帰国
<帰国>
最終テストが無事終わり、結果は合格だった。
修了式にて修了証を授与された。
シャンも合格していたが、そこには彼女の姿は無かった。
フライトのスケジュールの兼ね合いで、
僕はこのまま空港に向かわなければならなかった。
最後に一目シャンに会いたい。
そして、今まで共に過ごせた日々に感謝を伝えたかった。
空港に向かうバスの中で、
どんどん大学の門が小さくなっていくのを一人眺めていた。
いつも当たり前にようにあの門をくぐって通学していた日々が
僕にはもう来ないのだと実感するととても切なく、
日本に帰るのを今すぐ投げ出したい気持ちで一杯だった。
空港に到着し、
僕がカウンターに向かうとさっそく手続きを行った。
カウンターの女性は
もう何回もこの手続きをしているだろう素早い手つきでシステムに何やら入力をしている。
その姿に関心して見ていると、
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「ノボル」
後ろから声が聞こえた。
振り返ると、そこにはシャンがいた。
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