経験値が減少するみたいだな」


ニャーチ・ド・コルパルクーンの数値が一定ポイントを超えました波多野仁の伴侶に変更しますか?

『YES/NO』


「この伴侶になった場合はどうなるんだろうな?ただの夫婦になるのか?」


ピコン!


【伴侶】正式に夫婦として認められた者達

夫婦間でのステータスの共有、ストレージの共有、経験値の共有が可能である


「ほうステータスを見られるのは問題だがその他は有り難いな」


ニャーチ・ド・コルパルクーンを伴侶にしますか?『YES/NO』


「いやいやしないからNOだNO!」


変更NOを確認致しました

.

..

...

此方の変更はニャーチ・ド・コルパルクーンの数値が一定ポイントを切らない限り何時でも変更可能です


「..さまっ!仁様っ!仁様っ!」


「んっ?ああっごめんごめん」


「仁様お疲れですかニャ?」


「いや大丈夫だよ、ちょっと考え事をしてただけだからでどうしたの?」


「ニャニャあそこから先がアルベルダー国ですニャ~♪」


目の前には国境を守る為に立派な砦が佇んでいた


「アルベルダー国へようこそ!旅のお方、カードの提示をお願いします」


「......確認しました、入国税として1人銀貨3枚頂きます」


「へぇー入国税なんか有るのか」


「はい、アルベルダー国民又はギルドメンバー以外は入国税を頂いております

なお徴収した税は街の復興や孤児院の運営などに使われますのでご安心下さい」


こうして俺達はアルベルダー国へ無事入国する事が出来た


「入国税か結構痛い出費だな、この先何回も払わなければいけないと考えるとギルドに登録した方が楽なのだろうか?」


「仁様、お金の心配なら大丈夫ですニャ!ニャーチにお任せニャ!」


「ギルド以外に何か良い方法でも有るのか?」


「はいニャ!グフフフフッ!国境を通らなければ良いのですニャ!」


「それってまさか!!」


「はいニャ!不法侵入ニャ!グフフフフッ!」


「やっぱりか!あのなニャーチ、俺はこれでも一応勇者何だからさそう言う行為はダメだろ?な?」


「大丈夫ですニャ!バレニャきゃいいんですニャ!バレニャきゃ!グフフフッ!」


ニャーチは何故か自信満々で即答していた


「ほらニャーチそんな馬鹿な考えは止めて素直に次の街でギルド登録しような!」


「仁様がそう仰るのでしたら素直に従うニャ♪」


それから二日後、二人は無事にアルベルダー国の王都に到着した


【宿屋】


「ふぅーようやく落ち着けるな~」


俺とニャーチはベットにダイブした


「そうですニャ~入国審査があんなにも時間が掛かるとは思いもしなかったですニャ」


ニャーチは元々王族や貴族の元で働いていた為、一般市民の入国審査というものを知らなかったそうだ


「で、ニャーチ今後の予定は?」


「ニャ、この後はギルドへ向かいギルドに登録、仁様は自由行動、その間に私は必要な物の買い出し、その後、御夕食と入浴そして就寝、何も問題が無ければ明日の朝にはこの国を出発しようと思っておりますニャ」


「うむ完璧と言いたい所だけと買い物ぐらい手伝うよニャーチ」


「これはニャーチの仕事ですニャ仁様は宿でお休み下さいニャ」


「ニャーチ助け合いだよ助け合い、偶には俺を頼ってくれても良いんだよ?」


「ニャニャ!助け合いニャか?」


「そうそう!俺達は共に魔王討伐を目指す仲間じゃないか!な?だからこれからは二人助け合っていこうよ!」


「よろしいのですかニャ?」


「構わないさ、だから何かあったら何時でも相談してくれニャーチ」


仁はそう言い放つと横に居るニャーチの頭を撫でた


「わかりましたニャ......ニャフーン♪」


「ニャフーン?あっ!しまった!能力の事をすっかり忘れていた」


「ナーオ♪ニャーオ♪も、もう無理ニャ、ニャオーン♪」


「ニャーチ待て!身体をフリフリして狩りの態勢に入るな!待てニャーチ!待て!!」


「仁様ーーっ!ニャーーー!!」


「ニャーチーーー!待てーーっ!!アッーーー!アフン!!」


仁のせいなのかそれともニャーチのせいなのかギルドと買い出しに行く時間が無くなってしまった


【食堂】


「じ、仁様、申し訳ないですニャ!

