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アルス急襲!

領地の生産チートだったはずなのに...


さぁ 急げ!

うん。もう本気だす。俺は風になるよ。


走りながら念話。獣魔契約便利すぎるだろ。


「シルフィー 状況は?」


「かなりの数の人間が居るのじゃ。魔物がその後を追ってきておる。全員を守るのは厳しいと思うのじゃ」


「そうか ただ出来る限り 人命は守りたい。シルフィー サタン 状況によっては本来の姿に戻っても良い。ただ無理はするな。俺はお前らも大事だ」


「わかったのじゃ 主が来るまで何とか持ちこたえてみる!」


急がないと。飛べたら早いんだろうが すぐには無理だ。練習しときゃ良かったな



それから 3時間。やっとリッツだ。これでもありえない時間だが。うん。リッツの街は、大丈夫だ。避難民も続々ときているが 農場地帯の方に固めてるみたいだな


よし シルフィー達は... 居た!


「シルフィー サタン 待たせたな!良く頑張ってくれた。」


「すまぬ主。やはり姿は変えずには無理だったのじゃ。」


「それはいい。ここまで耐えてくれただけで充分だ。」


さぁ よくもやってくれたな。壊れたもんは 後で直せばいい。消し炭にしてくれる!


「喰らえよ!ヘル・フレア!」


はい。押し寄せる魔物が塵のように減っていく。街道もろとも。


ん?ワイバーンか 居るって言ってたな。

空も一掃させてもらう!


「微塵切りだ!エア・スラッシャー!」


こんな感じで魔物の群れを押し返す。


そのままアルスの街へ向かう。避難民に声をかけ怪我人に治癒魔法をかけながら

とりあえずリッツへ向かうように伝える。


とにかく前へ 1匹も通さない。1人と2匹は魔物を蹂躙していく。後で多くの民に語られる おっさんと神獣の無双劇。


半日かけて アルスの街まで辿りついた。

あかん。街がぼろぼろだ。街の人間も大量に犠牲になっている。すまん。後で丁重に弔うからな。


街中の魔物を手分けして駆逐。2時間程で

大体の魔物は一掃できた。


「何とか 魔物は 駆逐できてるな。アルス卿は どこなんだ?」


とりあえず 領館へ

ダメだ。建物は 全壊。あぁ ここも最後まで抵抗したんだろう。夥しい血の跡が。

アルス卿はいない。屋敷か?あぁ屋敷はまだ建物がらある。


「助けて...」


すぐ行くよ! 襲っている魔物は瞬殺した。まだ息はある助かるぞ。


「ありがとうございます。私は、ギルバート・アルスの娘 ソフィア・アルスと言います。助けて頂いてありがとうございます」


「いいんだ。私は シゲル・リッツ。此度の事を聞いて助太刀にきた。アルス卿は御存命か?」


「父と母は... 私を助ける為に

最後まで戦ってくれました。」


「そうですか↓ 残念です。」


あぁ 残念だ。あの時 魔族を見つけられていたら。だが 後悔は後だ。とにかく今を。今この時を奪わせない!


「シルフィー、サタン この方を守ってくれ!」


どこだ?どこにいる?この災厄の元凶は!


気配察知とマップを最大展開!


...この反応は。居たっ 今度は逃さんぞ!

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