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魔国改め・・・

王国始動です

無事に結婚式も終わり、少しゆっくりしようかなと考えていたんだが、嫁-ズから


「いつまでも魔国という名前じゃダメ。ちゃんと国の名前考えてね!」


と言われ 今更ながら それもそうだと思い いくつかの候補の中から国名を決めた。


アレフガルド王国。色々な人種の住まう国だから合衆国という線もあったが 王制だからね


というわけで 俺は シゲル・アレフガルド1世だ。


妻は レインリッヒ・アレフガルド (元魔王)


   オリヴィエ・アレフガルド(元ブリ-ズ王国第二王女)


   マリア・アレフガルド(元シ-ルズ教皇国 聖女)


   デニス・アレフガルド(犬獣人)


嫁-ズも気に入ってくれたのは安心した。そして今日 国民に国名の変更の宣言をした


「国民の皆 本日 この国がまた新たに生まれ変わる! 魔国と呼ばれた時代は影の時代だった。


だがこれからは 様々な人種が笑顔で過ごせる国を目指している。新たな国名は・・・・


アレフガルド!! 私 シゲル・アレフガルドがこの国を必ず豊かにする!」



「「「うおおおおおおお 国王様!! 王女様!!! バンザ-イ!アレフガルド!バンザ-イ」」」


そしてブリ-ズリッツ領は、 元アルス領 ギルバ-トの娘 ソフィアを推薦した。


爵位はそのままという訳にはいかないので ソフィア・リッツ女男爵となった。


勿論 これからもできる限りのフォローはするし 王城とリッツ領の転移門はそのまま残した。


さすがに 王としての仕事が多すぎてリッツまでは回らなかったんだよ。


さて 新たな国名になった事で 周辺国へ挨拶がてら訪問することになった。


帝国以外の3国を回る予定なので 馬車を鬼改造した。まずは振動防止。で馬車内は空間を広げて


寛げる広さを確保。中にも転移門も準備してある。ある程度の日程数国を空けるので緊急時


帰る手段も必要だしね。で引く馬なんだが、主に軍馬として使われている ラディアンホ-スと呼ばれる


がっちりした種類を4頭用意した。疲労面はポーション入りエサでカバ-だ。


で準備ができたところで出発だ。


まずは一番馴染みのある


ブリ-ズ王国だ。多少 今更感はあるが これからも何かと協力してもらう国だからね。


ブリ-ズ王城 会議室~


「よく参られた アレフガルド王よ。」


「ブリ-ズ王よ 公の場以外では シゲルでいいですよ。義理の父でもあるのですから」


「ははは そう言ってくれるとありがたい。私たちの間で堅苦しいのもな」


「それで ソフィアの件 ありがとうございました。」


「ああ 確かに少し反対意見は出たが、シゲルの治めていた領だ。今のまま維持するなら


ソフィアほど適任の人物は居ないからな」


「それでも 王のお力がなければ スム-ズにはいかなかったでしょう。」


「まぁまぁ もうよい。そんな事より 早く孫の顔を見せてくれよ?」


「あははは・・・できるだけがんばります。。。」


跡取りかぁ。まだ想像できません。まぁ隣で赤くなってるオリヴィエが可愛いからいいかw


ブリ-ズで一泊した後は、シ-ルズ教皇国へ向かった。帝国との停戦式以来の訪問だ。


聖都 応接間~


「よくおいでになりました。アレフガルド王よ。」


「しばらくぶりです。ステファヌス教皇」


「アレフガルドもどんどん栄えてきた様子。時期を見てうちの神殿も建てさせてもらいたいのだが」


「ええ勿論です。全能の神 シ-ルズ、それに女神 クリシュナを手厚く祀りたいと考えていますから」


「それは シ-ルズ神もお喜びになる事でしょう」


うん 喜んでくれたら良いんだが。あれからまだ出てきて無いんだよね。何してるんだろ神様。


「それはそうと 邪神教の動きは何も無いですか?」


「聖騎士と教徒に情報は集めさせていますが 今のところ目立った動きは報告ありませんね」


「そうですか。なかなか巧妙な奴らですからね。気が付いた時には


内側に潜り込まれている可能性もありますのでお互いに 気を付けましょう」


教皇国も今のところ問題ないな。今日は このまま ここで一泊して 次はフランツ共和国だ。



聖都からフランツ共和国までは 約1週間の道のりだ。襲われてどうにかなる可能性は


ほぼゼロに近いが用心に越したことは無いだろう。 念にため シルフィーとサタンに先行してもらって


フランツ共和国へ向かう。


フランツ共和国は、この世界では初めて見た 王制ではない国だ。


どちらかというと フランスに近い国かな?


現在は ジョエル・ギュスタ-ブ大統領。エレ-ヌ・ジュ-ル首相体制だ。


共和国への道中は 魔物が出たぐらいで問題ない日程通りに到着した。


フランツ共和国 会議場~


「ようこそお越しくださいました アレフガルド王よ。私が 大統領のジョエルです。」


「私は 首相を務めます エレ-ヌです。よろしくお願いします。」


「こちらこそ初めまして。アレフガルド国王 シゲル・アレフガルドです。」


「アレフガルドの隆盛はお聞きしております。今後とも良きお付き合いができることを期待しています」


「それは こちらからもお願いしたいところです。この国について教えてもらえますか?」



でフランツ共和国について聞いた内容がこんな感じだ。過去は王制だった事。王制に不満を持った


人民に王制が倒され、人民による統治が始まった。現在は 外政を大統領が。内政を首相が行うことで


上手く国が回っている。豊かな土地があるので農業の盛んな国で 種に小麦、トウモロコシ?などの


穀物を周辺諸国に輸出することで 利益を得ているようだ。今回の話し合いでは 共和国からは穀物を


アレフガルドからは 主に鉱石、鉄製品を取引することで合意した。


共和国には 大きな湖があり リゾート地としても有名だそうなので 新婚旅行がてら


向かうことになっている。ゆっくり休みたいなぁ・・・

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