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魔人急襲!

とうとう来たよ。

君主の館に到着し 待合室で待っているときに ラ-ヴァにそいえば試練ってなんだったんだ?って聞いたらほんとは 雷竜王が力試しするんだそうだ。俺の場合 戦う意味がないとか。なんで?ってなったんだが・・・・「だってもう人間やめてるでしょ?、あなたに誰が勝てるの?」とか真顔で言うんだよ。

だから人間やめてないって!ただ種族がおっさん(にんげん?)ってなってるだけだよ? ?はまだ大丈夫って意味だと思ってるから!!はぁはぁ


それから~ 君主に面会した。


「ようこそ ジョワンナ公国へ。私が君主のヴァ-ツラム・ジョワンナだ。会えてうれしいよ」


「私が この国に召喚されました アオイ・カンザキです」


ジャワンナ公と一緒に勇者も同席だ。見た感じ黒髪ポニ-テ-ルさんだな。


「初めまして ジョワンナ公。私はアレフガルド王国 国王シゲル・アレフガルドです。勇者殿にもお会いできて光栄です。」


「アレフガルド王よ。そなたはあの南の大陸から来られたとか。よければ後で色々聞きたい」


「はい大丈夫ですよ。やはり珍しいみたいですね」


「こちらの大陸からたどり着いた者は居ないからな。」


なんて会話のあと 冥界神絡みの案件の話とスチュワ-ト王国の件を伝えた。ジョワンナ公国でも邪気案件はあったらしい。その都度 勇者が対処していたようだ。それなら安心だな。とりあえず魔道具の提供はお願いしたいとの申し出があったから それは準備することにした。勇者が なにかしゃべりたそうにしていたので ジョワンナ公と話が終わった後で時間を取ることにした。


その日の夕方~

ジョワンナ公の計らいで こちらの部屋を貸してもらう事になった。こちらとしても 宿をとるとなると


人数的にどうかな?って思っていたので 甘えておいた。


コンコン・・・ 勇者がやってきました。


「すみません 時間を取らせてしまって。失礼ですが 日本の方ですよね? お名前とお顔を拝見して


絶対そうだと思って・・・・」


「はい。隠しても仕方ないので。ここにもう一人いますよ。っと勇者ちゃんも紹介しておく。」


そしたらびっくりだ。どうも勇者ちゃんが勤めていた高校の生徒だった。おいっ なんで気が付かないんだよw って勇者ちゃんに突っ込んだら 教えている学年が違うらしい。納得。


そこでこれまでの事をお互いに話をした。アオイちゃんは、高校2年生で剣道部だったんだって。部活の練習が終わって下校途中に召喚されたってさ。もうそれただの誘拐じゃん? アオイちゃんも初めは動揺して部屋にこもってたらしいが 数日して夢にミネルヴァ様が出てきて 今回の召喚について説明があったんだって。普通 この世界来る前にするよね? 俺も神様に会わなかったら 理解するのに時間かかったと思うわ。ツインテ女神仕事しろw


その後は 寂しかったのか 俺達の部屋で 嫁たちや勇者ちゃんとお話してたよ。うん。女の子は笑ってないとね。


そして 翌日 とりあえず観光だ!って張り切ってたんだが 突然の報告があった・・


近くの町で 大規模の爆発があり 死傷者多数発生。 直ちに救援求むって。


嫌な予感しかしない。俺達ももちろん救援の部隊に同行した。 到着したは良いんだが・・・


ダメだ。ほぼ建物は 原型をとどめていない。 ふいに俺の気配察知が反応。出たよ。


この反応は 魔人クラスで間違いない。 生き残った人が 邪気に侵されているようなので そちらは


俺以外のメンバ-に頼んだ。みんなは連れて行けない。あれは マジにやばい。アオイちゃんもダメだ。


彼女ではまだ無理だ。 イヤイヤってしてたけど 街の人を頼むって伝えて引き下がらせた。

   

そして 反応の元へ走る・・・・・・


「待っていましたよ。アナタが来るのを。」


「え? 俺の知り合いにアンタみたいな人いないんだが?」


「冗談ですよ。 まぁ今日までの命なんですから 覚悟してくださいね。」


「いや そんな覚悟はもちあわせてない。 でアンタ誰なんだ?」


「聞いても無駄ですが、まぁ いいでしょう。 私は十魔人序列9位 ジュリア-ノ」


「序列9位って言うと グラビティ?の知り合いだな」


「あんな人間に負ける魔人とは違いますよ? おしゃべりもこの辺でいいでしょう」


このジュリア-ノという魔人 見た目はハ-ピ-に近い 手が翼になってて 腰から下は鳥っぽい。

ハ-ピ-みたいな愛嬌は全くないがな。


でおもむろに飛んだと思ったら上から両足の一撃が来た。避けずに受け止めると・・重い。受け止めたのは良いが 足元が膝まで土に埋まったよ。どおいう力なんだよ。腹が立って足つかんでほおり投げた。

まぁ飛べるから意味はないが。 すぐさま 風属性の エア・スラッシュを放ちつつ 体制を整える。


今度は 魔人の魔法だ。オイオイ 俺事この辺り消滅されるつもりかよ? 極大の竜巻が俺に向かってくる。街にこれ以上被害が出ないように結界を展開 魔法自体を切り裂いた。


今度はこっちからだ 雷属性が強化されたから 使える 水と雷の複合魔法 サンダ-レインだ!


少しは効き目あったかな?めっちゃにらまれてるし。 「小癪な真似を」って怒りながら 両手の翼を刃に変えて切りかかってくる。 神の短剣ではじきながら こんどは 炎と水の複合魔法 アトミックレインを放ち ついでに 雷上級魔法 ライトニングインパクトも追加する。 爆発する雨と電撃だ。


これは効いたのか 両手がだらりと下がった このチャンスは有効に活用する。瞬時に距離を詰めて

腕を切り落とす。 再生されないように 切り落とした後は 煉獄魔法で焼き尽くす。


叫び声をあげながらも 足蹴りを放ってくる。 もう風圧だけで 吹き飛ばれそうな一撃だ!


避けても追撃が予想されるので 掴みに行きつつその遠心力を利用して地面に叩きつける。 うめき声をあげた魔人に 神聖魔法を放つ ”エタ-ナル・サイレンス”だ。 もう永遠に沈黙してなさい!


許さんぞぉおおおおと 断末魔のあと徐々に消滅していった。 あ-しんどいわ。


ちなみに攻撃受け止めたとき 腕の骨折れるし 足も足首ヒビ入ったんじゃないかこれ。身体はすぐ治せるけど痛いもんは痛い。 戦ってるときはアドレナリン出てるから わかんないんだよ。


とにかく 魔人は退けた。 後は 街の救援どうなってるかな?


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