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117.市場調査

 茶葉の値段が決まらず欲しくても買うことのできないこの状況を打開する何かいい案と頭を捻っていた。

 お茶だけでもおいしいけど、ご飯と一緒に飲むから値段は何と比較すれば・・・比較・・・。

 そうだ良いことを思いついた。


「市場調査しませんか?」


 これなら家からマァルさんを連れ出す理由になるから、外で待ってるエドナさんに会わせてあげられるいい案だと思う。


「他のお店がどのぐらいの値段で飲み物を出してるか調べて、安すぎず高すぎない値段を調べに行きませんか?もちろん調べた上で高く設定してもありだとも思いますけど」


「それはいいですね!支度してきます!」


 ぱたぱたと自分の部屋に戻りに外出の準備をしに行ったマァルさん。


 仕度が出来上がるまでトゥイさんとおしゃべりを楽しんでいたが、エドナさんとマァルさんがお付き合いをすることになった話を振ってきた。


「タミエさん、マァルに彼女が出来たわけだけど実際どう思う?」


「え、両思いなので良いと思いますけど」


「・・・そう。マァルにはもっと優しい女性がいいと思うんだけど、本人がいいのならあまり口出ししない方がいいかな」


「そうですね、あまり過保護になりすぎても下手をしたら嫌われてしまうかもしれませんからね」


「だよね・・・はぁ」


 納得いってないみたいだけど、何がそんなに気に入らないんだろう。


「トゥイさん的にエドナさんのどの辺が気になるんですか?」


「雰囲気かな・・・なんか冷たい感じがするんだよね。喋り方もそうだし口数少ないし、たぶん人見知りでしょ彼女。周りと仲良くできなさそう。絶対友達少ないよ」


 ごめんなさい・・・絶対トゥイさん本人に言えないけど、それ同族嫌悪じゃないかなって私は思います。

 正直初めてトゥイさんにお会いした日、挨拶もどもってたし口数少ないから恥ずかしがり屋さんなのかなって思ってました。


「でも、マァルさんのこと気にかけて村では一緒に居たみたいですよ。好きになった人には優しいんじゃないでしょうか?」


「だといいけどね・・・」


 今まで見てきたのと少し違う弟想いのトゥイさんは年上だろうけど何だか少し可愛く見えますね。

 支度が出来たマァルさんはウキウキした様子。

 てっきりトゥイさんも来るかと思っていたけど今日は家にいるそうだ。


 マァルさんと玄関を出てから私はきょろきょろとエドナさんを探した。

 エドナさんは通りを曲がった角からひょこっと現れ、マァルさんを驚かせていた。


「マァルさん、エドナさんはこの町に来たばかりなので町案内ついでに市場調査してきてください。私は食べ物屋ではないお店に用がありますので。終わったらそうですね・・・公園に来てください。ゆっくり町を見て来て下さい」


 そう微笑めば、顔を赤くしながらもわかりましたとエドナさんの手を引いて町へくりだしていった。

 ふふふ、空気読みますとも二人のデートの邪魔はしませんよ。

 さぁてマァルさんには用事があると言ったけど実際は特に何の用事もないんですよねぇ、どこで時間潰そうかな。


 とりあえず、いつも前掛けを作ってくれているお店に足を運んでみた。

 なんだかものすごいバタついてる?いつもより人も多い気がする。

 するとお店のおばさまが駆け寄ってきた。


「タミエちゃん丁度よかった、ちょっとこっち来てちょうだい」


 そういって店の奥まで連れていかれ、部屋に入ると、それはそれは沢山の種類のエプロンが置いてあった。そのそれぞれに店の名前と思わしき文字が刺繍されている。


「どうしたんですかこれ」


「タミエちゃんがうちの前掛けエプロン使ってくれてるでしょ?それをみた次の依頼者がねうちに来てくれたのよ」


 エプロン見ただけでこの店ってわかるのかな?って思ったけどそういえば数か月前にエプロンについて聞かれたことがあったかも。


「それでほら前掛けにお店の名前入れたじゃない?あのアイディアが評判良くて次の依頼者も店名入りのエプロンを作ったわけ。そしたらそのお店も今まで以上に繁盛するようになったらしくてね。それが口コミで広がって他の街から依頼がたくさん来るようになったのよ。もう大忙し!」


 それはよかった。儲かっているならいいと思います。

 店名が書いてるユニフォームは元の世界の考えた人がすごいってことですね。


「だからね、はいこれ」


 渡されたのは少し大き目なハンカチだった。そこには多種多様と刺繍がされていた。


「お礼をしたかったんだけど、何がいいかわからなくてこの程度しか用意できなくてごめんなさいね。相談があったらいつでも言ってね。どんなに忙しくてもタミエちゃんの為に時間を作るわ」


「そんなそんな私はそこまで凄いことしてませんよ」


「いいのよ、もらってちょうだい」


 そうして半ば無理やりハンカチを握らされ、お客さんの対応で忙しいからまたねとお店を出ざるをえなかった。


 再びすることがなくなったので、少し早いが公園に向かっている途中で教会の前を通ったらちょうど出てきたオキュイさんと目があった。


「あ、タミィ!どうしたの教会に用でもあるのぉ?」


「いえ、これから公園に向かおうかと思ってこの道を通ってました」


「そうなんだ、私も一緒について行っていい?」


「どうぞ、特に公園で何をするわけでもないんですけど」


 そうしてオキュイさんと二人で公園に向かうことになった。

誤字報告ありがとうございます!!


そして見に来てくださっている皆様にご報告。

私の大好きな絵師様にタミエ、ユウト、マーシェル、ゴザレス、トゥイを描いていただきました!!

で!みてみんに登録してアップロードしようとしたら、ファイルサイズ問題ないはずなのに出来なくて。

活動報告に載せようと思ったのに載せられませんでした( ;∀;)


なのでTwitterにアップしましたのでもし、時間ありましたらTwitterはフォローしなくていいので可愛いタミエたちを見に来ていただけると嬉しいです( *´艸`)


@umanianago

でやっております。

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●●短編書いてみました。●●
お時間あったら是非どうぞ。

四十肩賢者のダークトランス
……ダークトランスとか厨二感溢れてる気がする。
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