おれは人間をやめた覚えはない。
神様の俺の扱いがおかしいんだが?
ほっこりとした一日の夜・・・・・・・・・
~白い部屋~
・・はいはい お呼び出しっすね。 で、この状況は何だろうか?
ゆったりと テ-ブルでお茶をしている 眼帯少女とツインテ-ルの少女・・
「何してるのさ 早く座りなよ」とヘファイストス様。 はいではでは
着席と同時に 「アナタがシゲルなの? 普通なのね」ってツインテさん
「えーと この状況は何なのでしょう?」と恐る恐る聞いてみた。
「あぁ 十魔人の一柱を倒したって 話したら顔見てみたいって言うから連れてきたのさ」
「えっと ちなみにどちらさまなんでしょうか?」
「あぁ アタシね。アタシはミネルヴァ。守護の神なんて呼ばれてるわ」
「ミネルヴァ様でしたか。普通って言われても 俺 ただのおっさんなんで あはは」
「ただのおっさんが 十魔人倒せないわよ! 私達でも封印するのがやっとだったんだから!ほんとアイツら忌々しい」
「あはは シゲルって変だよね。もう人間やめてるんじゃない?」
「いやいや 人間はやめてませんよ! シ-ルズ様がおかしいんです!」
「確かに あの爺様 やることがねぇ。でもそれでも 魔人の単独討伐なんて 普通無理よ。
私達が戦った時も 召喚された勇者いたけど 結局一人も生き残れなかった」
「そうだったよねぇ。今回召喚された勇者君たちも みんな集まっても無理だよね」
「でもそれって おかしくないですか? じゃぁ 俺が居なかったら この世界滅んじゃいますよ?」
「いるんだから 結果オ-ライじゃない。 頑張りなさいよ!」
ってええ- めちゃくちゃ責任重大じゃん。おれって 勇者じゃないんですが・・・
「なんで俺がって思ってるでしょ? アンタ。 アンタがへっぽこ勇者君 倒しちゃったんだから あきらめなさい。」
「そそ そいうこと。そいうもんだと思ってあきらめて♪」
と言うだけ言って またも言い逃げされました。 勇者たちがんばって!っていうお話だとおもってたんだけど いつから 俺中心になったんだよ? 神様って怖い・・
それにミネルヴァ様のイメ-ジが! これぞ女神っていう感じの神が出てくると思ってたんだけど?
すっごい丸投げ感しかないよ。
目が覚めたら 幼女の国って 今日は違った。そおいえば精霊ズ 世界樹だったな。代わりに嫁-ズと
もういるのが普通みたいに勇者ちゃんがベットに潜り込んでる。勇者ちゃんの貞操観念を不安に思う。
皆を起こさないように ベットから出た俺は そっと外に出た。ちょっと試したいことがあるんだ。
この世界の問題に対処するのは もう避けられない。それはもうあきらめた。だが、俺は国を治める身だ
何かあったときに 不在のままでは不安でしかたない。 そこで兼ねてから習得するために
隠れて練習してきた 転移魔法を試したい。だって空間魔法使えるんだからさ。
で俺の場合 マップさんがあるから マップで転移したい場所を指定してそこに転移をする。
近場では成功してるからいけるはずだ。
えっと アレフガルド王城に決めて ・・・・ 次の瞬間 目の前の景色が変わっていた。
成功だ!! やったね! って一人喜んでいる俺の目の前で あわわとしているシャナク。
「え?ええ-?! シゲル殿 いつ帰られたのですか!」
「え?今だよ? 」 「そおいう事ではなく! 何なんですかこれは!」
「落ち着いて シャナク。 実は転移してきたんだ。前々から練習してたんだけどね てへ」
「そ、そうなんですか・・ びっくりさせないでください。それと来られるんでしたら連絡してください」
と至極当たり前の事を言われました。すまん。その通りだww
でもこれで 緊急の対応はできるな。ただやっぱり一度行ったことのある場所以外は無理らしい。
マップが無い場所には移動できないのと何人連れていけるのかは これから試してみないとな。
溜まってた書類を処理しつつ あらかた終わったところで、シャナクに一声かけて リザイン王国へ戻った。
あちゃ- みんなに探し回られてたみたい・・・・ 怒られたww
でみんなにあやまって 転移魔法の事伝えたら 試してみたいと言われたんで やってみることにした。
失敗した怖いから この大陸にして 行きやすいガ-ランドに転移。 うん 全員一斉に連れて行ってみたけど 成功した。こっちでもウルルカの母上 マリ-国王にびっくりされたよ。
特に何も考えずに使っていたけど 転移魔法って伝説級なんだって。 言われてみたらそんなん普通に
使えたら 大陸間移動みんなしてるもんな。うっかりしてたw ウルルカの里帰りも出来たし勘弁してください。
一息ついてリザインに戻る。帰ったら精霊ズと神獣コンビが待ってて また怒られた・・・
いきなり俺達の存在が遠くなっからびっくりして飛んで来たらしい。ええ-でも朝 アレフガルド行ってるとき 騒いでなかったじゃないかというと 俺一人ならあり得るとか。
解せぬ。




