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だいたいトラブルは向こうからやってくる。それに巻き込まれるのがなろうだよね?

ゆっくりまったりは一向にできないようだ

レインのおかげですっかり馴染んでしまったここクリザイヤ魔皇国。真祖の旦那?って事もあり


俺への対応も他国の王様ってだけじゃなくて かなり特別扱いだ。ちなみにメイドさんは、幼女ではなかったよ。(ここは重要だw) 


でこの国の特徴なんだが、簡単に言えば 普通。そう、普通なんだ。


何も考えないで出歩けば 特別びっくりすることもない。何も考えなければ・・・・・・


って無理だから!! 何気に入ったお店の店員さんの片目が垂れてきたり、暗闇から目だけ光ってて


出てきたら骨とかスリラ-以外の何物でもないわっ!! リアルお化け屋敷じゃないかっ!!!!!


はぁはぁ・・・・・・・とまぁそおいう訳なんだ。心配していたしゃべらない魔族はいない。


というか 魔物は街には入らないそうだ。それを聞いて初めて安心したよ。


しかし 何日か過ごせば馴れちゃうもので びっくりすることも徐々に減ってきた。


今 アレフガルドにいる骨っ子みたいなスケルトンな人たちも大勢いるよ。ぜひ 骨っ子も連れてきてあげたい。まぁ 奴は色々な意味で心配だが・・・。


で、こおいう国だから信仰してる神は?って聞いてみたんだ。そしたら 神々の父とも呼ばれる クロノス神を信仰していた。冥界神じゃなかったことにホットすると同時に、人間らしさを感じた。

人間見たじゃないんだなぁ。


北と南で離れてはいるが、亜人の国ともっとも交流があるのも此処 クリザイヤらしい。

そういえば、うちの国も亜人と魔族が共存してたもんね。


気になっていた産業なんだが、やはりこの国でも鉱石の発掘量が多いらしい。ただ、鉄とかよりも魔鉱石と呼ばれる魔力を含んだ鉱石が主流で、別名 属性石とも呼ばれるらしい。 リッツでも使用してた

火の魔石みたいなもんで 魔物からポップするんじゃなくて採掘される違いって事だな。


獣王国もそうだが、我が国との交流でお互いに発展できるんじゃないかな?と思う。


食事に関しても 他国と交流があるので 普通に人間種が食べられるものがあるし、どうしても血が必要な人たちの為に献血して結晶化した血を販売しているところもあった。これは良いことだと思う。


一つ嫌な情報も耳に入った。最近 この大陸で見慣れない人間(人間種に限らない)が見かけられるようになった。旅行者に見えなくもないが、必ずその周りで争いごとが起こるようだ。各国で情報共有しているようなので 俺たちがでしゃばることはないが、念のため ガ-ランドとクリザイヤには、邪神絡みの情報は伝えておいた。こっちの大陸でも同じ可能性があるからね。


聞くの忘れてたが、 勇者ってこの大陸いるのかな?って聞いてみたんだ。そしたら オ-クランド王国で召喚されてるらしい。どうも女の子?って言われているが、まだ公には顔を見せて無いようだ。召喚目的は、神殿から神のお告げがあって召喚されたって事だけしかわかっていない。どの神様のお告げかわからんが、この大陸に居る間に会うこともあるのかな?まぁ積極的に関わるつもりもないが。

絶対 めんどくさいからな。経験済みだしww


それを聞いて ふと クロノス神の神殿に足が向いたんだ。何かに吸い寄せられるかの用に・・・


神殿に着き 祈りを捧げようとしたら、はい。 白い部屋で-ス。


キョロキョロと周りを見渡してみたら なんか眼帯つけた女の子が居た。・・・・誰やろ?


このパターンは、俺が初めにほしかったや-つだよ?なんて思ってたら


”よく 来たな 俺は ヘファイストスってんだ。よろしくなっ!”


え?ここクロノス神の神殿だよねぇ?


”あはは 親父は出て来ないよ?もう隠居してるからさ”


もしかして思考を読まれてます? 


”神の世界だからここ そんな事より 座りなよ”


いつの間にか 目の前に テ-ブルと椅子が・・


遠慮なく座らせてもらった。「ヘファイストス様でよかったですかね? 今日は何用ですか?」


「ふふふ 驚きもしないんだなぁ 君は。 シ-ルズに聞いてた通り面白いw」


「もう今更ですよ。神様には色々巻き込まれてますから・・」


「そうかそうか 私の用事もお願い事なんだ。 頼むシゲル。この大陸を救ってくれ!」


「・・・? え-と まず何から聞いたらいいですか? また壮大なお願いですね?」


「うん言葉の通りなんだ。この大陸に冥界神の力が働こうとしている。あ奴の力が働くとまた争いが


起きてしまう。起こることを防げればよいのだが それが出来なくても何とかしたいんだ」


「冥界神クトニウスが何かを起こすって事ですか? 俺の力が及ぶ範囲は対応しますよ。ただこの大陸全体をカバ-とか無理っすよ? そおいえば 勇者召喚されてるんじゃないですか?」


「ふむ それなりに情報持ってるようで助かる。 その通りあ奴の負の力は 皆を狂わせる。邪気に当てられた人々が争いを生むんだ。 勇者は まだとてもじゃないが 負の力には対処できない」


あちゃ- じゃあ目撃されてるって奴らだよな? ここは注意しておくか。 勇者って奴は なんでこんなに使えないんだよ? 肝心な時に仕えないとかもう勇者じゃないやん↓


「なるほど。わかりました。力の及ぶ限り 対処しておきます。」


「そうか!助かる。よし そなたにも私の加護を与えておこう! では よろしくな!」


って言い逃げされました。どうやらこの大陸は ヘファイストス神が管理しているようだ。


さてさて 巻き込まれることは決定事項のようだ。まずは、情報収集からだな。・・・・・


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