忍び寄る悪意
キナ臭いよ?
今回の件では、ブリーズ王国、シールズ教皇国はアントムント帝国に対し抗議文書を送るだけに留めてもらった。中立の立場を
とってもらわないと、矛先が二国へ向いてしまう可能性もあるからだ。ただ両国の見解としては、突然の勇者召喚や侵攻に対して憤りと何故?という疑問を感じているようだ。
そこで 精霊達に帝国を探ってもらう事にした。俺が直接出向いても良いんだが、
反対された。やりすぎるからだと。解せぬw
2日後、今度は総勢5000人の部隊が侵攻してきた。帝国3将軍の1人ロンダーク将軍が率いる部隊だ。
「降伏は求めぬ!魔族共は滅びるがいい!」
はぁ 話できる奴いないんか?
「降伏するつもりは、こちらもない。何故帝国は、魔国の自治を認めない?」
「劣等種に自治などあり得ぬ!貴様は、人間種ではないのか?何故肩入れする?」
「人種なんか関係ないんだよ。生きてる人は皆平等だ。それに俺は王だ。民を守る義務がある。」
「笑止!下等人種に意味などない!魔国の資源は、我々が有効に使ってやる」
ダメだな。話が通じないわ。とりあえずこの数は、お引き取り願おう。
...辺りに雷雲と猛烈な風が吹き荒れる。
「帝国まで吹き飛べ! サンダーサイクロン...」
ピカッ ゴォォォ
「なっなんだこれわぁぁぁ!」
という訳で 全員お引き取りだ。生きていたら後悔してくれ。戦争を仕掛けた事を。
その頃 帝国 執務室〜
「まだ 魔国を落とせんのか!」
とアントムント帝国 ウィリアム王。
「王よ 今回は、将軍が出向いております。良き報告をお待ち下さい」
王が退室した後... 2つの影
「クククッ この調子で、この世界を戦乱に陥れるのだ。全ては邪神様の為に」
「お主も策士よのう。よもやこの国の王も自身が操られておるとは思うまい」
「しかし 魔国の新しい王とは、何者だ?
魔国などすぐに掌握出来るはずだ」
「うむ。ブリーズ王国の領主だという事はわかっておるが、それ以上の情報が出てこぬ」
「ふんっ 邪魔者は排除するまでよ。そういえば勇者はどうなっておる?」
「ふふふ 彼奴はこちらの思うがままよ。
女をあてがってやったら すぐに従順になりおった。隷属の腕輪も喜んでつけよったよ」
「騙されているとも知らずにな。異世界人とは平和なものよな」
魔国 執務室〜
精霊ズからの報告は、こんな内容だった。
邪神絡みかよ。神さま! 勇者ダメダメじゃん! さてさて どうしたもんか。
とりあえず みんなを集めて この話を共有した。
話を聞いたところ、王は洗脳されてない。
前から野心はあったんだろう。
厄介なのは その二人だな。何者だ?
こちらから攻め込むつもりはなかったが、
そうも言ってられない状況だな。
うむ 早急に動くか。
「悪者は、ぶっ飛ばす!」とエアリアル
「城ごと吹き飛ばす?」とウンディーネ
「塵にする?」とサラマンドラ
「ぶっころ!」とノーム
こらこら 物騒な精霊だな おいっ
「で、いつ殺るの?」とレイン
「消滅です!」と聖女
「ひゃっはー ですわ」とオリヴィエ
「瞬殺DETH!」とデニス
おいおい 嫁ーズまで 怖いよ?
殺る気満々とか あかんよ?
と、とにかく一旦解散した。




