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聖都へ

何か臭うよ 何か

なんか おかしい。何が?って言われると

答えられないんだがね。

翌朝、昨日の襲撃の件を考えながら移動する。国から監視が入るとかは、わかる。他国の貴族だしね。ただ 相手が邪教徒だとすると 何処から情報が漏れてるんだろね? あの程度で俺らが やられる事はないが、気分の良い事では ないしな。


色々考え事しながらの 聖都への道中。

信仰の国でも 盗賊?って居るんだね...


「止まれ! 金目の者は、置いてけっ」


大体 15人から20人ぐらいか。盗賊?

身なりの悪い一般人に見えるんだが....


「 みんな とりあえず 殺しは無しだ。聞きたい事があるからな。適当に無力化してくれ!」


そんな訳で、無力化。


「くっ殺せ!...」


はい。リアル くっころ 頂きました!


「いや、とりあえず アンタら本当に盗賊か? そんなんじゃ 直ぐに 討伐されるだろ? 何、俺らは、他国の人間だ。どうせ死ぬ気なら 訳を話してみなよ。」


で事情確認。話された中身はこうだ。

彼らの村では、今年 作物が不作で、国に治める金が出なかった。この国は いわゆるお布施(税金)を多く払う 村、街を優遇して 援助などがあるらしい。 払えない村は、見放される。 ああ 腐ってるよね。


俺が感じてた。神の奇跡って部分が、これだよ。勘違い人間を生み出し 強者が弱者より奪いとる。 本来 国の上に立つ人間は、弱い者にこそ救いの手をださないと。強者に甘く 弱者に厳しい国なんか 俺は願い下げだ。


「なるほどな。 で、稼げないから 奪うってか? 中々 安易な考え方だなお前達。奪われる者の気持ちがわかる人間が 同じ事してどうするよ?」


「し、仕方ないんだ。治める者がないと

病人の治療もできないんだ。このままでは みんな死んでしまう!」


「人の生き死にを仕方ないなんて言葉で済ませる! お前らの信じる神は その程度か。」


「だって 苦しい時に何もしてくれない。神様に祈ってもお腹いっぱいに ならないんだ。 もうどうしたらいいか....」


人間って 普通は こうだよな。俺は 甘いのはわかっているが、 こいつらの村に行く事にした。何ができるかは わからないけどな。


で、にわか盗賊達に村に案内させる。綺麗な街並みの裏側に まるでスラムのような村だ。あぁ こういうカラクリか。

表向きのイメージとは 違うな。


とりあえず 畑の作物やら。色々確認してみる。衛生状態も悪いし 村の防備もなっちゃいない。土に栄養も足りてない。子供なんてガリガリだよ。アカン。見捨てられん。


とりあえず 地下水脈探って 井戸を掘る。

魔法で掘るから一瞬だ。 魔導ポンプで汲み上げる。 それから 下水整備だ。地下で集めて 分解だ。 一時的に簡易の公衆浴場を作って まずは入浴させる。 混浴はダメ!俺もしてないのに!

その間に 彼らの服に クリーンの魔法をかけていく。流石に衣類は用意できん。

食事は、空間収納に腐るほどあるから 後で子供達に腹一杯食べさせてやろう。

村に公衆便所を何箇所か設置し 石鹸をつけて手洗いを徹底させる。病人のために 簡易診療所を建てて 往診する。うん。まぁ栄養が足りてないだけで重い病気は今のところないな。けが人は まとめて 治癒。こんなの奇跡でも何でもない。ただの魔法だ。 今日は 皆でバーベキュー形式で食べる事にした。 お酒はダメだ。急に飲んだら倒れるからな。みんな 楽しそうだ。ちびっ子達も笑顔いっぱいだし。

とりあえずここで一泊して 今後の方針を立てよう。 腐った中枢は、エアリアルに探ってもらう事にした。飛べるし姿消せるし、適任だ。



〜翌日〜


「こんなにもして頂いてありがとうございます。何も返せるものがありませんが....」


「構わないよ。今回は、たまたまだ。アンタらと同じ状況の村は沢山あるだろう

その全てを救えるわけじゃないし、お人好しでもないからな。」


「シゲルさんは お人好しですけどねっ」


「デニス しゃらっぷ!恥ずかしいからw」


とりあえず 当面の食料は倉庫に。作物は、土に魔法で栄養を与えたから 芋類を植えさせてみる。土地の回復にはいいだろう。作物が出来るまでは飢えないだろう。村に頑丈な外壁をこれ見よがしに作ってやった。ちゃんと身を守れるように。最後に手洗いの大切さ。清潔にする事で病気を防げる事を教えた。風呂は気に入ったみたいだから そのまま残した。お湯作る魔導具魔力切れたら自分らでなんとかしろよな。


これ以上出来る事ないし さっさと 聖都へ向かう。引き留められたが、いつまでも居れないしな。


〜その頃 大聖堂 〜


「今年のお布施が減っている。回収率を上げるように!」


「大司教様 今年は不作の所も多く あまり無理に搾取致しますと問題が」


「そんなもの 神に信仰心があれば 差し出すでしょ!」


「かっ かしこまりました」


ちっ あの強欲豚め 何故あんな奴が大司教なんかに....


って事が エアリアルからの念話であったよ。腐ってんな。寄りによって その大司教から招待されてんだけど 俺?

確実になんかありそうだ.....

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