何だかわからニャいのですが、仁様に触れられると発情期でも無いのに何故か発情が抑えられなくなっていくニャよ」


【発情期】

亜人種に属する者達が月の満ち欠けにより発情する日である

この世界には二つの月があり10日に一度交互に満月になる日があり、その日を発情日と呼び子が欲しい者達は頑張る日である

発情に興味が無い者は発情を抑える薬を飲み就寝する

中には薬を飲まなくても抑えられる者もおりこればかりは個体差である

しかしこれは準発情日とも言われ本当の発情日は半年に一度3日間だけ二つの月が満月になる日がある

この日は全ての亜人種族が発情する正に楽園の日である


「いやそれは俺の能力に関係しているんだよニャーチ」


俺はニャーチに能力の事を話した


「凄いですニャ!それは仁様のオリジナル能力ですニャ!」


「凄いのか?ただ異性を魅了し発情させるってだけの能力だぞ?」


「そんな事無いですニャ!

この能力を使えばLV100も夢では無いですニャ!」


「それはそうなんだけどさ、その分だけ女性を抱かないといけないんだよ?」


「仁様なら大丈夫ですニャ!止めろ止めろと言いながらベットの上ではあれだけ激しい攻めをするのですからニャ~」


「おいニャーチ止めろその話は止めろ!

そもそも俺はそこまでレベルに興味は無いんだよ、魔王さえ倒せればそれでいいんだから」


「さすが勇者様ですニャ!レベル何て別に関係無いんですニャ!

本当ベットの上では勇者では無く魔王だけの事があるニャよ!」


「おいニャーチだから止めろその話は!」


「ああっごめんなさいニャ!仁様~っ!」


程よくお酒が回って来たニャーチを連れ俺は食堂を後にしたのだった


「ニャーチ、誰かにつけられているな」


「ニャ、食堂にいたフードを被った二人組みですニャ」


流石メイドマスター少しとはいえ酔っているにも関わらずこの状況を冷静に分析するとは


「ニャーチそこの路地に入ったら走るぞ!」


「ニャ!」


「よし今だ!」


俺達は全力で路地を走った

タタタタタタッ!


その後を二人組みが追いかけて来る

タタタタタタッ!


「クソッ!行き止まりだ!ニャーチそっちの道はどうだ?」


「こちらも行き止まりですニャ!」


路地は月明かりに僅かに照らされた影からフードを着込んだ二人組みが現れた


「逃げないのか?」


「なんだ?逃げさせてくれるのか?」


「まぁー逃がさないけどな」


「なら最初から聞くなよ、で俺達に何の用なんだ?」


「用が有るのは貴様だけだ勇者!」


フードを脱ぎ払うと奴の頭に角が生えているのが分かった


「仁様!そいつ等は魔族ですニャ!」


「勇者を探しに潜入して居たのだがこうも早く見つけれるとは魔王様の巡り合わせには感謝しないとないけないな」


「魔王?仁様もしかしてこの二人は魔王の側近かも知れませんから注意して下さいニャ!」


「いかにも我々は魔王様直属の四天王!

その1人!東のタイガール!そして......そして......おいノーザンどうした?」


ノーザンは今の一瞬で仁の手によって瞬殺されていた


「貴様っ!よくもノーザンをやってくれたな!」


「魔王の四天王って事は魔王の居場所を知ってるって事だよなぁ~!

さぁー洗いざらい話して貰おうかな~!」


仁は指をポキポキと慣らしながら残りの1人に近付いて行った


「ふん!ノーザンは我々四天王の中でも最弱!そう易々と我を倒せると思うなよ!」


「良くそんな状態で強がりを言えるな」


ノーザンに続きタイガールも仁の手によって瞬殺されていた


「おい!いいからこの縄をほどけ!おい聞いているのか!」


「はぁーまったくもー!縛った所で悪いんだけど、ニャーチこいつ等の縄ほどいてやってくれない?」


「ニャ!?宜しいのですかニャ?」


「ああっこうもうるさくては話も出来ないからな」


「で魔王はどこに居るんだ?」


「そんなに魔王様に会いたいのか?」


「まぁー一応勇者として召喚されたからな」


「そうかなら直ぐにでも会わしてやろう」


「ニャ!仁様ーっ!そこからお逃げ下さいーーっ!!」


ニャーチのこうぼう虚しくタイガールは懐に隠していた石を使用した


「な、なんだ?光が!くっ!眩しい!」


光が止むと俺達はどこか見知らぬ場所に来ていた


「待っていたぞ勇者!!」


「ん!?誰だお前は!」


「我か?フフフッ!そう我は世界を恐怖に染める為、千年もの永き眠りから目覚めた魔王ルシアン・ノヴァクラーク・ア・メリナだ!」


仁の目の前には中学生程の大きさの女の子が佇んでいた

作者のモチベーションが上がるため

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