表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっさんの天気は 晴れのち...  作者: 早寝早起き
晴れのち異世界
9/181

よし空気になろう なろうだけに

それからどしたの

あの後は 宿に帰って ちょいと呑んだくれたよ あーやっちまったなぁーってなもんで...


〜太鼓亭〜

「あら シゲルさん おはよう!昨日はずいぶん呑んでなかった?」


「おはよう リサさん まぁ色々あってね

で宿泊の延長しときたいんだが」


「まいどありがとうございます♪ いい客だね アンタ」


無事 延長も出来た事だし ギルド顔出す前に少し買い物しておくかな


〜リッツ街中〜


昨日まで何も考えてなかったから カバンくらい持って置かないとヤバいよなぁ

道具屋かな?やっぱり。おっ あの店売ってそうだな テクテク


「じゃまするよっと」


「じゃまするなら 帰りな!」ジト目


「どこの新喜劇だよ! 客だよー買うよー」


ジト目のおばさまの視線を受け流し カバンを物色。おっ これなんかイイなぁ

シンプルに肩から掛けるやつ。ベルトついてるから 移動中固定も出来そう♪


「これください!」


「アンタ見ない顔だね この店初めてかい?」


「先日 この街にきた シゲルっす!よろしく!」


「アタシは、アン。この道具屋の店主さぁ」


「アンさん すね これからも色々買いに来ますよ。でこのカバンなんすけど いくら?」


「銅貨8枚ってとこだけど 初めての客だしね 今日は 銅貨5枚でいいよ。」


「助かります!また来ますよ♪」


アンさん いい人だな(単純

その後もテキトーに街中で散策からの

買い食いでそろそろ昼過ぎか...

あー行きたくない...↓


〜冒険者ギルド〜


「こんにちは エルザさん。ギルド長に今日顔出すように言われたんだが...」


「シゲルさん お待ちしておりました!ギルド長が部屋でお待ちです。案内しますね!」


はいはい 行きますよー あぁエルザさん 後ろ姿も良い。良いったら良いっ!


〜ギルド長部屋〜


「待ってたよ シゲル。こっちはアンタが助けた娘だよ お礼がしたいって言うんで一緒に呼んでおいた」


「ありがとうございました!なんとお礼を申し上げたらいいか 私は デニスって言います

見ての通り 犬の獣人です!」


あー ケモ耳さん 大丈夫だったか! モフモフは正義だな。


「たまたまだったし そんな感謝されても

困るよ。無事でなにより」


「何をおっしゃいますか! あのまま捕まっていたらと思うと... 本当にありがとうございました 。私に出来る事なら何でもします!」



「いやいや たまたまゴブリンの集落みつけて


たまたま潰したら たまたまデニスさんがい


た? ってだけだからさ」


いや 俺じゃないっ マップさんが優秀すぎただけなんだよ? 俺悪くない。


「アンタねえ たまたま集落見つけたのは良いよ。だが たまたま潰すやつ居ないから!あんな数 1人で潰して たまたまはないだろうが!!」ハァハァ


あー ルシール氏 ヒートアップ。俺のちっさいハートは冷え冷えだよー


「...で呼ばれたから 来たんだけど 」


「はぁ↓ 調子狂うわね。デニス 悪いんだけど下行っててくれる? ちょっと聞かれたくない話もあるのよ」


ここでデニスさん退出。


「とりあえず話するわね。昨日あの後 空いてる冒険者に依頼して 件の洞窟見に行かせたわ。集落跡も確認できたし デニスの証言もあったから 事実確認はできたわ。」


「それは良かった。じゃ俺はこれでっ♪」


「ちょっと待ちなさい!じゃ じゃないわよ!! 何しれっと帰ろうとしてるのよ‼︎」ハァハァ


「ちっ 無理かぁ↓ で何なんすか?」


「はぁ↓まぁ良いわ。で今回の件 ギルドとしても感謝してるわ。集落潰そうとしたら相当数の冒険者も用意しなきゃいけなかったし

キングクラスとなると 最低でもAランクパーティ居ないと対処できないもの」


「へえー そーなんだー」(遠い目


「軽いわね! そーなのよ!大事なの!

話戻すわよ! ギルドの職員の査定によると

ゴブリンの数は 200 ゴブリンメイジ10 ゴブリンキングが3。何なのよこの数! この街襲われたら街が滅ぶ規模よっ!」


「えー たまたま見つけただけじゃん 俺 悪くない!」


「そおいう事言っるんじゃないわよ!はぁ↓まぁ良いわ。なんか疲れてきた。今回の報酬は 緊急依頼が発生したとして換算したわ。

金貨200枚。それとギルドのランクもアップさせるから後で受付行きなさいよ」


「へえーい わっかりましたー」棒


〜ギルド受付〜


「シゲルさん お待ちしてました。まずは報酬になります」


あー 俺もうしばらく働かなくてよくない?

食っちゃ寝♪ 夢のニート生活が始まるのか?


「あー シゲルさん 聴いてますかぁ!?

ギルドカードお願いしますね」


「はっ 夢か! す すみません カードっすね

はいコレ」


「では 更新手続き致しますね」ニコニコ


あーあー 笑われちまったよ

おっさん不覚っ↓


「シゲルさん 更新終わりました。すごいですね♪ もうCランクですよ! 昨日初めて依頼でしたよね?」


「へ? 確かDから試験あるんじゃ...」


「私の権限で上げといたわ。アンタが最低ランクじゃ ギルドが困るのよ。ほんとはAランクでも良いんだど?! 街の支部じゃ 特例もきかないのよね」


ギルド長... 声がデカイから... まわり聴こえてんじゃん...


ヒソヒソ 「あのおっさん何者だよ?」

「特に強そうに見えないんだが」

「でもギルド長直々だろ?」


はぁ↓聴こえてますよ? 強そうじゃなくてすみませーん おっさんですからぁ

そっとしといてください!


「じゃ、じゃあ 俺はこれでっ」バタバタ


ダッシュでギルド出た。あの空気ないわ

まぢテンプレやん。


「ま、待ってくださぁーい!」


ん?あれは... デニスさん?


なんかありそうな予感...

俺 空気にはなれないらしい...

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