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メリーさんと遅めのホワイトデー   編


その1


プルルルルル プルルルルル プルルルルル


男「はい」


メリー「私、メリーさん。今都内にいるの」


男「もう22時過ぎだぞ?こんな時間まで何してたんだ」


メリー「年度末だったり、明日から来る新人君のための準備やらでメチャ忙しくて・・・。また電話するわね」



プルルルルル プルルルルル プルルルルル


男「はい」


メリー「私、メリーさん。今あなたの家から最寄りの駅に着いたわ。迎えに来て頂戴」


男「誰が行くかよ・・・」



プルルルルル プルルルルル プルルルルル


メリー「私、メリーさん。今あなたの後ろにいるの」


男「速ぇよ・・・迎えの必要ねえだろ」


メリー「気分の問題よ」


男「そうかい。・・・で、ほら、これ。やるよ」


メリー「ん、小箱?なにこれ」


男「何って・・・ほら、バレンタインのお返しだよ」


メリー「お?ついに私にデレ始め・・・・・ってこれべっこう飴じゃない!口裂け女じゃないんだからこんなんで喜ぶわけないでしょ!?せめて洋風のにしなさい!!」


男「草」





その2


プルルルル プルルルルル


男「はい」


メリー「さっき言い忘れてたけど、月曜日は午前9時30分までに、必要書類持って弊社受付まで来てね」


男「いやお前の会社行かねぇから!!」


メリー「あと・・・その、さっきは取り乱してごめんなさい。べっこう飴ってつまりはキャンディーよね?あの後調べたんだけど、キャンディーってそういう意味があったのね。ごめんなさい、私、知らなくて・・・。でも、とっても嬉しいわ。これでやっと、あなたの魂と一緒に帰ることが出来る」


男「えっ・・・?(なんか喜んでる・・・。飴ってなんか意味あったの?てか雰囲気やばない?)」


メリー「受け入れてもらえて私、とっても嬉しいわ・・・。すぐに、迎えに行くわね・・・。今あなたの住んでる家の近くよ・・・」



プルルルルル プルルルルル


メリー「今・・・、あなたの家の前に着いたわ・・・」



プルルルルル

メリー「今・・・、あなたの部屋の前・・・」




メリー「今・・・、貴方のうしろにいるわ」


男「・・・・ッ!」


メリー「今・・・はいこれ入社に必要なあなたの書類ね。仕事3日からだから、間違えないようにね」


男「・・・は?」


メリー「ビビった?」


男「・・・泣きそう」



今回のクオリティも低いですね。もう目も当てられないとかそう言うレベルではない。

でもいいんです、これで金取ってる訳でもないし・・・。

はぁー、これから夢にまで見た社会人ですよ。最高に楽しそう。泣ける。


と言うわけでね、次回更新は全人類がマザーコンピューターによって支配される前日当たりを予定しております。それでは皆さん、人類滅亡の日まで、お元気で。


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