メリーさんと2016年末 編
その1
プルルルルル プルルルルル プルルルルル
男「はい」
メリー「わたし、2017年。今、あなたの住む街の近くにいるの」
男「そういうマジで怖い話はやめてくれ」
メリー「そう?たまには趣向を変えてみようと思ったのだけど」
男「リアルな話もう11月終わりとか笑えない」
メリー「私より年末の方が恐れられているなんて悔しい限りね・・・」
その2
プルルルルル プルルルルル プルルルルル
男「はい」
メリー「私、メリーさん。今、カップルやクリスマスソングであふれかえる商店街にいるの」
プルルルル
メリー「私、メリーさん。今、恋人たちが愛をささやきあうクリスマスツリーの近くにいるの」
プルルルルル
メリー「私、メリーさん。今、巷はカップルであふれているというのにも関わらず一人寂しく過ごしているあなたの家の前にいるの」
男「分かった。分かったから、それ以上心の傷をえぐるのはやめよう?な?」
ね。就活も終わり、残すのは卒論のみとなりましたね。
でも考えてみてくださいよ。ほら、来年の四月から労ど・・なんて言ったっけな、とにかくヤバいんすよ。
こう、何て言えばいいのか・・・時間と労力を対価に賃金をいただく形になるらしいっすけど、ホラ。
嫌じゃないっすか?だってほら、それ。ね。
はぁ~・・・次回更新は人類初の火星探査チームが地球に戻ってくる頃を予定しております。
ではみなさん、良い労働ライフを。良い労働なんてないけどね。