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おかえり  作者: 水妃
6/10

宿題

「シャン、来てくれたんだね」


「ノボル! これ忘れ物よ、あと、宿題は終わった?」


手にはキャンプの時に買ったキーホルダーのお土産があった。

宿題は例の“あなたはこの人生で何をしたい? 何を残したい?”だ。


「シャン、それは君が持っていて欲しい。

いつか再会する時にもらうとするよ。あと、宿題は……」


——日本行きのお客様は——


空港アナウンスが流れた。


「宿題もおあずけだ!」


「ノボルったら!」


「シャン、本当にありがとう。

君との日々は僕の人生の中でとても特別な時間だった」


「私もよ。一緒に過ごせて良かったわ、

あと……これは飛行機の中で読んで」


僕たちはハグをして、そして、手を握った。


僕は温もりを忘れないようにそっと手を離した。


シャンの瞳からは涙がこぼれ落ちていた。


この日に限って、彼女は『遅刻』しなかった。


飛行機が離陸してから

僕はシャンから手渡されていた手紙を開こうかどうか悩んでいた。


どうしても、どうしても開く勇気が出なかった。


でも何かの合図が必要だと思って

シートベルトサインが消えたら開こうと思った。


そして、

いよいよサインが消えた。


手紙を開くとそこにはシャンのいつもの綺麗な字で

沢山のメッセージが書かれていた。


※重要なお話 ☆彡




「面白いかも!」


「続きを読みたい!気になる!」


「早く更新して欲しい!」


「陰ながら応援してるよ!」



と思われた読者様は、

下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして、

応援していただけると嬉しいです!



今後も更新していく力になりますので

是非とも宜しくお願い致します!!




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