なぁ…人間よ…もぅよせ、働くのは…
私は働きたくない
まごう事なき働きたくない
家で惰眠をむさぼりたい
寝たい時間に寝て、自分が納得のいく時間まで泥のように眠りたい。
というかずっと寝てたい。
そして白馬に乗った王女様(まごう事なき美人)の接吻で「ぅ、ん…ここは…ぃゅ、あなたは?」と目覚めたい。
「…」
目覚めた後はわかるだろ?
「…」
でもはっきり言って、働きたくないのは私が悪いわけではない。
悪いのはこの世の中である。
働いていない時の甘い汁が多量すぎる。
家で注文すれば料理が来、片手クリックの一つで買い物が出来、そして次の日には届き、かと思えば月額千円程度でありえん量の映画・アニメ・ドラマ・バラエティー番組が見れる。
「…」
はっきり言おう
「なんだこれ」
バカかね
「便利が過ぎる」
こんなのお前、何もしなくなるに決まっているだろう。
「どうぞ、日本の皆様、いや、世界中の皆様、ニートになれ。私たちは皆さまが出歩かなくとも、家から出なくとも、満足させられる力を持ってます。さあ!皆さま存分に肥えてください!」
といってるようなものだ。
「肥えたのですね!それは全て食べ物のせい!太ったのであれば、これに乗ってるだけで痩せられます。あぁ…乗るのもめんどくさい…ではこれを腹につけるだけで痩せられます!腹がへっこみます!」
買い物行くのめんどくさい…
「じゃあお家まで届けますよ!ぜひご注文を!」
お尻拭くのなくなりそう…
「ご注文を!」
映画たくさんあるけど見るのない…
「では、他のコンテンツもありますよ!これは月額千円もかかりません!見放題!全部見放題!少しのお金で見放題!」
スマホ見よ…
「無料でできるアプリ!課金は不要!YOUTUBE!テレビではできないこと、見れないものが見られるよ!おっぱと検索するだけで何万のおっぱいがあなたを包む!」
なぁ…人間よ…もぅよせ、働くのは…
ほらどうしたことか?完璧にこの世が悪いではないか!