もう訳が分からないよ 編
もう訳が分からないです
その1
プルルルルル プルルルルル プルルルルル
男「はい」
メリー「私、メリーさん。今あなたの家のある国に向かって・・・・・・あっ、そうなんですか?あ、はい、ごめんなさい」ピッ
男「・・・・・・・・・・・」
プルルルルル プルルルルル プルルルルル
男「はい」
メリー「私、メリーさん。今あなたの住んでいる町の最寄の・・・・・ワシントン空港?にいるの。まったく、機内で電話しちゃ駄目なんて誰が決めたのよ!」
男「・・・・確かに。でもお前なかなか馬鹿だな」
その2
プルルルルルル プルルルルル プルルルルル
男「お電話ありがとうございます。理容室のタナカです。今からのご予約ですとだいたい三十分後くらいには大丈夫ですがいかがいたしましょう?」
メリー「あっ、じゃあそれで・・・・・・・・って、何言わせんのよ!」
男「・・・・はいありがとうございます!では、今から三十分後の二時半にお待ちしております」
メリー「えっ?・・・あっ?いや・・・・・・・」
その3
プルルルルルル プルルルルルル プルルルルルル
男「・・・・・・・・」
メリー「わ・た・し、メリーさん。今ね~ぇ、あなたの住んでるゥ~街にィ~・・・・」
男「・・・・・・・」ピッ
その4
プルルルルルルル プルルルルルルル プルルルルルルル
男「はい」
メリー「あっ、うわっ、出ちゃった・・・・・・・どうしよう・・・えっと・・・・・・あの・・・・・・・・・えーっとその・・・・・私・・・あの・・・・メリーさんというか・・・・何というか・・その・・・・あの・・・・えっと・・・・・だからその・・・・あなたの街に・・・・じゃなくて、あなたの住んでる街に・・・・・で・・・・」
男「分かった分かった。俺の住んでいる街にいるんだろ?」
メリー「うん・・・・」
プルルルルルルル プルルルルルルル プルルルルル
男「はい」
メリー「うわっ・・・まただ・・・・・あの・・・・・さっきも電話しましたがその・・・・・私メリーさんです・・・・・・・・とか・・・じゃなくて・・・・・・・」
男「・・・・・・・もうその仕事やめたら?」
なんかもうダメですね。
もう終わりですかね。






