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混沌としたメリー 編

その1


プルルルルルルルル プルルルルルルルル プルルルルルルルルル


男「はい」


メリー「私、メリーさん。今あなたの住んでいる町にいるの」



プルルルルルルルル プルルルルルルルル プルルルルル


男「はい」


メリー「今ここに私から電話がこなかったか!?」


男「え?きたけど・・・」


メリー「バカヤロウ!!そいつはルパンだ!!!!私に化けてお前のところにに電話をかけたんだ!そんなことも分からんのか!この図体ばっかりでかくて役立たずのウスノロめ!!」





その2


プルルルルル プルルルルルル プルルルルルル


男「はい」


メリー「あ、お兄ちゃん?なんかさ、駅付いたら雨降ってきちゃったから車で迎えに来てくれる?」


男「・・・・・人違いじゃないの?」


メリー「・・・・・・・//////」




その3


プルルルルルル プルルルルルル プルルルルルル


メリー「こんにちは。メリーですがトムはいますか?」


ボブ「すみません。トムは今外出中でいません」


メリー「何時に帰ってくるか分かりますか?」


ボブ「すいません。わかりません。帰ってきたら電話をするように伝えておきます」


メリー「・・・・・・・・・・・・」





その4


プルルルルルル プルルルルルル プルルルルルル


男「はい」


メリー「私、メリーさん。今あなたの家の近くの公園の近所のスーパーの買い物袋を持ったおばあさんの息子と同じ車を持っている石橋さん宅のすぐ近くの公園から徒歩七分の青い家の前にいるの」


男「ちょwwwww何処wwwwww」


メリー「分かりやすく言えばあなたの家の前よ。ま、今はもうあなたの後ろだけどね」




その5


プルルルルルル プルルルルルル プルルルルルル


女「はい」


メリー「私、メリーさん。今あなたの家の近くにいるの」



プルルルルル プルルルルル プルルルルル


女「・・・はい」


メリー「私、メリーさん。今あなたの家の前にいるの」



プルルルルル プルルルルル プルルルルル


メリー「私、メリーさん。今あなたの家の玄関の中にいるの」



プルルルルル プルルルルル


メリー「私、メリーさん。今あなたのいる部屋の前にいるの」



プルルルルル プル


メリー「私、メリーさん。今・・・」


女「会いたかったよ!!メリーちゃーん!!!」


メリー「うわっ!ちょ・・・何すんのよ!放して!放してったら!」


女「今度はあなたを何処へ置いて行ったりしないわ!さあ、これからずーっと一緒に暮らしましょう!」


メリー「ちょっ!まっ!えっ?や・・・やめっ!」


女「無くさないように大事に大事に保管してあげるからね。さ!行きましょう!!」


メリー「うわぁぁぁぁ!ごめんなさい!放してっ!放してったら!!ほんとに怒るよ!!」




それからしばらくの間、電話のメリーさんは出没しなかった。

なんかもう。


だめっすね。皆様お疲れ様でした。

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