王様がやって来た!
きっと来るぅ
本日 王様がやって来る。街にお触れも出しといたし 歓迎できるはず。大丈夫だよね?うん。
マップさんで確認したら だいたいお昼ぐらいに到着するから 門で出迎えて、領主館でお昼にしてもらおう。お口に合うかわからないが 異世界メニューで勝負w
それから〜
「国王様 ご苦労様です。」
「うむ。出迎えご苦労」
〜領主館〜
「国王様 まずは ひと休みして下さい。」
「うむ。やはり馬車の移動は応える」
「オリヴィエ姫、クリス殿下もこちらでお寛ぎ下さい」
「シゲル様 お久しぶりです/// なかなかお会いできないのできちゃいました」
「お久しぶりです リッツ卿。この街の発展が凄いと聞いて 楽しみにしてたよ」
「オリヴィエ姫 申し訳ありません。かなり忙しくしておりまして。」
「クリス殿下 よろしければ昼食の後に街をご案内致しましょう」
昼食会は それはもう 御三方大満足です。
デザートに アイスクリーム出したら オリヴィエ姫の喰いつきがハンパ無かったw
お付きの方にレシピは渡しといたよ。隠す事もないからね。で落ち着いたところで、街の視察。王族だから結構緊張したけど、何事もなくひと通りの施設を案内出来た。まずは、綺麗な街。王都並の人の流れにビックリしてた。孤児院なんて役人が必死にメモしてたね。魔道具工場に関しては、一部見られたくないところは、隠した。特産品だからね。下水処理に関しては、王都でもやりたいって言ってたな。不衛生が原因の病気多いからね。夕方いっぱいまで周って お付きの役人の方々は 領主館の方へ 。王族方は屋敷に案内し、夕食を共にして 本日は終了。
〜翌朝〜
今日の朝はピザ。朝からでも重くない具材をチョイス。ドリンクにミックスジュースも出してみた。これもかなり好評だったよ。
〜食事後〜
「昨日みた限りでも この街は素晴らしいな リッツ卿」
「お褒め頂き 恐悦至極でございます」
「で、新しい事業についても ギルド本部から聞いた。すぐにでも話を煮詰めよう。やるからには迅速にだ。」
「ありがとうございます。担当者レベルでは、領主館の方で話し合っている事と存じます」
「うむ。それでなリッツ卿。我からもそなたに話があったのだ。 セルフ卿は知っているか?」
「お名前だけは。自領に力を注いでおりますので、アルス卿とはお話しましたが、まだセルフ卿にはご挨拶に伺っておりません。」
「よい。責めておるのではない。実はセルフ卿は高齢でな。跡取りもできなんだから 後継者がおらん。そろそろ引退したいと相談があったのだ。」
「そうなのですね。ではその場合は如何されるのでしょう?」
「通常ならば、廃爵して領地は 国が管理するのだ。ただ領地も国の端、しかも飛び地となると管理もしづらい。そこでだ
リッツ卿。おぬしに セルフ領を任せたい。何、リッツとセルフを統合し、伯爵に陞爵させよう。どうじゃ?」
「過分なご期待に添えるかどうか。今も自領で手一杯でもありますし...」
「何を言うか。手一杯と言いながら国を巻き込む事業をしようと言うのに。よし決めた。リッツとセルフは統合。陞爵も合わせて行う事とする」
いやいや。初めから決めてたんでしょ?
顔がニヤニヤしてますって。この国は拒否権ないのか?民主主義カモーーン!
そうして 今回の視察?は終了した。
後でどうせ呼び出されるから 王都へ王様達の護衛がてら 同行する事にしたよ。
物流事業も始めるしね。アーメン。
王都への道のりは あぁ 道路整備しないとお尻痛いよ?痔になるよ?
道中は、完全にオリビィエ姫にロックオンされてしまった。クリス殿下が申し訳なさそうにしてくれたから まぁ 仕方ない
で王城〜
「よって シゲル・リッツ子爵を伯爵に陞爵する 異議のある者は...」
だからなんで誰もいないんだよ?良いんだよ?テンプレ的には いるでしょ?
ちなみに王城にも水道の魔道具から特産品一式献上しておきました。絶対注文くるから。
そんな訳で伯爵になりました。領地はそのままリッツ領として合併。
謁見の後、国王にオリビィエ姫を娶らないかと話があったがとりあえず保留。まだ強制されなかったから 助かったよ。
王城会議室〜
全ての領地から物流事業の担当者が集められた。今回の趣旨を説明し、各領地のギルドとの打ち合わせをする事に。まあ早くて1ヶ月以内には始められそうだ。しっかり話詰めないと行ったはいいが帰りの便がないとか意味ないからね。通信はギルドの設備を借りる事に。俺が開発しても良いけど 色々落ち着いてからだな。
帰り道〜
うりゃうりゃとリッツまでの街道を整備していく壁も作ろうかと考えたが 何日かかるかわからんから グッとがまん。
結局 10日かけてリッツにたどり着いた↓
ありがとう 空間収納さん。行き当たりバッタリで始めたから食料なかったら詰んでた。
なんか やる事ばっかり増えたなこれ。




