スキトオル
アナタが透き通る
向こう側まで見えそう
だけどアナタは見えない
アナタの心を知りたいの
だけどアナタは透き通る
アナタが好き、トオル
向こう側まで行きそう
なのにアナタは止めない
アナタの元に行きたいの
だけどアナタは止めないのね
もう居ないのはわかってる
手を伸ばしても
届かないことくらい
もうずっと前にわかってる
だけど、透き通ったアナタを
ワタシは美しく思った
アナタに会いたかった
もっと話したかった
触れたかった
アナタに会いたくはなかった
その美しさを
汚してしまう
スキトオル、いつまでも
私はずっと
水晶体に
網膜に
細胞に
心に
アナタを焼き付ける