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38.ユウトとモデアチーム

 せっかくのタミエさんとの観光もミステイストがいるせいでシュウェーラの街を自由に歩けないのがつらいな。

 この街は大きいからいっぱい見て回れる場所があるのに……くそっ。


 人手が足りないとか今さら言われてもって感じだが、それでタミエさんに危険が及ぶのは困る。

 仕方なく村に戻って信頼できるやつを連れてきたがトゥイにしたのは失敗だったか?タミエさんとの距離近くないか?


 かといってゴザレスは別の案件で村にいなかったしな。

 仕方ない。


 作戦決行日、タミエさんは安全な商業ギルド待機かと思ってたのに、まさかトゥイと行動させるなんて。

 しかも変装がてら普段着ないような服と髪型がいつもと違って凝った感じになっている。ありゃ三つ編みっていうのか?編み込みっていうのか?わからん。だが可愛い。

 もちろん普段も可愛いがより一層可愛い。俺が隣を歩きたい。

 こんな可愛いから他のやつらからもアプローチがあるかもしれない。


 特に!今回作戦とはいえカップルに見せかけるわけだからトゥイがそのままタミエさんを好きになっちまったらどうしよう。


 可愛い可愛いタミエさんのそばに立っていたトゥイを呼び出し注意しておこう。


「おい、あくまでも作戦だからな。タミエさんに変な事するんじゃないぞ」


「えぇ~?変な事って何?」


「そりゃぁあれだ・・・キ・・キ・・・キs・・」


「ちゅ~のこと?カップルに見せかけるのに必要だったらほっぺぐらいしてもよくない?」


「・・・半殺す」


「何マジになってるの?えぇ~冗談だよ~。っていうか二人は付き合ってるの?付き合ってないのにそんなこと言われてもねぇ?」


「・・・うるさい」


「はいはい分かったよぉ~。ユウトを敵に回したくないからね。お仕事がんばりま~す」


 ったく本当にわかったのかよ。心配だなぁ。

 タミエさんを家で待機させておけばよかったかな。

 でも今回の旅でいろんな街を二人で見るっていうデートは出来たわけで……う~ん。



 とりあえず、さっさとこの仕事終わらせて二人でこの街観光するぞ!

 おいしいデザート屋があるって聞いたからな、きっと喜んでくれるはず!


 タミエさん達が公園に向かって出て行ったあと、モデアがガルギードという人を紹介してきた。

 ガルギードは奴隷市場の長なんだとか。

 今回貴族が勝手に奴隷を作っているというのは奴隷市場の長的にとても良くない状況だから、全面的に支援してくれているらしい。


 今回俺達が向う場所も、貴族とミステイストが密会を行うのによく使っているという場所を調べてくれたのもこの人だ。おそらくここに来るであろうと。

 一応屋敷のようだが、外から見る限り手入れのされてない感じだ。


 ガルギードは裏門側で待機し、逃げ出してきそうなやつをひっ捕らえるポジションだ。

 その為いかつい奴隷をつれている。


 俺とモデアは正面入り口に待機。隠れられそうな茂みにいる。

 念のため魔法を使い姿を見えなくしている。ただ物音までは消せないから慎重に動かなければならない。

 現状屋敷周りには見張り様なものが居ない。索敵魔法にも屋敷外では裏門にいると思われるガルギード達分しか反応がない。


 代わりに屋敷内にはそこそこ人数がいる。

 ざっと20人ぐらいいるだろうか。

 これがメイドなのか用心棒なのかは判断がつかない。


 こいつら全部つぶすのは簡単だが、目的は取引現場を押さえること。

 早く来いよミステイスト。



「ユウトさん、タミエさんが心配なのは分かりますが信頼できる方をお呼びしたのですから少し落ち着かれては?」


「……落ち着いている」


 モデアはため息をついているが、どこをどう見ても落ち着いているだろう。

 むしろ集中していると言っても過言ではない。


 今か今かと待っていたら索敵魔法にこっちにやってくる人間がひっかかった。

 モデアに索敵に誰かが引っかかったと告げて、【誰か】を確認しにいく。

 別人だったら困るからな。



 索敵に引っかかったのはやはりミステイストだった。

 モデアがいる場所まで戻り、モデアにこのままミステイストに付いて屋敷内に潜入する旨を伝える。

 ただ、取引現場を押さえるのが目的なのでモデアにも一緒に中に入ってもらわなければならない。

 身体強化した俺がモデアを抱えミステイストのあとをつけていく。


 外は手入れがなっていなかったのに、屋敷内はすごくきれいに保たれていた。

 メイドっぽい奴もいるが、そこかしこに見張り兼用心棒と思われる奴がいる。


 ミステイストがノックをして入った部屋には、いかにも悪そうなことしてる貴族ですけど何か?みたいなやつがいた。

 歳は50を過ぎてる感じで口髭を生やし目つきが悪い。片側の口元に深いしわがあるがどう考えても悪い笑い方っていうのかねぇ、顔が歪んでるんだ。


「オラガ様、お待たせいたしました。無事ギベハルコンを2つ入手することが出来ました」


「おぉ!おぬしは本当に毎度よくやってくれておるのぉ」


「オラガ様が優秀な人材を提供してくださるからでございます」


「報酬は今回もたんまり用意しておいたぞ。あぁ早く奴隷を増やしたいのぉ、すでに素材は手に入れているのだ。あやつを奴隷にするのが楽しみじゃ」


 ゲスな会話をしているこいつらもう捕えていいだろうか。

 しかし抱えているモデアはまだ様子を窺っているようだ。


 目の前に無防備な敵がいるのにまだ動けないなんて。


見に来てくださりありがとうございます!

<(_ _)>


ところで私は10時にアップしてるわけで、10時代のアクセスが増えるのはわかるのですけど、夕方以降見に来てくださっている方々はどうやって見つけてくださったのか謎が深まるばかり。

ブクマ数からみても明らかにたくさんの方の見つけていただいてて嬉しい限りです。

どなたかどこかで宣伝してくださっているのでしょうか?


ありがとうございます。

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●●短編書いてみました。●●
お時間あったら是非どうぞ。

四十肩賢者のダークトランス
……ダークトランスとか厨二感溢れてる気がする。
― 新着の感想 ―
[一言] いつも楽しみに読ませていただいてます。 私が、読み始めたきっかけは、お気に入りユーザーが登録していたため気づけました。
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