雪山の不思議っていったら もうあれだろ?
予想してましたよっ
翌日~
しっかり防寒着を着用した一行は、北の山に向かったんだが・・・ 何故か精霊ズも着ている・・
お前たち必要ないだろって突っ込みかけて シルフィーとサタンを見たら お前らもかっ!
まぁ似合ってるからいいか。うん。かわいい感じだなw
移動は、、馬車に乗って行く。寒い場所なんで馬車も雪使用だった。車輪にチェ-ンみたいなの巻いてるんだ。はじめてみたよ。引いてる馬も道産子って言うんだろうか?がっしりした馬だ。競走馬と違って
がっちりしているんだよ。
とにかく北へ向かえば向かう程寒い。時間はかかったが、麓の町まで到着した。思った以上に時間がかかったから 今日は宿をとることにした。シルフィーとサタンも入れる宿だ。宿屋の主人は とてもゆっくりした人で 大人数が泊まることに 喜んではいたんだが 動きはとてもゆっくりしていた。
奥さんは恰幅のいい女性で ご主人とのギャップがすごいw 出された料理は 肉と野菜がふんだんに入ったシチューだ。めちゃくちゃ身体があったまる。食事を終えたところで 噂について尋ねてみた。
すると、ここ数か月の間に 向かう山で不思議な影の目撃が相次いでいるようだ。それに伴い 山の天気も吹雪くことが多くなったと。聞きながら ああ 泉では無かったという気持ちともしかして?っていう気持ちが生まれた。たぶん原因は・・・・
翌日、この日は あれだけ吹雪いていた雪風も収まっていたいたので 徒歩で山に向かう。
やっぱり慣れてないから 歩きにくい。 場所によっては 膝まで埋まってしまうんだ。
精霊たちは飛んでいくからちょっとうらやましい。シルフィーとサタンは雪が初めてだったようではしゃぎまくってたよww もうただの犬と虎じゃないか?あれ
山の中腹にたどり着いたので 休憩の出来る場所を探したんだが、山に登る人のための 山小屋があったのでそこを使わせてもらう事にした。暖炉もあったから 身体を温めることができたよ。オリヴィエの体力を気にしていたんだが いつの間にたくましくなったんだろうか? 疲れた様子も見せずに皆と談笑してたよ。初めて会った頃のお姫様ではなくなったらしい。良い意味で変化したんだなぁと物思いにふけっていると なにやら精霊ズが騒ぎ出した。「ねぇ これって あれだよねぇ?」「うんうん」「まちがいないよ」「きゃっほ-」「んだんだ」「くんくん」「さがそう!」
・・・何名か意味不明だが 何かを感じてるんだろう。一息入れたところで 外に出た。
ふいに 精霊たちがある方向へ向かいだしたので 後を着いて行くと 少し開けた場所に出た。
”うふふ ねぇねぇ” って突然頭に言葉が響いたんだ。
え?! 何だ? って周りを見渡しても 何もいない。突然 キョロキョロしだした俺をみて 嫁たちは不思議そうにしていた。 すると”こっちだよ♪” って聞こえたんで 目をこらして 見てみると・・
ん? 何か居る。 気配を感じて振り向くと そこには真っ白な少女がいた。
「あ-あ みつかっちゃった てへっ」 と可愛らしく言う少女は うん。精霊だね。
「えーと 初めまして。君は誰なんだい?」
「私は ウィル。氷の精霊だよ- あなたはだあれ?」
「おれは シゲル。不思議な噂を聞いて来てみたんだ」
「シゲル シゲルね♪」って言いながら 俺の周りを飛び回る。・・・どうしたらいい?これ?
見かねた精霊ズが ウィルに話しかけた。ノ-ㇺの姿を見たウィルが、「あら ノ-ㇺ久しぶりね♪」
「うんうん おひさしぃ-」って会話をしている。どうやら顔見知りのようだ。
ピコ-ン♪
精霊と契約しました。
・・・え?このタイミングなの?
「うふふふ みんな 一緒だね-」とうれしそうだから まぁいいか。いつもの事だ」。
その時 山の頂上付近が雪崩を起こし 大きな気配が向かってくる。
あぁ これセットのやつや・・・
幸い 雪崩はここまで来なかったが・・「待たせたの!さぁ 我と勝負だ!」
ってまた脳筋竜かよ。面倒だな。 って話ぐらいしろよっ! ブレス吹くなぁ-!!!
ブレスを火と風の障壁が防ぐ。 エアリ-とサラマンドラだ。 「シゲル お仕置きが必要」って
言われたから とりあえず殴っておいた。 ドォォォォン! っていいながら山に吹き飛ぶ竜。
しばらくしたらフラフラした竜が帰ってきた。 「いやぁ 負けた負けた♪」と何故かうれしそうな竜。
「えーと 気が済んだのか?」
「おうっ 俺の負けだ。吹き飛ばされたのはじめてやったわ♪」
なんでうれしそうなんだよ? Mなの? ねぇ?
「俺は 氷竜王 ジャニス。アンタに従うぜ!」
ピコ-ン♪
属性竜の加護を得ました。
はいはい。加護ありがと-。(棒
ジャニスは連れまわせないから 此処にそのままいてもらう。
予想はしていたが これで 精霊が 火・風・土・水・光・闇・雷・氷の8属性全てそろった。
属性竜王もそうだな。 これだけのメンバ-が揃うって事は この世界が危険を感じているんだろう。
避けられない運命があるのかもしれないな。




