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75.聖女来店

 それからロムオンさんの行動力は素晴らしく、翌日には村に住めるよう手続きして家を建て始めている。

 お酒の為に移住を決意かぁ。ある種の愛だよね。お酒LOVE。


 それからしばらく、普段通りに営業したり休みの日にウィンドウショッピングや冒険者ギルドの採集案件を受けたりダラダラする日を作ったりと変わらぬ毎日を過ごしていた。


 いや、少しだけ変わった部分がある。

 客数。


 営業を重ねるごとに、お客さんの人数が多くなる。経営的に見れば嬉しい悲鳴を上げられているけれど、従業員として二人雇っているけどやっぱりもう一人ぐらい欲しいところ。


 ユウトさん家のリビングより広く作ってもらったはずなのに列が途切れないので外で整列をお願いしているゴザレスさんも大変そう。


 人数が多くなっているのは分かっているので、ここ最近は魔力消費が少なくて済む私の自炊ご飯系を必ず一品入れている。


 それと、お昼時なのでお肉食べたいかなぁと驚きの価格と味のハンバーグディッシュ系を一品

 それ以外はお客さんを飽きさせないように、いろいろ考えてその都度変えている。


 多くなっている理由はもちろん口コミだ。

 私のお店にあの白銀のプレートが来て以降客数がどーーんとあがっているのです。

 この白銀のプレートを飾っているお店は当然ながら少なく、お客さんの話によれば、大体そういうところは今までより値段を上げてしまったりと、庶民がなかなか食べれないらしい。

 そんなところに白銀のプレート飾っているにもかかわらず、そこまで高くない金額でご飯を食べられるという事で、噂が噂を呼び今に至る。


 ありがたい、ありがたいけど目がまわる程の忙しさ。

 本当、毎日営業しますとか言わなくてよかった。

 自分のペースで出来るのは本当にありがたい。


 初めて来てくれたお客さんなんかは、やはり皆一様にビクッとなってから勢いよくご飯をガツガツと食べている。

 人によっては半泣きだったり。


 ユウトさんだけじゃ手が足りないので、当然私も配膳することがあるけれどその度にお客さんにお店をやってくれてありがとうと感謝されてくすぐったい気持ちになる。

 お客さんの中には料理人の方々も時々混ざっているみたいで、そういう人に話しかけられると決まって


「あんたの師匠はなんて人なんだ?」


 と聞かれる。師匠はいませんがあえて言うなら、世界の料理を生み出した人や企業の方々が師匠ですかねぇ。

 もちろんそんなことを言っても理解されないだろうからいつも回答は「秘密です」


 更には明らかに貴族の方もいるが、別に貴族用のVIPルームなんて用意してないから庶民と同じ席についてもらっている。

 駄々をこねる貴族の方もいるけれど、


「申し訳ありませんが、庶民と同じ席で食事がお嫌でしたらお帰り下さい。白銀のプレートをいただいてるので貴方様に贔屓にしていただかなくても問題ありませんので」


 とユウトさんがあしらってくれている。

 それを言われて帰る貴族もいるけれど、どうやらこのお店でご飯を食べたことがあることがある種のステータスみたいなことになっているらしく、食べたことある貴族と無い貴族で差が出来始めているらしい。

 仲良くなった貴族のおじちゃんが教えてくれた。


 嬉しくない話。政治とかよくわからないものに利用されたくないのに勝手に巻き込まれてない?

 私はただ普通においしい物をですねぇ……略。

 今のところ実害は出てないので、特に対処はしてないけれど何か起きたら対処しよう。



 そんな慌ただしく営業をしていたある日、そろそろ外の列が終わりに近づいているというときに外がざわつき始めた。

 もぉぉぉ今度は何よぉ。


 入ってきたお客さんにざわついていた外の状況を聞けば、聖女様と呼ばれる人が列に並んでいるらしい。

 それを聞いたユウトさんは窓際まで行き本当に聖女なのかを確かめていた。


 ややげんなりした顔で接客に戻っていった。


 そして噂の聖女様が来店されました。

 かわいらしい桃色でゆるふわなボブぐらいの髪の長さ、少したれ目、そして何より豊満なお胸、ボリューミーなお胸!


 大事だからね、二回言ったよ。

 そりゃ外もざわつくよね、こんなお胸があったらそわそわしちゃうよね。


「あ~ユウトさんじゃないですかぁ~!お久しぶりですぅ~」


「お、おう」


 歯切れの悪い返事をするユウトさん。

 聖女様とどうやら面識があるみたいだけど、もしかして苦手なタイプなのかな?

 さっきも窓から確認した時げんなりしてたし。


 聖女様の注文は親子丼だった。待っている間に並んでいた人や、食べ終わって出てきた人に聞いてこのメニューに決めたらしい。


 お客さんと気軽に話せる立場なんだ。

 てっきり聖女様なんて呼ばれてるから、気安く話しかけないでくださいみたいな感じなのかと思ったらそうではなかった。


 何でユウトさんげんなりしてたんだろう。

 特に問題がある様に感じないんだけど。


にゃああああああああ。

ブクマ評価本当にありがとうございます。


まだ出したい料理がありすぎてどうしよう。



あと本当にすみません。

明日更新お休みさせてください。

あぁぁぁ・・・毎日連載続けてきたけど、ここで途切れるの無念。;つД`)

書きたいけど・・・書きたいけど・・・うぐぅ・・・。

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●●短編書いてみました。●●
お時間あったら是非どうぞ。

四十肩賢者のダークトランス
……ダークトランスとか厨二感溢れてる気がする。
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