そいつは突然やってきた
敵だよ 敵!
さてミッドシップ商国に向かって出港したわけだが、ただいま船内で入浴中だ。もうね あきらめた。
ひとりでゆっくり入ろうと頑張ってみたものの 突撃隊がたくさんいるもんでね。がしかし・・
一緒になって 勇者ちゃんまで来ちゃだめだ。というか 君はホントに教師だったんだろうかと疑うよ?
この状態が船に乗ってる間続くんだから 何か新しい世界に目覚めそうだよ とほほ。
で商国の港に到着した。 ここの港は やっぱりというか 船の数がめっちゃ多い。色々な場所からひっきりなしに船が到着してるんだよ。活気がすごい!
此処の検問は身分照会だけだから 親書みせて 入国した。 とりあえず挨拶しておこうかと思い
商人協会に出向いた。 受付でしばし待たされた後、応接室に通された。
「いや-よく来られましたね 私は ここの代表の一人エドモンドと申します」
「同じく 代表の一人 ナタ-シャよ よろしく。」
「私は ㇺ-ランだ。よろしくな!」
「最後は 私かな? レイモンドだ よろしく頼む」
「ご丁寧にどうも プロミネンス大陸のアレフガルド王国 国王のシゲル・アレフガルドです。」
紹介のあった 四つの商会が、この国の代表らしい。
「なんと あの大陸の国王であられましたか。私どもの船では あちらの大陸にはたどり着けません。
是非ともお話をお聞かせください」
とめちゃくちゃ前のめりになった4人に質問攻めされたよ・・しばし 大陸の話に花を咲かせ
やっと本題の冥界神に係わる事案について話をした。 この国では 各商会が人員を出して警備を行っているらしいが、なかなか対処が難しく困っているようだ。そこで 商談だ。 例の魔道具を引き合いに出して 提供する代わりに 情報収集をお願いした。これには 4人とも反対もなく すぐに話はまとまった。
それと、今後 こちらの大陸との取引もうちの国を経由して行う事でも話はまとめた。 どうやって
物資を運ぶかについては 秘匿事項とした。 やり方は色々考えている。簡単なのは 転移門なんだが
おおっぴらにやってしまうと防犯上よくない。 ヴァヴェルやリヴァイアサンに頼むこともできるんだが、属性竜を輸送で使うとか 相手がびっくりするだろうなwww
一通りの話が終わったところで 街に出てみた。 驚くほど人の流れがある。もうね 市場なんか
威勢のいい声が響き渡ってるよ。朝市なんかもあるみたいだから 明日行ってみようかな。
食事も目に付いたところに入ってみたんだが、海も近いから新鮮な海鮮料理がうまかった。
うちのメンバ-も喜んでたが 勇者ちゃんが 泣きながら魚食べてた。 なんか王国に居る間は
ほとんど外でご飯とか食べれなかったみたい。過保護なのも考え物だね。でも泣かないで・・
絵面がさ 悪いんだ。
お腹もいっぱいになって 紹介された宿屋に入った。王族も泊まるようなちょっと高級なとこだったよ。
従業員も洗練されてて 流石は商人の街って感じだ。
一息ついて寛いでいたら 係の人が飛んできた。騒ぎがあったらしい。うん 出動だ。
ここでも案件発生だが もう手慣れたもので サクサク対処していく。手分けして対処してるから
さほど時間もかからず終わるだろう。 レインが張り切って両手に魔道具持ってるし、オリヴィエも
クルクル回転させながらぶん殴ってる。必殺シリーズみたいだあねw
魔法少女は居るわ 仕事人は居るわ 舞うように飛ぶ獣人は居るわ 何の集団なんだか・・・
あらかた対処が終わった頃 街の中心部で轟音が鳴り響いた・・・ モクモクと上がる噴煙
!?っ あかん 俺の気配察知にヤバい奴反応してる。一気に加速しながら現場へ向かう。
・・・・なんだありゃ 魔物? 恐竜人っていう言葉がマッチするような奴が暴れている。
手あたり次第 辺りの建物を破壊してやがる。 一瞬で距離を詰め横殴りに吹っ飛ばす。ここでは
人に被害が出る できれば広い場所へ!!
「いてて なんだ?貴様!! 」
へぇ- 効いてないみたいだな また魔人か?
「通りすがりの正義の味方で-ス!」
「やかましい! 俺様を誰だと思っている!」
「え?知りませんが?」
「死ぬ前に教えてやる 俺は 冥界十魔人が一人 グラビティだ」
十魔人って また新しいの来たよ。という事は 上級魔人だな。 しまったな街中でデカい魔法も使えないし・・・
「冥界十魔人って事は アンタ以外に9人いるってことかな?」
「そうだ 俺より強い魔人が9人いる。人間ごときに俺様が出てくることになるとは思わなかったがな」
へぇ- こいつでも一番弱いとか・・属性竜より強いんだけど?さて 仕方ないか・・
とりあえず神気を纏いつつ殴りかかる。ドぉ-ン! あちゃやっぱり受け止めやがる
「なかなかやるじゃないか♪」と尻尾を振り回してくる。避けるより捕まえてと、尻尾を受け止め
上空に投げる。 投げるついでに 煉獄魔法を放つ ”ヘル・インフェルノ”
当たったけどダメ-ジは・・・・ないか↓
「ガハハハ 面白い!面白いぞ貴様ぁ!」 とブレスが来る! とっさに障壁を展開して受け止める
街中でブレスとかぶっ放すなよな! ちょっと切れた俺が 神剣で切りかかる 避けようと動いた尻尾を切り落とし 傷口に 電撃だ! ”ライトニング・インパクト” これは効果があった。いちいち再生させてたらキリがないからな。
「貴様ぁ よくもやってくれたなぁ」と 今度は手の爪を巨大化させて切りかかってくる!
ここは畳みかける。 防御すると同時に腕をへし折り そのまま引きちぎる。腕も再生させない
”デモン・フレイム” そのまま足も切り落とし ここだ!神聖魔法 ”エタ-ナル・サイレンス”
ギィヤァアアア という叫び声を残し 消滅した。 手強いというか普通に強いな魔人。
流石に おっさんも疲れたよ。 戦いが終わると同時に人々の歓声と 幼女ダイブがやって来た。
うんうんわかったから 頭から突っ込んでこないでぇ おじさんも痛いからwww
幼女たちを宥めながら思う。 魔人か・・ ほんと厄介だな。




