初めての依頼
よし 仕事だっ 社畜だっ
異世界に来て早3日...
今日から社畜! いやいや 冒険者だったわ
「おはよー エルザさん この薬草採取は受付通すの?」
昨日の登録してくれた美人受付嬢はエルザさんと言うらしい。
「いえ 薬草採取は常時依頼ですから現物持ってカウンターまで来ていただければいいですよ」
「そっすか 了解。 初依頼行ってきます!」
門番「おはようございます 無事登録できましたか?」
「はい お陰様で。これでいいっすか?」
門番「はい。確認いたしました。では仮の許可証をご返却頂いて 銀貨1枚お返しします」
「ほいほい。では 依頼行ってきます!」
門番「行ってらっしゃい」
ええっと 薬草ってこの辺でだったよな。
まぁ鑑定使えば間違いないだろ。 ん あったあった えと 根は抜かないんだったな
ふんっ と空間収納便利だわー
ガサッ ... 「ギャアー」...
はぁ↓ 出たよ 出た出た
テンプレ発車! ゴブさん来ました
あるー日♪ 森の中 ♪ゴブさんに ♪ であぁった! ゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブ ってえー待て待て待て どんだけ出てくんねーん!!
なんか毛色の違うゴブさんおるやん...
あれか テンプレのキングさんとか?
あかんねん 目立つやん ちきしょー!
.... はい サクサクサク 討伐証明は 右耳やな。キングは魔石もありっと。はぁ↓
これ このままじゃ アンデットとかなるんやろなぁ
「ファイヤー!」ってあっぶな 周りも燃えてまうやん! 水水水!!
後はマップさん出番ですよー 薬草はっと。
これな。結構 採れた。さぁ 帰ろ♪
あれ? これは....マップさん...
優秀なのは ありがたいんだが この斑点は
ゴブの集落? はあ↓ 見過ごせないよなぁ
こおいう時の社畜魂。まだ昼前やし 日が暮れるまでに ぶっ潰すか...
ほいほい偵察ー うん 洞窟はっけん。
あれね。わかったよ いきゃあ いいんだろ?いきゃあ。
「ヒャッハー!!!」 ゴブが紙のようだ
どっち向いてもゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブゴブ... あっぶな
魔法使うやつおるやん ゴブメイジってやつか! 「きかん。きかぬのだよ」某世紀末風。 はい 洞窟入りまーす。
滅してやるわー!!!
あれ? ゴブじゃない あー 捕まったやつかぁ。 「おいっ 大丈夫か?」
気を失っているようだ...
ま とりあえず ゴブは一匹残らず狩るっ!
キング2匹いたよ。もうどーにでもしてくれよ↓ はい。終わり。
捕まってた 子 。 どおやらまだ何もされてなかったようだな。俺 グッジョブだったyo! ちなみに ケモ耳さんだった。
残骸は1匹残らずファイヤーしたし この子とりあえずギルド連れてくか。
〜冒険者ギルド〜
「エルザさん ちょっといいか?」
「はい。どうしました?シゲルさん」
「実は薬草採取中にゴブリンに出逢いまして カクカクしかじーか」
「シゲルさん すぐにギルド長に確認しますのでそのままお待ちください」
あぁ やっぱり.. この展開はあかんやーつ
「シゲルさん どうぞギルド長の部屋まで
お願いします」
「ファイナルアンサー?」ははは
〜ギルド長部屋〜
「報告は聞いた 私がリッツ支部ギルド長
ルシールよ。シゲルといったかしら?」
「はい。報告どおり ゴブリンの集落と思われる場所を発見し 囚われていた女性を連れ帰りました」
「シゲル 失礼だけど 先日登録したFランクよね? 何か 証拠になるようなものあるのかしら?」
「討伐証明の部位と魔石があります」
「見たところ マジックバックも持ってないようだけど?」
「ギルド長 これは 口外して欲しくないんですが... 俺は空間収納を持っています」
「....は? 空間収納って 国の宮廷魔道士ですら持ってないわよ?」
「はぁ↓ だから 内緒にして欲しいんですよ。俺は目立ちたくないんです」
「ここじゃあれだから とりあえず倉庫に行きましょう。そこで出してくれる?査定もしなきゃだしね」
「仕方ありませんね」
〜ギルド倉庫〜
「では.....」ドサドサドサ.........
「え?何? 一体どれだけいたのよ!
とりあえず ギルド職員総出で鑑定するわ
シゲル悪いんだけど 明日 昼からまた顔出してくれる?」
「はい...」
そしてスローなライフは どっかに消えましたとさ。(泣