またやった 編
その1
プルルルルル プルルルルル ガチャッ
男「・・・・・・・・」
メリー「・・・・・・・・」
男「・・・・・・(誰だよ・・・・さっさと名前言えよ・・・・・)」
メリー「・・・・・・(なによコイツ・・・・早く『はい、○○です』とか言いなさいよ!)」
男「・・・・・・・」
メリー「・・・・・・・・」
男&メリー『あの・・・』
男「あっ・・・」
メリー「っ・・・・」
その2
プルルルルル プルルルルルル
メリー「私、メリーさん」
相手「あら、奇遇ね。私もメリーさんよ」
メリー「なっ・・・・何ですって!でも、私が本物のメリーよ!」
相手「何言ってるの!私が本物のメリーよ!」
メリー「い・い・え!私が本物のメリー!これは絶対なの!」
相手「今・・・・・・」
メリー「・・・・・・え?」
相手「今、・・・・・・あなたのいる場所の近くにいるわ」
メリー「ちょ、何言ってるのよ!私が本物の・・・」
相手「今、あなたの・・・・・・・う し ろ に い る わ」
メリー「えっ・・・・・うわっ!」
ツーーッ ツーーッ ツーーッ・・・・・・・・
その3
プルルルルル プルルルルル
メリー「私、メリーさん。今、あなたの住んでいる町についたわ」
男「あ、うち宗教とかそう言うのはいいんで。じゃ、おつかれーっす」
メリー「あっ、ちょっ、まちなさっ」
ツーーッ ツーーッ ツーーッ・・・・・・
その4
プルルルルル プルルルルル
所員「はい、消防ですか?救急ですか?」
メリー「えっ?あっ・・・えーーっと・・・・メリーです」
所員「は?」
その4
プルルルルル プルルルルル
メリー「私、メリーさん。今あなたの家のある街にいるの」
男「そんなアバウトな位置情報で大丈夫か?」
メリー「大丈夫だ、問題ない」ハーイ!ナビターイムッ!
男「おい!待て!それはせこいぞ!」
その5
プルルルルル プルルルルル
メリー「メリー、いっきまァーーーーーーーす!!」
男「どこのアムロだ!」
メリー「男、君に恨みはない。だが君の父上が悪いのだよ!」
男「メリー、謀ったなァ!メリーッ!!」
その6
プルルルルル プルルルルル
刑事A「電話です!」
刑事B「犯人からだな・・・・。じゃあ、お願いします」
男「はい・・・分かりました」
刑事B「あ、ちょっと」
男「なるべく時間を稼げ、っておっしゃりたいんでしょう?」
刑事B「・・・・・では、お願いします」
ガチャッ
男「はい・・・・」
メリー「私、メリーさん。今」
男「娘は!?・・・・娘はどこなんです!?ねえ、無事なんですか!?せめて声だけでも聞かせてください!!」
刑事B(おい、逆探してるか?)
刑事A(もちろんっすよ。あとちょっとで居場所が割れます)
メリー「今、あなたの・・・・・」
男「一体何が目的なんですか!?何の恨みがあってこんなことをするんですか!!答えてください!」
刑事A(・・・・出ました!)
刑事B(よし、よくやった。ホシの居場所は?)
刑事A(居場所は・・・・・・!?)
刑事B(どうした?)
刑事A「で・・・・電話の発信源は・・・・」
メリー「あなた達の後ろにいるわ」
刑事A「我々の後ろです!」